第二百二話『やさしく見守ってあげるのにゃん』
第二百二話『やさしく見守ってあげるのにゃん』
《にゃもんで見守ってあげるのにゃん》
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「んじゃあ、
アタシが困ったり、
助けを求めた時には」
「んにゃ。
見守ってあげるのにゃん」
「んじゃあ、
アタシが泣いたり、
悲しんだりしている時も」
「んにゃ。
見守ってあげるのにゃん」
「んじゃあ、
アタシがうれしがったり、
喜んだりしている時も」
「んにゃ。
見守ってあげるのにゃん」
「……あのさぁ。
見守るだけ、なのわん?」
「んにゃら」
『おせっかい』
「にゃあんて、
してもいいのにゃん?」
「うん!
ええとぉ、
それからそれからぁ……。
んじゃあ、
アタシがケガや病気をした時も」
「んにゃ。
見守ってあげるのにゃん。
……おせっかいぬきでにゃ」
「うわん。
なぁんで、なのわぁん?」
「霊体にゃもんで、
あり得にゃいもん」
「——なぁるほろぉ——
んじゃじゃあ、
アタシが感激のあまり、
あるいは、
『世直し』と称して、
自分では、
そうと気がつかないうちに、
破壊活動にいそしんでいる時も」
「んにゃ。
見守ってあげるのにゃん。
にゃあって、
本来にゃら、
ミーにゃんの創造主、
イオラにゃんの出番にゃもん。
んれをウチが」
『かすめとる』
「にゃんて、
しにゃいし、
そもそも、
できっこにゃいのにゃん」
『下がりなさい!
ワタシの命をかけた、
このステージから!』
「にゃあんて怒鳴られてにゃ」
「誰なのわん? それ」
「ワタシじゃないことだけは確かね」
《にゃもんで、お話の続きを始めるのにゃん》
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『これって、
ミアンちゃんが描いたの?
へぇぇ。
なぁんてすごいのかしら。
相手の特徴を、
ここまで、
しっかりのかり、
に、とらえちゃうなんて』
「イオラにゃん」
「イオラ……。
ねぇ。
イオラには、
これがなんだか判るのわん?」
「あら。
ミーナちゃんでしょ?」
『誰だって一目で判るわよ』
「うわん!
——激しい動揺が、
心の中に湧き起こっちゃった、
なぁんていうくらい、
ものすっごく衝撃的な言葉を、
食らってしまったのわぁん——」
「さっすがにゃん。
——やぁっぱ、
判るお方には、
判ってしまうもんにゃのにゃあ。
……はっ!
ミーにゃんとウチが今、
白日の元にさらした反応の差。
これもまた、
ミーにゃんが、
『今一歩』
であるがゆえに、
にゃのかもにゃん——」
《くれぐれも、『あせらにゃいで』と、つづくのにゃん》




