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冒険者で異世界を!  作者: Catch262
第2章
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第23話 山岳を超えいよいよ無力地へ

まさかの山岳を超えて無力地へ!?

 風呂を上がり自分の部屋に戻るトレース、その後ろからついてくるミュリエルがいる。

 

 「なんでついてくるの?」

 「なんでって共に神の街へいくんでしょ?」

 「いや、自分の部屋あるんじゃないの?」

 「あるけど一緒の方がいいでしょ」

 「よくない。しかもティグリスいるよ?」 

 「ああ。ティグリスね。ちゃんと合って挨拶しないと」

 

 なぜかテンションの上っているミュリエルを横目に部屋に戻る。

 部屋のドアを開けてティグリスと目が合う。即座にティグリスはドアを閉める。


 「は?」

 

 突然のことで急に声が出てしまった。


 「その後ろにいる奴はなんだ。早く追い返せ」

 「あらあら、久しぶりの再会なのに壁越しは失礼では?」

 「黙れ今すぐ消え失せろ」


 この状況を理解できず悩むトレース


 「ねぇ、いいからドア開けて」

 「断る」

 「あーそうね。わかった」


 呆れたトレースを見てミュリエルが何かを呟く。


 「宴乱えんらん


 するとドアが勝手に開いた。入ってみるとティグリスの姿がなかった。


 「あれ?ティグリスは?」

 「ああ、宴乱のせいだろう。宴乱は相手を混乱状態にするからね」

 「あーそれでどこかにいったのか」

 「まぁあやつもNPCだし時期に帰ってくるだろう」


 とりあえず、待っているとドアからティグリスが入ってきた。


 「あー、トレース、なんでこいつがいるのか教えてくれ」

 「その前に貴方たちの関係を教えてほしいんだけど」

 「昔に一度会ったことあるだけだ」

 「......それだけ?」


 ティグリスを鋭く睨む。すると降参したかのように両手を上げる。


 「トレース最近察しがよくなってきたよな」

 「そりゃどうも、それで?なんなの?」

 「昔一緒に鬼狩りしてたんだよ」

 「神とNPCじゃ余裕そうだね」

 「案外鬼はNPCでも倒すことが困難だし意外と厄介なんだぞ」


 確かにあれを倒すには相当な実力が要りそうだな......まぁ勝ったけど


 「それでこっちの質問だ。なんでこいつがいるんだ」

 「ああ、それはね......」

 「一緒に神の街に行こうかと思って」


 トレースが理由を話そうとすると横からミュリエルが入ってきた。

 

 「何言ってんだ。お前ここの地主だろ」

 「え?」


 キョトンとするトレースの顔を見て知らなかったのかよって顔をするティグリス


 「店はしばらく休暇をもらえばいいしなんなら買い取ってもらってもいいんだよ?」

 「神の所有物を買い取る奴なんて存在してたまるか」

 「まぁ実際大陸が増えてどうやって帰ったらいいかわからないのが現状なの」

 「まぁだと思った」


 神であるミュリエルすら知らない異変であり大陸の増加。一体何を考えているのか。


 「とりあえずそういうわけでこれからよろしくね」

 「いや、いやなんだけど」 

 「もう駄々こねてもついてくるんだから認めな」


 少しいら立ち始めたトレース、少し強めにティグリスに当たる。


 「わかったわかった。ただミュリエルスキル使うのは禁止だ。そして武器も遠距離武器と近距離武器一ずつな」

 「まぁ当たり前のハンデだね」 

 「よーし、じゃあ、3人で神の街まで行きますか」


 行くことを決意したのはいいがまずは山岳を乗り越えその後は第一の難関である無力地。生きて帰る事すらできないのをどうするか。

 晩飯を食べながら無力地の話を出す。


 「どうやったら無力地を攻略できると思う?」

 「あ?トレースならてっきり気づいてるものだと思っていたんだが」

 「え?何が?」

 「ミュリエルのスキルで無力地の効果を受けないようにできるぞ」


 え?何それ。神様って何でもありじゃん


 「でもティグリスさっきスキル使うの禁止って言ったから使う気は一切ないんだけど」

 

 ティグリスの提案をすぐに否定するミュリエル


 「正直ここだけは正規の攻略法がみつからないし一番便利だし使っていいぞ」

 「なんかNPCに指図されるの気に食わないけどまぁいいや」

 

 食事も食べ終わり部屋に戻る


 「じゃあ明日出発でいいか?」

 「うん。ここに長居する気もないしね」

 「じゃあ9時にここを出るからそれまでに準備しておけよ」


 そして次の日3人は竹林の道を抜けて森林に戻る。道は消えどっちらの方向へ向かったらいいかわからない状況。


 「ティグリスどうするの?」

 「なんで俺に聞くんだよ。ミュリエルどっちだ」

 「道具のように扱わないでよね!右」


 怒りつつも正確に道を教えてくれる。ミュリエルの言った通りに進むと道が見えてきた。そしてそのあとは道に迷うことなく森林地帯を抜け出せた。

 そして目の前に現れたのは山岳地帯二回目だ。一回目の時はここで流伽にあったんだっけ。

 道中のことも振り返りつつ山岳を登っていく。前回と違って今回はすぐに頂上に着いた。


 「なんか今回の山岳呆気なくない?」

 「こりゃ他の大陸にも影響が出たって感じか。多くなった分ほかの難易度が下がってる感じだ」


 それで森林も道がしっかりあったのか


 「まぁ楽に越したことはない。先進むぞ」

 

 山岳を超えるのには1か月の予定が2週間ほどで終わってしまった。

 そして目の前には難関と言われる無力地があった。


 「さーて、一番大変なところが一番楽になるな」

 

 ティグリスが笑いながら言う。


 「本当にいいのかな?」

 「気にしなくていいよ。実際ここを普通に突破できるのは神かNPCしか無理だし」


 ミュリエルがそう言うとトレースの前に立ち詠唱を始める。


 「水煙の加護!」


 すると周りに壁のようなものができた。


 「これで安心して進めるようになったよ。まぁ時間制限があるからちょっと急ぎ目だけどね」

 「神ってのは便利でいいな」

 「だから道具じゃないよ」


 まさか一番悩んでいた無力地をこうも簡単に移動できるとは思っていなくて唖然としていた。


 「どうしたの?ほら行くよ!」


 後ろからミュリエルに押されて我に返る。


 「ここから一か月なら案外余裕だな」

 「無力の街に寄っていく?」

 「へ~無力地にも街があるんだ」

 「一応ね。武器や食材を買えるようになってるし寄っていこうか」

 「ちなみにどこら辺にあるんだ?」

 「無力地の終盤」

 

 かなり遠いことを理解しならがもゆっくりと歩いて無力地の突破を目指した。

 そして次からは未開の土地。氷河地帯。説明では滑りやすくと書いてあったがどうなのだろうか。

 正直楽しみと不安が入り混じるが、この2人となら大丈夫か



 おまけコーナー第3回

 ミ「いえーい!今回から参加だ~!」

 作「わお、神がおまけコーナーにいるよ」

 テ「なんか嫌だな。なんで呼んだの」

 ト「まぁ人数が多いほど楽しいでしょ」

 テ「そういう問題じゃない気がする」

 作「そうだぞ......まとめるの大変なんだからな」

 ミ「なに?帰った方がいいの?」

 作「いや、今回は居ていいけど次からは二人ずつにしようか」

 ト「実際一人増えたぐらいで音を上げるのはどうかと思うけどね」

 テ「まぁそれには同感だ」

 作「ほんとこいつら嫌いだわ」

 テ「それで話題は?」

 作「あー今回はミュリエルがおまけコーナーに参加するよって言う雑談」

 ト「雑談でも何でもないような気がするけど」

 ミ「ただ純粋にネタが無かっただけでしょ」

 作「わかってても言わないで......」



 

見ていただきありがとうございます。


 まさか無力地がこうも簡単に突破できるとは......


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

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 次回投稿は10月5日17時です   

 次回もお楽しみに!

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