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魔芒の月  作者: 弐兎月 冬夜
46/63

魔滅の刃 ミナイの村編 其の七

 炎の球が六発、暗がりの洞窟を真昼のように照らしてコボルトの群れに当たって炸裂した。

1層目と違って3層目はそれなりに通路や住居の大きさがある。崩れた集団が左右にばらけ、両翼から数匹ずつが鋭い爪を振りかざして襲い掛かる。

 右翼のコボルトの喉に鏢が突き刺さる! 3匹同時、正確無比に急所を貫いた。

 左翼のコボルトはその鋭い爪を躱され、首、腕、がボタボタと切り離されて落ちる。

 炎に焼かれ、もだえ苦しむコボルトに氷の刃が突き刺さった。

 出会って数舜、12匹のコボルトの群れは壊滅した。

「やっぱり、剣を振えるってのはいいなあ。俺はやっぱり剣がいい。」

 マッシはブレードソードの血糊を拭きとって鞘に納める。

 エストロが(ひょう)の縄を手繰って腕に撒く。

「お前さー。どうしてそういう変わった武器の扱いだけ上手いんだ。」

 マッシは既にタメ口である。

「知らん。」

と、エストロはにべもない。

「ここを降りれば4層だ。次はゾンビの巣じゃよ。」

「経験者がいると、何かと楽だね。」

「なあに、若いころの事じゃから、今は違ってるかもしれんがな。」

 光覇眩惑呪文(ボコノワル)の光は、空中を彷徨いつつカイドーたちを照らし、その先を導く。

 二人で何日も1層を彷徨っていたのが嘘のようだった。

カイドーがメンバーに加わった事で、わずか数日で3層をクリアするところまで来たのだ。

 4層への階段は暗く腐った臭いが漂っていた。

「なぜか4層だけは湿気が強くてな。火の魔法が効きにくい。そのせいか、ここにはアンデットが集まるんじゃよ。」

 注意深く階段を降りるカイドーは、まるで他人事のように話している。しかしその口調に(おそれ)は感じない。彼は若いころにここに来たことがあったと言う。魔窟への入窟許可証を求めていた所を見ると、ギルドの記録に載っていなかったという事だ。かなり昔の事なのだろう。

「そうなると、ここは魔法使いの出番という事ですか?」

 エストロの言う通り、ゾンビ相手に刃物は効かない。マッシならまだしも、エストロの武器は相手の急所を一撃で突く暗器である。

「まあ、大抵はそう考えるが、そうとばかりは言えん。」

「階段を降りると、第4層は大きな広間になっていた。

 そこに、無作為に歩いているゾンビたちが・・うじゃうじゃうじゃ。

   いた。

「仕事じゃよ。とっとと起きなされ。」

 カイドーが左手で右手の愚弄王リーの魔導書(アレイスター)をサッと撫でると、途端に右手の唇が罵詈雑言を並べ立てた。

「き・・聞きしに勝る悪口・・だな。」

 エストロも無言でしかめっ面をしている。カイドーばかりでなく、二人への罵詈雑言も言うからだ。

「ふざけるな! 仕事じゃぞ!!」

 カイドーは最後の3段を思いきり飛び跳ねると、着地するなり(うずくま)った。

「腰かっ! カイドー!」

 マッシの叫びに気づいたゾンビどもが、のたりのたりと近づいて来る。

 その途端、唇たちの罵詈雑言が消えた!

  火炎弾が3発! 

  ゾンビにぶち当って燃え盛る! 

 カイドーの目前で火柱の壁が立ち上がり、ゾンビの侵入を拒むが、ゾンビに感情や、恐怖と言う物は存在しない。燃える火の壁にゆっくりと突っ込んでは燃え朽ちる。右手の最後の唇は特に長い呪文を唱えている。

 次々と火炎弾が打たれ、、炎の壁が立ち上がる!

 そしてカイドーの目前に巨大な火の玉が出現した。それは次第に細長くなり、巨大な炎の蛇となって鎌首をもたげると、突然ゾンビの群れに向かって走り出す。

 その炎蛇に触れたゾンビどもは、例外なく炎に包まれ消し炭のようになって崩れ落ちた。


 肉の焼ける異様な臭いと、パチパチと空気の爆ぜる音の中、4層の広間は炎の灯りで昼のように明るくなっていた。

 僅か数分の出来事。

いったい何匹いたのか分からないが、あっという間にゾンビは炎の骸と化していた。この間、カイドーは一度も呪文を発していない。

 片方だけとはいえ、愚弄王リーの魔導書(アレイスター)の力は凄まじかった。

「すげえな・・。」

「流石に十秘宝と呼ばれるだけの事はある。」

 二人は唸るように口走った。

「まったくじゃ。炎蛇迷撃呪文(ヒノクチナワ)を事も無げに使いよる。」

 カイドーはちょっと悔しそうだ。


 歩き続ける間も愚弄王リーの魔導書(アレイスター)の唇は悪口三昧である。

「よく飽きねえな・・。」

「しかし、口しかないのに敵の居場所と状況をよく把握できるものだな。」

「どうもわしの視覚や聴覚を利用してるらしい。儂にもよく分からんが、止めておくか。」

 カイドーが「おやすみ。」と左手で撫ると、唇たちは木製のような留め具に変わった。

「5層からはそうもいかんじゃろうが、まだ4層じゃし、ゾンビどもしか出てきそうも無いからの。」

 ゾンビは動きが鈍いので、急に出くわすという事はほぼ無いと言っていい。たが油断は禁物だ。どこに隠れているか分からぬ者もいるからだ。住居跡の窓や入り口の影に隠れているゾンビもいるし、ゾンビ以外の魔物もいる筈だからである。

 遠くで悲鳴のような物が聞こえた。

「・・俺たち以外にもここまで来れる奴らがいたのか?」

 マッシは少し不審げに呟いた。

4層は少し入り組んでいて、円周上に通路があるだけでなく、やや勾配があったり、交差点がいくつもあって迷路となっている。基本的に左回りで進んでいるので右手側に向かえば大きい通路に出る筈なのだが、所々に行き止まりがあったり、ループして元の場所に戻ったりする。

 カイドーたちは悲鳴なので、とにかくその方向に行ってみる事にした。

やがて、カイドーたちとは別の光覇眩惑呪文(ボコノワル)の光が通路の影から漏れてきた。

「あそこらしいな。」

マッシは剣を抜くと少し早足になる。

曲がり角を曲がった先の行き止まりで、数体のゾンビに襲われている冒険者たちがいた。

「いた!」

マッシは素早くゾンビに近づくと、彼らの背後から一刀両断の一撃を浴びせた。ゾンビどもは新たな敵に気づくと、ワラワラとマッシに向かってやってきた。

 すると、地を這うようなエストロの鏢が3本、ゾンビの脛に突き刺さる。骨が砕けてがくんと膝をついたゾンビの首をマッシが刎ね、ゴロゴロと転がっていく。

「どうだ! ゾンビども!」

 勝ち誇ったようにマッシが叫ぶ。

「気を付けろ! そいつらは・・!」

 血まみれの冒険者が叫ぶと同時に、転がった首がふわりと宙に浮いた。

 真っ二つにされたゾンビが、ゆるりとくっついて元通りになる。

「・・・飛 頭 蛮(ロー・クロッピー)だ!」

「ゲッ!」

 数体のゾンビの首が体から離れ、飛翔してマッシに向かって来た。

火炎弾呪文(フィラ)!!」

 エストロの影からカイドーが火炎弾呪文(フィラ)を連続で放つと、渦を巻くような光跡を残して空飛ぶ飛頭蛮の首にぶち当たった。

「なんだ、こいつらは。細切れにしてもダメかあ?」

 斬られた腕や、足がそれぞれ単独で宙に浮き、マッシを目がけて襲い掛かって来るではないか!

「しゃがめ!」

エストロの鏢が空中の手足に突き刺さる。それを手繰り寄せて壁にたたきつけると、ぐったりと動かなくなるが、それはほんの少しの事ですぐに動き出す。

「仕事じゃ!」

今度は左手の愚弄王リーの魔導書(アレイスター)を解除すると、一度に5個の火炎弾が飛 頭 蛮(ロークロッピー)を撃墜した。飛 頭 蛮(ロークロッピー)どもはこっちの方が危険だと判断したのか、手負いの冒険者に背を向け、カイドーたちに迫って来た。

 だが、飛 頭 蛮(ロークロッピー)どもでは愚弄王リーの魔導書(アレイスター)の敵ではなかった。次々と繰り出される火炎弾の呪文によって、炎の塊となってボタボタと地面に落ちた。

 生臭い人肉の焼ける臭いの中、マッシは冒険者二人を行き止まりから助け出した。

「どうだ。どこをやられた?」

「僕は大丈夫です。それよりフランツを診てやってくれ。」

 亜麻色の髪をした若い冒険者だった。血で汚れてはいるが、高級そうな身なりで整えられている。フランツと呼ばれた魔法使いは息も絶え絶えの状態だった。とにかく出血がひどい。

愚弄王リーの魔導書(アレイスター)が二人に回復呪文(メディック)と、浄化呪文(キュア)をかける。ゾンビに襲われた場合、怪我もそうだが感染もありうるからだ。ゾンビによって殺された者たちはゾンビになるのだ。(浄化呪文(キュア)で感染を防ぐことが出来る。)

「マッシ、お前はやられていないか?」

「運よく、かすり傷ひとつねえよ。」

 この冒険者たちは5人のパーティーだったらしい。残りの3人は既に無残な殺され方をしていた。カイドーは彼らを呪文で火葬する。ゾンビに襲われた者は例外なく炭になるまで燃やされる。

 キアヌと名乗った冒険者は、仲間が荼毘に付される光景を見て大粒の涙を流していた。


簡易瞬間移動魔法陣(インスタントゲート)で、ギルドに戻るとよかろう。」

5人でなんとか大きい通路に出て、人心地着いたのを見計らってカイドーが言った。

ギルドに登録して入窟手続きを行った者は、ギルドから使用1回限り、お一人様限定の簡易瞬間移動魔法陣(インスタントゲート)が渡される。言わずもがなの緊急脱出用で、行きつく先はギルドの魔法柵の檻の中である。

「あの。もし許してもらえるなら、このまま同行させてもらえませんか?」

 キアヌはカイドーにそう申し出た。

仲間を3人もやられ、意気消沈しているだろう男の言葉にカイドーたちはちょっとびっくりした。

しかし、その気持ちも分からないではなかった。リベンジを期すため、出来るだけダンジョンの中を知っておきたい。悔しさをバネに変えるためにだ。

 フランツもカイドーたちを見つめて大きく頷く。決意の籠った目をしていた。

「・・わしらの今日の目的は5層に瞬間移動魔法陣(ゲート)を設置する事だ。」

「なにぃい! ミナイは瞬間移動魔法陣(ゲート)禁止だろう?」

 マッシが驚いた。

()()()()()じゃ。ここはギリアンの魔窟。そうしなければ10層制覇なぞおぼつかんわ。」

 カイドーが事も無げに言う。

「道理だな。ギリアンの魔窟内限定なら瞬間移動魔法陣(ゲート)を使用してもミナイの法に背く事にはならんだろう。」

 表情を変えずにエストロが言った。

 そう言えば、最初に入った日に第1層でカイドーが入り口の階段から降りるとすぐに小さな住居跡に入り込んで何かしていたのをエストロたちは見ている。小用でも足しているのかとマッシは思っていたのだが、そうではなく結界を張って瞬間移動魔法陣(ゲート)を作っていたらしい。

「けど、それってズルくないか?」

「ズルくはない。」

「ですね。僕たちは修行の為にここに来ていますが、4層まで来るのに途方もない時間がかかりました。それに補給が続かないのが辛いです。僕らは死にかけながら帰っていました。少なくとも片道の省略が出来れば我々のレベルも早く上げられた事でしょう。」

 ギリアンの魔窟の冒険者たちの間には<4層の壁>という言葉がある。

4層をクリア出来ると出来ないとでは能力に大きな差が出るのだ。5層に行けば魔力の蓄積量にも飛躍的に伸びる。もちろん難易度も高くなる訳だけれど。

「そもそも、ここには公共瞬間移動魔法陣(パブリックゲート)があったハズなんじゃ。そうでなければここに棲んでいたギリアンの民が生活できるわけがない。」

 言われて見ればその通りである。

こんな広大な住居跡を残した何万もの先住民たちが1層から10層までを徒歩で往来していたとは考えにくい。たとえ魔物が出なかったとしてもだ。

「実際に若いころに調べた限りでは、公共瞬間移動魔法陣(パブリックゲート)らしき痕跡もいくつかあった。彼らは何らかの理由で公共瞬間移動魔法陣(パブリックゲート)を消して、この国から去ったと見るほうが正しいとわしは思う。」

「う~ん。ミステリーだな。」

 フランツが遠慮がちに言葉を挟んだ。

「僕らは死んだ仲間の為にも4層の壁をクリアしたいのです。そうでなければ死んだ仲間がかわいそうで。それと・・・僕らのゲートシートは殺された仲間が持っていまして・・」

 そう、それはすでにカイドーが燃やしてしまっている・・・。

「コホン・・・まあ。5層への階段はすぐ近くだし、とりあえずそこまでは一緒に行こうかのう。」

カイドーが笑いながら言うと・・

「すみません。迷惑ばかりで。」

 フランツがすまなそうに頭を下げた。

「今日はさっさと瞬間移動魔法陣(ゲート)を作って退散しようか。」

「異論はない。」

「俺も構わねえよ。」

 成り行きでキアヌとフランツは第5層までついて来ることになった。

 ただ、二人には4層の壁以外にも、何か目的があるように見えた・・・。



「本当はダメなんだからな。」

 コバチがふてくされたように言う。

コバチの作業部屋に瞬間移動魔法陣(ゲート)が作られている。そしてそこから現れたポッターが呑気そうに前脚で顔を洗っている。

「これがバレたら、私もただでは済まないのだ。」

コバチはポッターがケット・シーではなく普通の猫ではないかと思う時がある。4本足で歩くし、前足で顔を洗うし、丸くなって寝るし、体を擦り付けて来るし、なによりたまにニャーと鳴く。

 でも話しかけると、ちゃんと喋るのである。

 コバチはポッターがケット・シーではなくて、ミナイ家の守り神が現神様(あらがみさま)として姿を現したのではないかと思うようになっていた。

 暗く荒んでいたミナイの家の中は、彼らが来たことによって次第に明るさを取り戻し、活気が戻って来たように感じる。出入りの職人たちも憐みの情を隠した笑顔をする事もなくなった。


 そして最初はプラムだった。

玄関に飾ってある神棚に祭られてある眠り猫の彫り物に毎朝祈りを捧げていたのは。

 もちろん、今までもお神酒を供え、毎日水を替えて祈ってはいた。しかしそれは大抵パインの仕事で、使用人たちもコバチも手を合わせる事はほとんどなかった。それが、ポッターの出現でプラムが毎日祈りを捧げ、それを見た他の使用人やコバチもいつしか手を合わせるようになった。

 今では毎朝、パインと一緒に使用人全員が玄関で手を合わせるのが日課となっている。


「さて、それでは今日も処置をしましょうか。ぢゃ。」

スタスタと、ポッターは4つ足で歩いて行く。障子を開けるのもお手の物だ。

「ポッター様。母はどうなるでしょう?」


 ミナイの魔法医師も手を尽くしてくれたが、最後には(さじ)を投げた。強酸と獣に襲われたような傷跡は深くもあったものの、医療措置と回復魔法で治らない傷ではなかった。

「傷そのものの治りが非常に遅い。これは毒というより呪いのような物です。」

解呪呪文(コンキュール)も試されたが、効果は無かった。

「恨み・・強すぎる憎しみを感じます。」

記憶を失い、精神に異常を来たし、生きる気力を失っているトキワに待つのは死以外なかった。

 そのトキワが少しずつ回復し始めている。ポッターの精神療法と移植技術、そして魔法の能力がずば抜けていたからである。


「大丈夫ですよ。きっとよくなります。ぢゃ。」

 ポッターのその言葉は、単なる他人事の励ましでもなく、彼の自信に裏打ちされた確かな言葉だった。



    ** 第5層 **

  ドォオオーーーーーーーーーン(効果音)

 さて、作中のコボルトですけど、一般的な犬型人間の魔物としました。我思うに、ワーウルフとか獣人とかと区別がつくのかという思いはあったのでありますけれども、よくよく調べてみるとゴブリンもドワーフもホブゴブリンもコボルトも本来は大きな区別のないk、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、;・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 これはうちのニャンコが書きました。


妖精の一種というくくりのようです。コボルトは特にドワーフに近いようで、鉱石のコバルトから来てるみたいですね。役立たずの鉱石で出るとがっかりしたというような件があって、それが悪さをする妖精コボルトという事になったようです。ただ、日本人の私にしますと、ぬらりひょんとろくろ首とぬっぺらぼうがほぼ同じと言うような感覚ではつまらないので、分けて書くことにしました。そうでないとバリエーションが足らないと思うのですよ。おかずが1品では飽き足らない日本人ゆえの発想かもしれませんけどね。

 そうそう、飛頭蛮(作中、ロー・クロッピー)は日本の妖怪ではなく、どうも東南アジアあたりの妖怪らしいですね。日本のろくろ首の元ネタのようなものです。最初にこの妖怪を知ったのは<うしおととら>であります。とらに最後はアッサリやられるのでありますが、なぜか記憶に残りましたね。タイトルは失念しましたが、最近でも飛頭蛮の殺し屋を書いた作品があったようですね。

 ちなみに私がルビをいれたロー・クロッピーは造語で、元はろくろ首ですな。検索しても出てきませんので悪しからず。

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