↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
祓魔師一家  作者: れもん
3章.学生篇
PR
30/30

青龍、夜の女子会。

 体育祭練習1日目の夜。

 私たち、学園の2年生は女子会•男子会が開催されていた。

 女子会は私とシオンの部屋で、男子会は玄武と朱雀の部屋が会場。

 明日は休みだから夜が更けるまで話して、朝方から寝るの。

 芹澤先生に渋られたけど、任務が終わったばかりということで特別に許可してもらった。

「お邪魔します、青龍」

「お邪魔するね、青龍ちゃん」

 私が3人分のお菓子と飲み物を準備していると、朱雀とヤタちゃんが来た。

 朱雀は私物の可愛らしい大きいテディベアと私とお揃いの籠バッグを持って、ヤタちゃんは可愛らしい手提げを持ってきた。

 皆んなお風呂に入ってから来ているから、皆んなパジャマ姿で新鮮。朱雀のパジャマ姿は見慣れているはずなんだけど最近は見ていなかったから久しぶりな気がする。

「あ、お布団敷いてるから1つずつ座って良いよ〜…2人ともココアかコーヒーか」

「私はコーヒーで。あ、ミルクもお願いしますね」

「私は、ココアで。青龍ちゃんは苦いの平気なの?」

「私はねぇ…眠い時はコーヒー飲めるけど、ブラックは無理かなぁ」

 私は3人分のマグカップとお菓子が盛られた皿をお盆に乗せて、3つの布団の真ん中に作った空間に持っていく。

 私とヤタちゃんはココアにホイップクリームとマシュマロを乗せたもので、朱雀はカフェラテに泡状のミルクを乗せて、その上にチョコレートソースをかけた飲み物。

 お菓子は、お昼にシオンと買い出しした時に買った物を。夜中にお菓子を食べるなんて、いつもならカロリーを気にしちゃうけど今日は特別に開放するの。だって女子会だもの。

 私が布団に腰掛けると、2人は爛々とした目で私を見た。

「で、シオンさんと何かありましたよねっ?」

「やっぱり。朱雀ちゃんも気づいてたんだね」

「ふふんっ!やっとシオンを射止めたわよ!」

 私が胸を張ってそういうと2人は頬を染めて「キャー!」と歓声をあげた。

「でもでも、いつ付き合うことになったんですか?任務の途中はずっと私たちと一緒でしたよね?」

「帰ってきてすぐに寮の部屋で、よ」

 私は自分で言いながら、あの時を思い出して少し顔に熱が集まる。

 その横で「シオンさんめ…青龍になんて顔させてんだコラ…」と朱雀が呟いている。なんて??

「2人が喧嘩したら、物理的に周りがえげつないことになりそうだね」

「…そんなことないわよ、だってシオンには銃口や刃は向けないって決めてるもの。まぁでも浮気されたら、ね?」

 私が小悪魔的に微笑みながら、そう言うと2人は手を叩きながらお祝いしてくれた。

 そんな物騒で甘い会話をしながら、私たちの甘い甘い女子会は夜が更けるまで続いた。

 外には綺麗な三日月が浮かんでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。