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最終章……神隠し

最終話になります(☆∀☆)

過激派すぎる体験から一週間。


暗闇に包まれた夜更け近くの旧校舎のトイレに二つの人影が立っていた。


「佐々木くん……佐々木良介の前に姿を見せたって本当?」


「虐めないで……虐めないで……愛しき人」


トイレの窓からの月明かりに照らされた黒い人影。


色濃い闇を体現した黒い人影は酷く怯えている。


「佐々木良介は40年に一度捧げられる人身御供……わかっているよね……佐々木良介と同じ血筋だった貴方なら」


「虐めないで……虐めないで……虐めないで……」


「虐めないで……それしか言えなくなったの」


「虐めないで……虐めないで……虐めないで……」


「40年前に色恋にうつつを抜かして霊験あらたかな肉体を差し出した……佐々木美沙子……今、貴方の肉体を再構築して、佐々木良介を新たな寄り代にするの」


「止めて……止めて……止めて……」


「守ってあげるわ、永遠に魂をこの旧校舎に閉じ込めて……」


 淀み狂ったおぞましく歪んだ笑顔。



後日、ボクは黒田美樹さんとお付き合いすることになった。

真実も知らずに。

皆に祝福されたが……ただ、ボクが黒木美樹を自宅に招待して母と対面したとき……母はその場で泣き崩れ……「返して、美沙子ねえさんを返して」と黒木美樹に突っかかっていった。


そんな母も今はいない……また、神隠しが起きたのだ。

全国を賑わすニュース……警察は懸命に捜査するも捜査員が次々と不可解な死を迎えていく。


落ち込んだボクの傍らにはいつも黒木さんがいる。

もう……ボクには黒木さんしかいない。


そんなボクを励ますために黒木さんは旧校舎に二人っきりでデートしようと言ってきた。


そして、ボクも神隠しの真実を目の当たりにする日が来たのだった。

楽しんでいただけましたでしょうか。

初ホラーなので勝手もわからずグダクダ感がありましたが、少しでも楽しんでいただけましたら嬉しいです。

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