第29話 トレースの強さは神並み?!
今回は戦闘です!結構久しぶりで書いてるこっちも楽しみです!
見た感じNPCは5人戦闘になればこちらが不利だろう
「どうした。早く出て行け。さもなくば殺す」
その言葉に疑問を覚えたティグリスが聞き返すように言葉を返す。
「お前達NPCのルール無視してるのか?」
「ああ、氷河地帯より先はNPCのルールが無効化されるんだよ」
NPCのルールにプレイヤーを殺してはいけないとある。それは明らかにプレイヤーよりNPCの方が強いからである。
「ここまでしてプレイヤーを殺すってことが神の街にプレイヤーを入れたくないらしいな。一体何を考えてるのやら。んでトレースどうするよ」
「ねぇティグリス。あいつらの職業は?」
ひとりは完全に異常な職業だろう。大きな岩を軽々しく持ち投げ飛ばす。本当に職業持ちが羨ましい。
「あー、そうだったな。あの岩投げてくんのが遠隔師。あとは盗賊2人戦士と僧侶だ」
「僧侶は最初に倒しておかないと後々回復されるのがめんどいからね」
ティグリスの職業説明の後にミュリエルが軽く助言してくれる。ただ僧侶と聞いて最初に倒すべきだとすぐに察した。だからどちらかと言えばアビリティやスキルを聞きたかった。
「ねぇミュリエルは3対5で勝てると思う?」
「相手が本当に5人ならね。ただ隠れてる可能性も十分にありえる」
「ここでアウルスを出すのもいいかもな」
アウルスが来てくれれば4対5で少し多かったとしても対処はできる。
少し考えていると岩が無数に飛んでくる。
「早く決断しないなら殺す。プレイヤーごとき瞬殺できる」
「そのプレイヤーごときって言うのやめてくれない?一応神とNPCがいるんだよ?」
「お前ら含めて言ったわけじゃねえよ。片腕の冒険者。お前に言ったんだ」
「ふーんそう。その異名知っててどの口が言うのやら」
少しばかり頭に来たトレースが戦闘態勢になりティグリスとミュリエルに指示する。
「ミュリエルは後衛、ティグリスは私と前衛。指示したら攻撃開始」
「了解」
「わかったよ」
やる気になった三人を見てNPC達も構える
「やっとやる気になったか。瞬殺されないように精々逃げまくれ」
「そのうるさい口を早く縫い合わせたい所だね。先手貰うよ『闇王』」
まずはNPCの視界を奪う。その瞬間トレースとティグリスは僧侶めがけて攻撃する。一発目にティグリスが剣を振るが見えているかのように避ける。だがその避けた位置にトレースはナイフを振り下ろす。
それを盗賊が自分のナイフで受け止める。その瞬間に後ろからもう一人の盗賊が剣でトレースに切りかかる。それに気づいたティグリスは剣で受け止めアビリティで押し勝つ。
体制を崩した盗賊を見てティグリスが叫ぶ
「ミュリエルやれ」
「わかってるよ。『水弾』」
水の弾が盗賊に何十発も飛んでいく。遠隔師は岩を盗賊の前に設置しようとしたがトレースはその岩を真っ二つに切る。
直で水弾を食らった盗賊は死ぬかと思ったが案外余裕そうな感じで生きている。
「こんなもんか」
「神の攻撃を舐めすぎないでね。『水爆破』」
その瞬間盗賊が水の弾を受けたところが破裂しその姿は跡形もなくなった。
「これが神の力だよ。水で触れた相手ならだれでも可能。しかも回数制限はなし」
NPCとは比べ物にならない強さを持っていた。寧ろNPCを瞬殺できるほどの力が神には備わっていた。
「まずは一人か。まぁこんなもんか」
「あれ?降参なら早めに言ってね。すぐに殺してあげるから」
トレースが遠隔師に束王を使うが周りに人が多すぎて成功しない
「やっぱりだめか。なら」
トレースは少し距離をとる
「ティグリスは戦士をミュリエルは僧侶10秒もあれば十分かな」
「随分と無茶言うな」
「できなきゃ死ぬだけだよ」
「だろうなわかってるよ」
ティグリスは目の色を変え戦士に攻撃する。ティグリスは見えない速さで剣を振る。ただ相手もNPCなのでそれに対応して攻撃を防ぐ。
ただそれも時間の問題だった。戦士の上位職である聖騎士相手にいつまでも防御は通じなかった。少し防御が遅れたところを見計らってすぐさま切りつける。攻撃を防げず真っ二つになる。
「こっちは終わったぞ」
「遅い21秒」
ミュリエルを見るとすでに終わていた。
ゆっくりと近づき少し触れて水爆破ですぐに終わった。
「本当にチート性能だな」
「それを言うならトレースにも言ってほしいな」
そういえば先ほどの盗賊の一人の姿がない。ティグリスは一瞬寒気がした。
「トレース盗賊は?」
「指示した後やったけど」
何事もなかったかのように平然な顔をして言う。神より強い存在に見えてティグリスは本気で恐れた。
「それでさっきから動かない遠隔師まさか束王か?」
「よくわかったね。敵が一人なら必ず成功する技だよ」
「本当にチート性能はミュリエルじゃなくトレースだ」
何もできない遠隔師に近づく
「ねぇ、この後どうしてほしい?」
「うるせえ、この悪魔が......」
その言葉を口にした瞬間NPCの頭は吹っ飛んだ。太刀筋が見えないほど素早くナイフで切ったのだ。
「案外弱かったね」
「違うぞ?トレースお前が異常なんだ。誰なんだ?」
「何って冒険者のトレースだけど」
「違う。誰だって聞いてんだ」
「だからトレースだって」
会話が噛み合わない二人を見てミュリエルは悩むそして納得がいく
「ねぇ妖術師さん。トレースはどこ?」
おまけコーナー第10回
作「聞いてください。最初に謝ります。短くてすいません」
テ「急にどうした」
ト「とりあえずお疲れ」
作「作者北海道なんですけど寒いんですよ異常に!」
テ「おう。それで?」
作「それで小説1500文字打ったのに誤作動で全部消えたんですよ?!本当はもっと長かったのに......」
ト「そうか分かった。ストーブつけようか」
作「もう少しでバイトだったんで無意味かなと」
テ「自業自得だな」
作「次回は展開的に面白いはずなので長めにはするつもりです。はい。なので許してください」
ト「確かに終わり的に面白そうだね」
テ「次は多分3000字に戻ると思うぞ」
見ていただきありがとうございます。
まさかの終わり方でしたね......これは次回がすごく楽しみです
そして今回は文字数が少なく申し訳ないです。次回は多くなるよう努力します
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次回投稿は11月23日17時です
次回もお楽しみに!




