表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奥さまは魔王女  作者: 奏 隼人
83/105

新たなターゲット

「またアンタァ〜?」プラティナは今までに見たことが無い怖い形相でイミテと黒い怪物に近づいて行った。「私を付け回すのはもういい加減にしなさいよ!私はダーリンのモノなんだから…世界のどこかでアンタと同じようなチビ、デブ、ハゲの女を探して来なさいよ!あ、ハゲはいないか…」


「プッ…ププッ…アッハッハッハッ!」

キャラが変わったティナの言葉とその言葉通りのイミテの風貌にそこに居る誰もが吹き出して笑った…


「くっ…くそおっ…!ちょっと美人でオッパイも大きくて王女だからって僕を馬鹿にしやがって…お前なんかもうこっちから願い下げだよ…」「あら…それはありがとう!私はね、ダーリンの為に綺麗でいたいし、私のオッパイはダーリンのモノだし、私はダーリンの素晴らしさをみんなに知ってもらうために国王職を頑張ってるのよ…アンタの為のモノなんてこれっぽっちもないわ!」


…ティナ…そのオッパイのくだりは…


「お前らまとめて地獄に…おや?」

イミテはティナとの掛け合いの会話を聞いて笑っているナギを見た…


「あれは確かソーディアの…プラティナとは違って清楚…落ちついた佇まい…それでいて…プラティナに勝るとも劣らないバスト…

ぼ、僕の理想にピッタリだ!」


更にイミテの視線はアイへと…「あの巫女…クールビューティーだ!スレンダーなバディ!胸は二人程は大きくはないけど、僕が世界の王になった時に夫人として横にいるのに相応しい…」「何をゴチャゴチャ言ってんのよ!その怪物と一緒に早く消えなさいよ…」


「決めた!あの二人を僕の花嫁に迎えるぞ…」イミテと怪物は地上に降りて優也達と対峙した…怪物の目がキラリと光った…

「危ない!」優也はクロノを使ってティナを抱きしめてかばった…


「行けっ!ベヒモス!」イミテがベヒモスと呼んだ怪物はティナの数センチ横をかすめて口から粘液を吐いてナギとアイを捕らえた…


「彼女達は頂いていくよ…」


皆が呆気に取られているのを尻目にイミテは二人を連れてベヒモスの背に乗り、空を駆けるように去って行った…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ