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プロローグ

アクセスありがとうございます。

新作始めました。

初日だけプロローグと1話を投稿して、明日からは気力の続く限り毎日21時の更新をしていきます。

 大学3年生になった俺……九十八(にのまえ) (つばさ)……は、授業中に脳内に響き渡った音声にビックリした。


 その時は気付かなかったが、全世界で同じように脳内に響き渡った音声にビックリしていたという。そのせいで事故にあい、亡くなってしまった人もいるとのことだ。


 俺の脳内に響いた言葉は、

『ユニークスキル キャンプ設営 を取得しました』

 という、システム音声のような物だった。人間的な言葉ではなく、機械に近い何かだったことは覚えている。


 休み時間になると友達同士が集まり、脳内に響いた音声について話し始め、みんながみんな同じ体験をしていることに気付いた。


 その後、得たスキルの話になり、得たスキルの名前を話すことになった。


 ある友達は剣道をやっていたためか剣術を覚え、ある友達は全く関係ない弓術を覚え、中には調理というスキルを覚えた女の子もいた。


 男の輪の中では、ゲームに近い話であったため、冒険に役に立つスキルとそうでないスキルで、線引きが始まっていた。


 その中で俺は、全く意味不明な【キャンプ設営】という、謎のスキルを手に入れてしまった。


 まだ初めの頃は良かったのだが、剣術などの戦闘に役に立つスキルを手に入れた人たちが、その武器を使って訓練などを行ったことで自分の体の変化に気付き、強くなっていることに気付き始め、ネットにも情報が拡散し始めた。


 これで、ただ喧嘩が強くなっただけならまだよかったのだが、脳内に声が響いてからしばらくした後、もう1度脳内に声が響いた。


『これより、人類に試練を与える。試練を乗り越え進化するのか、それとも試練を乗り越えられず滅びを迎えるのか、それは一人ひとりが考え決めることだ。


 その試練とは、ダンジョンという迷宮を攻略することだ。


 ダンジョンの中には、魔物やモンスターと呼ばれる人類に敵対する生物が存在する。魔物やモンスターはもちろん繁殖もするが、ダンジョンがそれらを生み出すため、上限なく増え続ける。


 これらにどう対処するのかは、各自で考えるように』


 俺には日本語に聞こえたが、ネットで調べると聞こえた本人の第一言語で語られたようだ。



 その日を境に、明確な線引きが行われた。



 いじめなどではないが、戦闘に有利なスキルを持っている人間と、そうでない人間に分けられてしまった。もともと、戦いに興味のない人たちにはたいした影響はなかったのだが、俺のグループはゲーム好きが集まっており、グループで普通に集まるのだが、大学が終わった後の集まりには、呼ばれなくなっていった。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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