『真面目にお仕事していたら、なぜか「冷酷王子」と呼ばれていました』
「貴方は判子(はんこ)だけを突いてくれれば良い」
偉そうなオジサンに、投げ捨てられるように言われた屈辱の言葉。「絶対にやり遂げてやる!」そう決意して、不慣れな書類仕事と格闘し始めたクリスティアン王子の正体は、前世の記憶を持ったまま転生した少女・立花美沙だった。
「あれ、これって……おかしくない……?」
苦労の果てにたどり着いた、ある重大な疑問。真実を確かめようと必死に動き回った結果、話はどんどんと大きくなっていき――。気づけば、親戚をも一切の容赦なく断罪する「冷酷王子」と呼ばれるようになっていた。