神
神の園(かみのその) 神社の境内。神苑
神の宮(かみのみや) 神の宮殿。神社。
神の宮居(かみのみやい) 神社
神の言(かみのことば) 神から与えられた言葉。キリスト教では聖書のこと。
神の御坂(かみのみさか) 神の支配する坂
神の御奴(かみのみやつこ) かみやつこに同じ。
神奴(かみやつこ) 神社に属して掃除などの雑用を務めた者。
神の御面(かみのおもて) 国を神に見立てて国の地勢。
神の門(かみのと) 海神が支配するという恐ろしい海峡。
神の旅(かみのたび) 旧暦10月のこと。神々が出雲神社に集まるため旅立つということ。
神憑板(かみよりいた) 神おろしをするとき神を迎えるために叩き鳴らした杉の板。神依板。神寄板。
神易(しんえき) 神意によって表れる占いのしるし。
神異(しんい) 人智を超えて神秘霊妙なこと。
神詠(しんえい) 神が詠んだという和歌。
神奥(しんおう) 神秘霊妙で測り知ることができないこと。
神火(しんか) 不思議な火。落雷や噴火など自然現象で生じる火。また、神聖な火。
神解(かみとき) 落雷。
神学の侍女(しんがくのじじょ) 中世のスコラ哲学で、哲学が神学の前段階でこれに支配されると考えた。それを表す言葉。
神楽笹(かぐらざさ) オカメザサの異称。
神鬼(しんき) かみとおに。鬼神。
神丘(かみおか) 神の鎮座する丘。
神庫(ほくら) 神宝を納めておくくら。やしろ。ほこら。
神口(かみくち) 民間の巫女が神懸りして信託を告げること。
仏口(ほとけくち) 死霊を呼び寄せて語ること。
神荒れ(かみあれ) 旧暦10月におこるという暴風雨。
神算(しんさん) 非常に優れた計画。
神酒(しんしゅ) 神に供える酒。みわ。みき。
神水を飲む(じんずいをのむ) 神前に水を供え、その水を飲んで誓いを立てる。
神仙(しんせん) 人間界を離れ不老不死の生活にはいった人。仙人。
神占(しんせん) 神に祈って神意を伺い吉凶を予知すること。
神草(しんそう) 薬用ニンジンの別名。
神送り(かみおくり) わざわいの神を追い払うこと。またそのまじない。
神送りの空(かみおくりのそら) 神々を送るために出雲の方角に風が起こるという。神送りの風とも。
神敵(しんてき) 神に敵対するもの。
神渡し(かみわたし) 出雲大社に渡る神々を送る意。旧暦10月に吹く西風。神立風(かみたつかぜ)
神島(かみじま) 蓬莱山の別名。
神符(しんぷ) 神社で出す守り札。お札。護符。
神輿草(みこしぐさ) ゲンノショウコの異称。
神来(しんらい) インスピレーションの訳語。
御巫(いちこ) 神前に神楽を奏する舞姫。生霊・死霊の意中を述べることを業とするもの。巫子。梓巫(あずさみこ)。
商い神(あきないがみ) 商人が祭る神。恵比寿さま。
迷い神(まよいがみ) 人を迷わす神。
歩き神(あるきがみ) 人をそぞろ歩きや旅に誘い出す神。
宅つ神(やかつかみ) 家を守護する神。かまどかみ。
中つ神(なかつかみ) 陰陽道で八将神の中央に位する豹尾神を呼ぶ名から、豹のこと。
手向けの神(たむけのかみ) 旅人が道中の安全を祈るために幣物を手向ける峠などの神。
しだらの神(しだらのかみ) 平安時代、疫病の流行を免れるために九州から上洛したこの神を祭ったという。しだらじん。
河の神(かわのかみ) 河川を守護する神。河伯(かはく)
宇賀の神(うかのかみ) 穀物の神。転じて福の神とされ弁財天と同一視される。天女だったり白蛇だったり狐だったり。
宇賀御魂(うかのみたま) 食物、稲をつかさどる神。うかたま。倉稲魂。稲魂。
岐の神(ちまたのかみ) 道の分岐点を守って邪霊の侵入を阻止する神。道祖神。さえのかみ。
山の神(やまのかみ) 自分の妻を指す俗称。長年連れ添って口やかましくなった妻をからかい半分に言う。
葉守の神(はもりのかみ) 樹木を守護するという神。柏の木に宿るという。
道触の神(ちふりのかみ) 陸路または海路を守護する神。旅行の神。
玄英神(げんえいじん) 冬をつかさどる神。
花神(かしん) 花の精。
時の氏神(ときのうじがみ) ちょうどいいときに現れて仲裁してくれる人。
真神(まかみ) 狼の古名。
高津神(たかつかみ) 高空を飛行して人にわざわいを与えるという神。雷神の類。
霹靂神(はたたがみ) はたたく雷。激しい雷。はたかみ。




