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添い猫  作者: 神崎信


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109/214

欺瞞

世の中は嘘つきだらけ

嘘つき共が嘘を吐き続けるせいで 街は今日も嘘臭い

地位 金 利権 喉から手が出るほどに欲してる

首尾よく 欺いた奴等が したり顔で万歳三唱

心の中で ニヤリと笑う 食わせ者

お墨付きをもらい 胸に輝くバッジも笑う

メッキが剥がれるまで のらりくらりと猿芝居

また次期が来れば 新たな嘘を吐き続ける


夜 街灯の下

若い男女が互いの腰に手を回し抱きしめ合っている

男の方の 顔だけが こちらから 見て取れる

嘘つき共と同じ顔をしている そう 感じた

今日も 明日も 嘘臭い街並みを尻目に見ながら

ふと 自分の心には 正直が あるのかなと考えたが

すぐに脳裏から消えて 急ぎ足で歩き出した













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