3人目と4人目の仲間!
「お父様、大丈夫かな?」
連日の戦闘のせいで体力、気力、魔力が削られ完全回復とはいかなかった。
「今回はチーム戦だからね。お母さんがメインで戦うと思うよ?」
お母様!最強ーーーー!!!!!?
「あれ?四人で戦うよね?後の二人は?」
シオンは今さらながら気付いて、尋ねたのだ。
「シオン………お前マジで言ってるのか?」
「シオン………アホの子じゃ」
おおう!?なんだよ!みんな知っているなら教えてよ!
「なにさ~!知っているなら教えてよ!」
ぷくーっと頬を膨らませて、拗ねた。
「拗ねるなよ。子供か!」
「子供ですー!」
いらっ!?
「いだだだだだっ!?」
イラついたカレンはシオンのこめかみをグリグリの系に処した。
「まったく口の減らない奴じゃのう!逆にどうして知らないのじゃ!」
うぐっ!シオンは何も言えなくなった。
「はぁ~、まぁいいのじゃ。残り二人はシオンの側付きメイドのアルカナと執事長のセバスじゃぞ?」
何だってーーーーーーーーー!!!!!!!!
「えっ?………え!?……………えーーーーーーー!!!!!?」
「動揺しとるのぅ?」
「ああ、してるな!」
シオンは激しく動揺し、震える言葉で尋ねた。
「アルカナって、いつも飲み物を用意してくれるメイドのアルカナ?」
こくりっと頷くレグルス達。
「えっーーーーーーーー!!!嘘でしょう!!!!!?」
あわあわしながら、アルカナの姿を探す!
いたーーーーーーー!!!!!?
お父様と一緒にいるアルカナを見つけた!セバスも一緒だ!
「おおぅ!マジでいたよ!?ってか、メイド服と執事の燕服で戦うの!?」
鎧兜やローブの装備がひしめく中で、異彩を放っていた。
「もうすぐ開会式が終わるよ。早く、観客席へ向かうよ?」
「はーい!」
シオン達はカルテットの試合を楽しみにするのだった。
そして、試合が始まった!
「もうすぐグランさんの試合ですね」
アルデバランさんとガイさんがやって来ました。
「アルデバランさん、傷は大丈夫ですか?」
「ああ、もう平気だよ。グランさんの傷よりガイに付けられた傷の方が酷かったくらいですからね」
「ちっ、嫌なこと言いやがるぜ!」
まぁまぁとなだめて、一緒に観戦することにした。
「でも意外でしたね!まさか、屋敷の執事達が出るなんてアクエリアス家は奇想天外だっ!」
「アルデバランさん?それ褒めてないよね?」
じとーと見つめると、横を向いて視線を反らしたよ!?
『さぁ!剣魔大会も大詰め!カルテットの闘いは一味違うぞ!?チームプレーが大事なこのカルテット!ここまで面白い試合を魅せてくれます!そしてーーー!!!!なーーーーーんと!二冠達成のグラン選手が率いるアクエリアスチーム!まさか、全種目にエントリーしているとは思いませんでした!これは狙っているのか!?前代未聞の【三冠制覇】を!』
「いいか!とにかくグランを狙え!負けてもグランを戦闘不能、もしくは重傷を与えるのが作戦だ!必ず途中でリタイアをさせるぞ!」
「「「おう!」」」
一方、お父様は………
「あらあら、向こうは貴方を潰す作戦で来るわね。どうましょう?」
「まぁ、予想通りだな」
「旦那様に指一本触れさせません!」
ヤル気に燃えるアルカナがいた。
「まぁまぁ、アルカナよ。余り気を張るな、私と二人で旦那様と奥様を御守り致しましょう」
若いアルカナと違い、初老のセバスは落ち着いて相手を見据えた。
「はいっ!わかりました!」
先ほどと違い、空気が変わるのだった。
愚者の声
「グランの活躍はあるのかなー?」




