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添い猫  作者: 神崎信


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誤魔化し

街を 行く当てもなく ただ 歩いていた


すれ違う 人の顔を 見てるような 見てないような


同じような 服を着てる人を よく見かけた


目の錯覚か みんな同じに 見えてくる


個性って 何だっけ? どんな風だっけ


人と同じは 嫌なのに 右にならえで 生きている


ルール ルールで縛られて 杓子定規で日が暮れる


ほんとの 自分は何処に行ったの


もはや ほんとの 自分を 思い出せない


毎日 毎日 おんなじ こと の 繰り返し


そんなもんさ と 分かったフリで 愛想笑い


ふとした瞬間に 人の優しさに 触れて 思いがけず

ひと筋の 涙が流れていく


誤魔化しながら 今日も 明日も 歩いて行く











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