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挿絵・魔族の美女
〜挿絵注意〜
挿絵があります。ご注意ください。
ティアラがまだ魔界にいた頃のお話。
彼女は日夜、愛する魔王様のために働いていた。
魔王城の廊下で、ティアラの同僚の女性が前から歩いてくる。彼女は、何やら嬉しそうにティアラに話しかけた。
「 あら、ティアラ。この間の飲み会以来ね 」
「 シエーラ、この間は楽しかったですわね 」
笑顔で会話をする2人。
「 その飲み会で一緒だった、人狼の男性と意気投合してね。付き合うことになったのよ。彼、前から私のことが気になってたんですって 」
「 良かったですわ。とってもお似合いでしたもの。飲み会の幹事としては嬉しい限りですわ 」
2人は楽しく話をした後、お互いの目的地に向かうために別れた。
「 ふふふ、これでまた、魔王様の近くから独身の女性が1人いなくなりますわ 」
ティアラは1人ほくそ笑む。あの2人が上手くいくであろうことは、飲み会を企画した時点で予想済みであった。全ては、魔王の元に近づく女を減らすためのティアラの作戦であったのだ。
「 さ、魔王様で妄想する時間ですわ 」
どこかで誰かが寒気を感じた。
ティアラです。




