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添い猫  作者: 神崎信


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112/214

我はボス猫

俺は ボス猫 

今夜も 縄張りの見廻りをしている

俺は人間と違って子分を従えたりはしない

見廻りをする時も いつも 一匹さ

俺の縄張りで 勝手な事をしてもらっちゃぁ困る

俺の流儀に反する奴等は どうなるか わかるよな?

俺の顔や 体にある無数の傷が 全てを物語っている


だが安心しろ 俺は人間様とは違う 何かトラブルが

起こった時 集団でイジメたりなんかしない

それは俺の美学に反する

相手が例え 数を揃えて俺と敵対して来たとしても

俺は いつだって 一匹で 立ち向かって行くぜ

これだけは先に伝えとくが 俺の 拳は 半端ないぜ


けれども 俺は 無闇矢鱈に 争ったりはしない

俺は 他の猫と群れたり 馴れ合ったりはしない

縄張り内の 猫達のことは 嫌いではない

俺のシマ(縄張り)内の猫達が脅威に晒された時には

俺は許さねぇ 猫達の為に体を張って守るぜ


仲間や友達とは違うけど まぁ この辺りのことは

デリケートなことだから これ以上はゴチャゴチャとは言わないでおこうか


我は ボス猫 我が道を往く









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