第354話。月にかかる虹…14…英雄の宝。
【ポターノ】
セントラル大陸南方国家【パダーナ】の首都【ナープレ】から海岸線を東に向かった場所にある、リゾート地。
ほぼ唯一の産業は観光業。
切り立った断崖に、へばり付くように建物が密集している。
8月の半ばに開かれるコッチネッラ祭では、砂浜から沖の船に積まれた的を狙う、遠弓競技が行われている。
私は、荷物を旅行鞄に詰めています。
は、入らない……。
当然です。
行きには持って来ていなかった物が、大分増えているのですから。
特に、お土産関係。
転売目的の商品が荷物を無闇やたらと増やしています。
こちらで、安物の旅行鞄を大量に買う羽目になりました。
コッチネッラ祭の後、私達は、あいも変わらずダラダラと過ごして、あっという間に旅行の日程は、終了。
何故、怠惰な日常って、あっという間に過ぎ去っていくのでしょうか?
私は、予定していた勉強を半分も消化出来ず、自己嫌悪に苛まれています。
そして、食っちゃ寝の堕落した生活によって、肥え太りました。
泣きっ面に蜂です。
後悔している訳ではありません。
今年の夏休みは、今まで生きてきた中で、一番楽しかったのですから。
けれども、同時に、享楽的生活の恐ろしさを身に染みて嫌というほど思い知らされました。
眩しい陽の光、暖かい気候、人情味あふれる地元の人達、美味しい料理、競争心というモノが希薄な環境……。
もしも、明るく楽しい【ポターノ】の生活を一年続けたら、もう私はガリ勉には戻れなくなると思います。
私から、勉強を除いたら、何も残りません。
【ポターノ】での愉快な生活は、私のような飛び抜けた才能を持たない、モッサリ地味なガリ勉には、危険な毒なのです。
・・・
私達を乗せた飛空船は、【ポターノ】の海上港から離岸して、【ナープレ】を目指し出港しました。
【ポターノ】港の岸壁には、ルフィナの別荘を住み込みで管理している一家が見送りに来ていて、手を振ってくれています。
「キトリー。来年も、また来ましょうね?」
ルフィナが言いました。
「う……考えておく……」
「何で、楽しかったじゃない」
ルフィナが言います。
「だから、不味いんだよ。絶対に成績が大変な事になる」
「カイル。来年も来ようね?」
ルフィナは、私の弟に言いました。
「うん。絶対また来る!」
真っ黒に日焼けした弟は、答えます。
「ちょっと、人んちの弟を篭絡するんじゃないよ。悪どいね」
「うふふ、外堀を埋めてから本丸を攻める、これが攻城戦の常道よ」
ルフィナは笑いました。
この女……腹黒過ぎる……。
・・・
私達は、【ナープレ】に到着しました。
百貨店さんに、旅の間、散々お世話になった浮遊座席を返却しに行きます。
「新品を借りたのに、何だか、少し汚してしまって、申し訳ありません」
私は、浮遊座席の他にも色々と便宜を図ってくれた百貨店の支配人さんに、お礼と、お詫びをしました。
「いいえ。ご心配なく。この浮遊座席は、今後、足の不自由な、お客様にも店内で買い物を楽しんで頂けるように店内レンタル用と致します。ガリレオ・テックニカ社に、その旨を打診致しましたところ、先方も協賛して下さる、との事。レンタル用浮遊座席の各商品ラインナップを低価格でレンタル専用として提供してくれる事になりました。私どもは、お身体の不自由なお客様に店舗へと来て頂ける契機となりますし、コミュニティに貢献する開かれた良心的企業としてのイメージ・アップにもなります。ガリレオ・テックニカ社も、中々、広報が難しい浮遊座席の試乗の機会ともなり販売促進に繋がるのでは、という期待感があり、大変に協力的なのです。キトリー様のおかげで、私どもが今まで気付かなかった新たなビジネスモデルを開拓出来ました。今後、当カレッロ百貨店グループは、お身体の、ご不自由な、お客様にも安心して、ご利用して頂ける百貨店を目指して参ります」
百貨店の支配人さんは、言います。
なるほど。
アクシデントが商機に繋がるのなら、何よりですね。
因みに、私は今日初めて、支配人さんの名前を知りました。
この、支配人さんの名前は、ネストールさん。
それから、瓶詰食品売り場の例の気弱そうな従業員さんは、オルランドさんと言うそうです。
「また、お越しの際は、お声をかけて下さると幸いでございます。精一杯の接遇をさせて頂きますので」
支配人さん……もといネストールさんは、丁寧に礼をして言いました。
ネストールさんは、キチンとした人物です。
彼は、生まれも育ちも【ナープレ】の人。
つまり、南の住人が、いい加減で鷹揚な人達ばかりだというのは、やはり誤ったステレオタイプなのでしょうね。
【ナープレ】にも、ネストールさんのように折り目正しい律儀な人だっているのです。
「いやいや、今度来るとしても、次は、純粋にお客として接してくれれば良いですよ。特別扱いは、もう満腹です」
一同、笑い合います。
私達は、ネストールさんと従業員さん達に見送られて、百貨店カレッロ【ナープレ】店を後にしました。
あの瓶詰食品売り場の従業員さん……オルランドさんの姿もありますね。
百貨店カレッロは、【パダーナ】を中心にセントラル大陸の南に多くあるそうです。
因みにカレッロとはワゴンを意味する言葉。
・・・
私達は、【ナープレ】港に戻り、チャーター旅客飛空船に乗り、【パダーナ】の中央都市【ロムルス】に向けて出発しました。
私達の帰りの予定は、今日、【ロムルス】まで向かい、1泊して、翌朝、【アルバロンガ】を通過して、竜都【ドラゴニーア】に向かい1泊。
竜都から【ルガー二】に向かい1泊。
【ルガー二】からは、ルフィナの家の自家用飛空船で【ミレニア】に向かう、という行程。
行きよりも、多少、強行軍です。
まあ、みんなは寝て移動するだけですし、私も遅れがちの勉強を少しでも取り返す為に、船室で勉強するくらいしか、やる事がない船の中は、むしろ好都合。
もう手遅れかもしれませんが、少しでも遅れを取り返せるように頑張りましょう。
・・・
【ロムルス】に到着したのは、夜でした。
船の中で昼寝が十分な、みんなはオペラ鑑賞などに出かけるそうですが、私は、ホテルで寝るだけです。
・・・
翌朝早く、航路ギルドが運営する定期運行都市間飛空船で、一気に竜都【ドラゴニーア】を目指しました。
12時間の空の旅です。
夕方6時ピッタリに竜都に到着しました。
さすが定期運行飛空船……速くて快適です。
その上、安全で料金も安いですし、つくづく【創造主】様は、偉大なのだと実感しますね。
港の税関で大量の、お土産の免税確認をしてもらいました。
とはいえ、お土産のリストを事前に作成していたので、それを提出し、リストの内容に偽りがない事を【契約】するだけです。
あ、いや、旅行鞄を開けられました。
一応、抜き打ち検査は、何組かに1組は、行われる事があるそうです。
けれども、もちろん何も問題なし。
くっ、開けられた旅行鞄の蓋が閉まらなくなりましたね。
何とか旅行鞄の蓋を閉めて、私達は、港のサービス・カウンターに向かいました。
もう、ここは【ドラゴニーア】国内なので、この先の移動に税関はありません。
なので、自宅に荷物を送ってしまいましょう。
私達は、荷物の輸送手続きを済ませて、今夜の宿に向かいます。
・・・
竜都では、行きと同じ宿屋パデッラに宿泊しました。
うん、この宿屋は、落ち着きます。
【ナープレ】のホテル・ガッレリアは素晴らしいホテルでしたが、私的には少し高級過ぎましたからね。
高そうな調度品を傷付けてはいけない、と、おっかなびっくりで、気が休まりませんでした。
弟が、はしゃぎまわってテーブルにぶつかり、上に置かれていた花瓶が、グラッ、とした時には、家族全員、ドキッ、としましたよ。
アレは、心臓に悪かったです。
あの花瓶、幾らするのでしょうか?
クリスタル・グラスらしいですよ。
まあ、クリスタル・グラスは頑丈ですし、床にはフッカフカの絨毯が敷かれていましたので、倒れたり床に落っこちたとしても花瓶は割れなかったとは思いますが……きっとテーブルには花瓶が倒れて小さな傷やヘコみは付いただろうと思います。
あのテーブルも、無垢のオーク材で出来ています。
目玉が飛び出るくらい高価に違いありませんので……。
板張りの床に、合板のテーブル……花瓶は既製品の陶器の安物……。
気取らない家庭的な雰囲気の宿屋パデッラが、私達の家族には丁度良いですね。
そんなこんなで、竜都【ドラゴニーア】で1泊。
・・・
翌朝早く、【ドラゴニーア】から【ルガー二】を目指して出港。
正午には、【ルガー二】に到着。
ルフィナの家の別荘で昼食を食べてから、午後は、今回の旅行で最後の観光的な事をします。
【ルガー二】湖でボートに乗るか、見晴らしの良い丘に上がって【ルガー二】湖を一望するか、の2択。
私達以外の大人と子供達は、もう船は、お腹いっぱいとばかりに、丘のハイキングコースを登るそうです。
丘の上に、お洒落なカフェがあるので、そこで美味しいお茶を飲む予定なのだとか。
私とペネロペとルフィナは、ボート。
ルフィナの家の別荘から、ほど近い距離に、ルフィナが小さい頃に見つけた面白い場所があるそうなので、そこに行ってみる事にしました。
・・・
私達は、魔導ボートで、【ルガー二】湖を進みます。
メンバーは、私とペネロペとルフィナと、ルフィナの家のメイドさんが2人。
ルフィナが指差す方向に大きな建物が見えて来ました。
「あれは、ホテル・エトワールよ。【ルガー二】では、市街地にあるホテル・ルガー二と、あの湖畔のホテル・エトワールが双璧ね。素敵なホテルで、たまに私達も別荘ではなくて、あそこに宿泊する事があるわ」
ルフィナは、言います。
「へえ」
「ホテル・エトワールは、神話の時代にエタニティー・エトワールという【天使】族の女性が建てた自宅を改装したモノらしいわ。彼女は、英雄よ」
ルフィナは説明しました。
「エタニティー・エトワールは、あのグレモリー・グリモワールの不可能予想の提起者であるグレモリー・グリモワールのパーティ・メンバーで、グレモリー・グリモワールの一番弟子だったらしいぜ。グレモリー・グリモワールが【攻撃職】で、エタニティー・エトワールが【回復・治癒職】。数々の伝説的偉業を成し遂げた、無敵のパーティだったらしい」
ペネロペも言います。
「へえ」
「何?興味なかった?」
ルフィナは訊ねました。
「そうじゃないよ。でも、また、こうして遊び呆けていると勉強が遅れるなぁ……って、思うと無邪気には楽しんでいられないよ」
「キトリーは、少し勉強のし過ぎだわ」
ルフィナは言います。
「そうだぞ。キトリーは、勉強の仕方を、量より質に切り替えるべきだな」
ペネロペも言いました。
「そんな事は頭の出来が良い、2人だから言えるんだよ。私みたいに、底辺を這いずり回っている虫ケラは、努力を止めた瞬間に死ぬんだよ」
「そんな自虐する事はないわ。あなたは、特別よ、キトリー」
ルフィナは言います。
「そうだぞ。私とルフィナが今こうして生きて、人生を楽しめているのは、キトリーのおかげなんだからな。キトリーは、虫ケラなんかであるはずがない」
ペネロペも言いました。
ペネロペとルフィナは、子供の頃に誘拐され、私が偶然その救出作戦の成功に役立ったらしいのです。
その、たまたま、の出来事を、2人は、命の恩人、だなんて大袈裟に感謝してくれていました。
「いやいや。アレは、たまたまの偶然。私の、おかげ、なんかじゃないよ」
「いいえ、きっと守護竜様の運命のお導きだと思うわ」
ルフィナは言います。
「そうだな。運命だ」
ペネロペも言いました。
2人は運命論者でしたか……。
私は、そういうオカルトには懐疑的ですよ。
守護竜様の恩寵みたいに実在が証明されているモノ以外は、信じるには値しないと思います。
「さあ、着いた。降りるわよ」
ルフィナが言いました。
私達のボートは、ホテル・エトワールのある岸の湖側の縁に接岸します。
ペネロペが、ピョンッ、と岸に上がりました。
次にルフィナが下船します。
私も、岸に足を下ろしました。
「苔で滑りやすいから気を付けてね……あ……」
ルフィナが言いましたが……。
ズテーンッ!
くっ、こけた。
鈍臭い私には、注意喚起が遅過ぎました。
ルフィナに【治癒】をかけてもらい、岸辺を少し歩きます。
すると、岸の石積みの堤防に穴が開いていました。
私達は、中に入ります。
ペネロペが【光源】の魔法を灯しました。
「ここ、何?」
「ホテル・エトワールの下水道よ」
ルフィナが言います。
「下水?え〜、汚くない?」
「平気よ。ホテル・エトワールからの排水は、完全浄化されて、湖に流されているの。900年前の【魔法装置】が、今も完璧に機能しているのよ。凄い技術だわ」
ルフィナは言いました。
私達は、下水道の脇に造られた通路を、奥に向かって歩きます。
しばらく進むと、開けた空間に到着。
その開けた空間の壁一面には、石積みの石1つ1つに模様が彫られていました。
なんだか、不気味な雰囲気です。
「この辺りは、ホテル・エトワールの真下なの」
ルフィナは言いました。
「それって、不法侵入とかにならない?」
「ホテル・エトワールの私有地への侵入という意味ならば、問題ないわ。下水は水道局の管轄だから、この下水道も公共の施設という扱いだし。ただ、役所に見つかったら……危ないから……って、叱られるでしょうけれどね」
ルフィナは笑います。
ルフィナって、生徒会長も務めるくらいですから、一見、品行方正の優等生タイプなんですけど、実は、結構やんちゃっ気があるのですよね。
私は、小心者なので、ルール違反とかは出来ません。
「これは!」
ペネロペが壁の模様を注視します。
「わかる?きっと、この壁は隠し扉なんじゃないかって気がするのよ。でも、私には、その開き方がわからない。ペネロペなら、もしかしたら……って、思ったんだけれど?」
ルフィナは言いました。
神話の時代の英雄が遺した隠し扉?
それって、考古学的には、世紀の大発見なんじゃ……。
「フィボナッチ数列だな。多分、これと、これと、これを……」
ペネロペは、模様が彫られている石壁を、何やらポチポチと押していました。
すると、模様が光り始めたのです。
ゴゴゴ……。
模様が彫られた壁は、左右に開きました。
壁の奥には小さな部屋があります。
「罠はなし。大丈夫そうだ」
ペネロペが壁の奥を確認して言いました。
私達は、小さな部屋に入ります。
「何かあるよ」
私は小部屋の奥の壁にハメ込まれたレリーフのような物を指差しました。
「自宅完成を記念して、ここに最も大切な宝を遺す……エタニティー・エトワール……」
ペネロペがレリーフの文字を読みます。
えっ?
神話の時代の著名な英雄が遺した、最も大切な宝……。
それって、とんでもない価値があるんじゃ……。
「宝って、どうやったら出現するのかしら?まだ、隠し扉があるのかな?」
ルフィナは、興奮気味に言いました。
「ねえ、ねえ、宝が見つかったら、どうする?きっと、凄い価値があるんだよね?私達、大金持ちになるんじゃ」
私も興奮が抑えきれません。
「英雄の動産資産は、国際法上、他者が所有出来ないわ。当該国の政府が大切に保管する決まりよ」
ルフィナが言いました。
「黙っていたら、バレないんじゃない?」
「もしも、英雄の動産資産を見つけて着服したら……最悪の場合、一族郎党全員死刑よ」
ルフィナが言います。
げっ!
何それ?
怖っ!
「ただし、英雄の未発見の遺品を発見して、国に正直に報告すれば、その功績を国から褒賞されるだろうな。多少の功労金くらいはもらえるだろう。その遺品が、何か重要な意味を持つモノなら、名誉も得られる」
ペネロペが言いました。
見たところ、この小部屋には、宝はおろか、レリーフ以外には何もありません。
「多分、こうするんだと思う……」
ペネロペが、レリーフに手を置いて、魔力を流しました。
すると、レリーフから、光が差します。
いよいよ、世紀の大発見が……。
レリーフが、何やら、映像を映し出しました。
音声はありません。
映像に映っているのは、5人の人種です。
ん?
これが宝?
「この人種は【天使】……つまり、エタニティー・エトワール本人なんじゃないかな?」
ペネロペが映像に映る女性を指して言いました。
「この男性は【エルフ】……こっちの男性は【ドワーフ】……この男性は、見た事がない種族だわね……そして、このトンガリ帽子の女の子は、【人】」
ルフィナが言います。
「確か、グレモリー・グリモワールのパーティで、唯一、種族が【人】なのが、グレモリー・グリモワールだったはずだ。つまり、この少女が……」
ペネロペが言いました。
「「グレモリー・グリモワール!」」
わたしとルフィナは、同時に言います。
「若いね。グレモリー・グリモワールって、何か勝手に、もの凄い老婆のイメージだったよ」
「文献によると、グレモリー・グリモワールは、【ハイ・ヒューマン】だから、見た目通りの年齢ではないんだよ」
ペネロペは言いました。
「この映像が、エタニティー・エトワールが遺した、最も大切な宝……」
ルフィナが呟きます。
「パーティ・メンバー……最も大切な宝は、パーティ・メンバー……つまり、友達、って意味なんじゃないかな?」
「素敵ね」
ルフィナは、しみじみと言いました。
「本当だな」
ペネロペも言います。
世界中を冒険して、ありとあらゆる秘宝を探し当てたグレモリー・グリモワールの伝説的パーティ。
そのメンバーであるエタニティー・エトワールが……最も大切な宝……と呼んだモノは、友達、でした。
何だか、感動します。
「あのさ、私達3人も、ずっと友達だよね?」
私は、何故か、そんな質問をしていました。
そんな事、確認するなんて馬鹿みたいなんですけれど、ほとんど無意識に、口を吐いて言葉が出ていたのです。
「「もちろん、生涯の親友だよ」」
ペネロペとルフィナは、即座に言いました。
・・・
私達は、ボートに乗って引き返します。
ルガー二の市街地に向かい、役所に、ホテル・エトワールの下水道で、英雄エタニティー・エトワールの遺物を発見した事を報告しました。
一応、その場で……現地から、何も持ち去っていない……事を【契約】で証明し、隠し扉の開け方を教えます。
私達は、何だか、心が暖かいまま、ルフィナの家の別荘に戻りました。
お読み頂き、ありがとうございます。
ご感想、ご評価、レビュー、ブックマークを、お願い致します。
活動報告、登場人物紹介&設定集も、ご確認下さると幸いでございます。
・・・
【お願い】
誤字報告をして下さる皆様、いつもありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
誤字報告には、訂正箇所以外の、ご説明ご意見などは書き込まないよう、お願い致します。
ご意見などは、ご感想の方に、お寄せ下さいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。




