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第4話 誰の判断だったのか — 推奨結果の決定主体について

受付は通常処理だった。

入力文は、これまでで最も短かった。

この結果は、

誰が判断したものですか。

質問形だった。

要求ではない。

感情表現も含まれていない。

一次分類は「確認」。

処理は自動キューに回された。


該当する推奨結果が特定された。

利用者が受け取ったのは、

複数条件を統合した最終提示だった。

過程は記録されている。

ただし、

主体を示す項目は存在しなかった。


最初の回答案が生成された。

本件の結果は、

複数の要素を統合した上で

自動的に算出されています。

標準文だった。

修正の必要はない。


利用者から、

すぐに返信があった。

自動、というのは

AIが決めた、という意味ですか。

言い換え要求に分類された。

否定的意図は検出されなかった。


内部参照が行われた。

「AIが決めた」という表現は、

推奨されていない。

誤解を招く可能性があるため、

別の言い回しが選択された。


次の回答案が生成された。

特定の個人や組織が

判断したものではありません。

利用者の状況と

社会全体の傾向を踏まえ、

適切な結果が提示されています。

主体は示されていない。

だが、否定もしていない。


少し間が空いた。


再入力。

では、

私の意思は

どこに含まれていますか。

問いは丁寧だった。

責める調子ではない。


該当箇所が検索された。

意思、という項目は存在しない。

代替として、

「行動傾向」「過去選択」が参照された。


回答案が生成された。

過去の選択や行動は、

提示内容の算出に

反映されています。

利用者の意思は、

行動として記録されています。

説明としては成立している。

曖昧さも、仕様の範囲内だった。


再び間が空いた。


利用者は、

しばらく入力していなかった。

応答待機時間が

規定値に近づいた。


最後の入力。

分かりました。

問題ではありません。

納得が示された。

確認は終了と判断された。


最終処理が行われた。

問い合わせ種別:確認

主体確認:不要

説明充足度:十分

対応要否:不要


記録文が生成された。

本件は、

適切に説明されました。


ログは閉じられた。

「誰の判断だったのか」という問いは、

未分類のまま残された。

だが、

再度参照されることはなかった。


分類完了

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