第二百七話『気まずいのにゃん』
第二百七話『気まずいのにゃん』
《気まずくにゃったら、どうすんのにゃん》
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「カンタンカンタン。
ずぅっ、と、
お顔を下げていればいいのわん」
「経験者は語るのにゃん」
《おや? ミクリにゃんを先頭に行列ができているのにゃん》
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「そうだねぇ。
さしづめボクなら、
苦笑いに笑って」
『もうやめてよぉ』
「とかいって、
前足で、
ばしっ、と、ぶっ飛ばす、かなぁ」
「それって照れてるのにゃん」
《次はわたしよ、と、せっつくのはミストにゃん》
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「気まずくなった、
とかいう覚えがないから、
なんともいえないのだけどぉ。
……そうね。
ふっ、と鼻で笑うのかしら」
「相も変わらずの、
愛想のにゃさが、ふっ。
頼もしいのにゃん」
《お次のミムカにゃんはにゃぜか、もぞもぞ、してんのにゃん》
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「ミムカでしたら」
『ちょおっとばかし、
忙しいもんでありますから、
これにて失礼しますですよぉ』
「とかなんとか、
いい捨てましてですねぇ。
仮眠室にでも、
立てこもりますです。はい」
「うんうん。
とぉってものても、
にナイスにゃ、
引っ込み思案にゃん」
《お次の自信満々は、いうまでにゃく、ミリアにゃん》
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「大丈夫。
気まずくなっても、
私には愛があります。
必ずや、
幸せにしてご覧にいれます」
「誰をにゃん?」
《ミロネにゃんったら、しかめっつらで次を待ってんにゃん》
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「そうだなぁ……。
おネムしたフリをするとか?」
「ふにゃあ。
うすうす予想はしていた、
のにゃけれども。
一番、芸のにゃい、
ありきたりにゃ方法にゃん」
《お次、というか、どん尻にひかえしは……、つづくのにゃん》




