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妹を殺させない為には全てを懸ける。  作者: 虎ノ介


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2/2

本編 プロローグ2

私がカメルの為に死ねるか悩んでいると窓から「コンコン」という音が聞こえた。


どうしたのだろうと思って窓を開けてバルコニーに出てみるとカメルがそこにいた。


「どうしたの?」


「ここで話してたらメイド達にお姉ちゃんに

会ってる事がバレちゃうから中に入れて!!」


そう言って部屋の中に入って来た。


「体調がすごく悪いって先生に聞いてみて来てみたら全然元気じゃん。」


どうやらカメルは私の事を心配してお見舞いに来てくれたようだ。


「一応まぁまぁキツイんだよ。」


ここは嘘をついておいた方がいいだろう。


「ベットで寝た形跡が一個もないのに?どうせ本でも読んでたんでしょう?」


案外カメルは鋭い......






「あのさ、一つ聞きたいんだけどいい?」


「何?」


「もしもだよ、もしも私が生きる為に死ななくちゃいけなくなったら死ねる?」


少しは迷うがと思ったが直ぐに答えてくれた。


「そんなの死ねるに決まってるよ!!」


「何で?」


「だってお姉ちゃんだってもし私がそうだったらそうするでしょう?

それに家族なんだから当たり前じゃん!!」


「そう、ありがとう。」


「それじゃあ、お姉ちゃんが無事なのも確認できたし部屋に戻るね。」


そう言って窓から出ていってしまった。




何で私はあんな簡単な事悩んでたんだろう?

そうだよね、家族なんだから死ねるに決まってるか。

よし、死のう!!

でもそうなるとカメルの精神を傷つけちゃうかもな、どうしよう。

取り敢えず今はさっきまで考えたことを全部書き出してみるか......

万年筆をとって羊皮紙に書き出そうと思ったら、

万年筆を手に突き刺してしまった。

直ぐに取ったが、血が大量に溢れ出て来た、早く治癒魔法かけないと!!




治癒魔法をかけるとみるみる内に傷が塞がった。

周りより少し肌の色が青白いから斑点みたいになっている。

何で治癒魔法を使うと肌が白くなったりするんだろう?

気になってた本を開いて調べて見ると何とも使えそうな情報が手に入った。

どうやら治癒魔法とは本当は

時間を巻き戻す魔法らしい、どうやら赤ちゃんの頃にその部分だけ戻すようだ。

そして治癒魔法を頭にかけると

赤ちゃんレベルの頭になるかと思ったら記憶が無くなるようだ。




これを使えばカメルの頭の中からも私を消す事が出来る。

これをすればカメルが母様に私がいなくなっ事も教えないからカメルは生きる事ができる。

よし、作戦が組立ってきた!!


順番に考えていこう。

まず一番最初に自由時間の時にカメルを雑木林に行かないかと誘う。

次にカメルの頭を後ろから強く打って気絶させる、これは事故死に見せかけるためと

母様を騙すための布石だ。

そして気絶したカメルを谷付近まで運んでいく。

この時に引きずるのではなく持ち上げていく事が大事なポイントだ。

カメルを谷付近まで運んだ後頭に治癒魔法かける事によって記憶を失わさせる。

その後私は信号弾を空に向かって打ち上げて私はそのまま谷に落ちればいい。



それで私の人生は終わるけど、カメルの人生は続く。

これでいい、何故なら私の命はカメルのものなのだから。

その瞬間私の頭の中にあの日の記憶がなだれ込んで来た。




【??月??日】

その日私達は珍しく街に出ていた、何故なら父様が帰ってきたからだ。

母様は父様がいる前では私達に強制的な勉強を押し付けたりはしない。

だから私達双子は父様が好きだった。

その時珍しく街はお祭りだった、確か何処かの神様の生誕祭だったようなきがする。

私達、家族はそのお祭りを楽しんでいた。

この時父様が珍しく酒を飲み酷く酔っていたのがいけなかった。




私たち家族は族につけられていた、いつもなら父様が魔力探知で気付くのだが、

この時は酔っていたため気付かなかった。

父様と母様が高級服屋に入っていった、

私達は年齢制限に引っかかって高級服屋の中には入れなかった。

その時静かにその場で待っていればよかったのに、私達は祭りの熱にうなされていた。

興奮していた私達は母様達がいない間にさっき遊べなかった屋台に行った。




屋台で遊び終わった後に事件が起こった。

私達が暗い路地の前を通った瞬間に私達は路地に連れ込まれた。

すると一人の下っ端が言った。


「なぁ、神様への供物は幼女一人で良いんだからもう一人は要らなくないか?」

「何お前は甘ぇこと言ってんだよ、

どっちか一人は後で犯しちまえばいいんだよ!!」


「確かにそれはいい案すね!!それじゃあどっちにします?」


「そりゃお前顔が美人な方だろう?」


「でもこの二人、双子みたいですよ?」


一人のリーダーのような男が私達の顔を覗き込んだ。




「おい、双子だなんて縁起が悪いじゃねぇかよ!!

こんなの神様に捧げるのか!?」


「でもこいつ等以外に他の良さそうな子はいませんよ?」


「う~ん、しょうがないそれじゃあこいつ等を供物にするのは決定にして。

お前はどっちを犯したい?」


「俺っすか!?

う~ん、俺じゃ選べないんでこいつ等にどちらかを選ばせるとかどうですか?」


「お前中々いい性格してるじゃねぇか、それじゃあそれにしちまおう!!

と言う事でお前らどちらを差し出すか、五分で選びな!!」




私はこの時凄い顔をしていたのだろう、それを見たカメルが迷わず手を上げた。


「私が貴女達に犯されます!!」


「何言ってるの!?まだ話し合ってないじゃん!?

それに犯されるって意味わかってるの?」


するとカメルは勢いよく息を吸い込んで話し始めた。


「それくらいの意味は知ってるよ、お姉ちゃん。

それに私は死にたくないからこっちを選んだの。

お姉ちゃんは供物にでもなって死んでてよ、私は生きるから。」


私はカメルの言動に驚いて立ちすくんでしまった。




「ねぇ、おじさん私早くここでしたいんだけどいい?」


「お前さん実の姉にあそこまで言うとはやるな~。

それにドスケベと来た、お前さん貴族の顔を被った醜い女だな。」


そう言ってリーダの様な男は脱ぎ始めた。


「それじゃあフェラからしてもらおうかな。」


そう言った後カメルは男の陰部に近づいた。

カメルはその瞬間思いっ切りリーダの男の金玉を殴りつけた。

男が大きな悲鳴を上げた瞬間私を捕らえていた男の力が弱まった。


「お姉ちゃん、逃げて!!」


その瞬間私は泣きながら逃げ出した。




急いで通行人の人達に助けを求めたが、皆見て見ぬふりをした。

私は走り回ってようやく助けてくれる人が見つかった。

その人を連れて急いで戻ったが十分くらいかかってしまった。

レイプしたり暴行を加えるのには十分な時間だった。

何とかカメルが殺される前にその路地に戻れたが。

カメルは精液まみれで腹には複数の殴打があったり、大量に血を流していた。

その後あの男達は捕まることはなかった。




【次の日の自由時間】

私はカメルを雑木林に久しぶり遊びに行こうと誘った。

だがカメルは一回鬼ごっこをしてからと言われた。

仕方なくカメルと鬼ごっこをした、私が鬼だった。




私は自分がカメルの代わりに出来るだけ早く死ねるように全力で走った。

だけれどカメルは私が死ぬのを嫌がるかのようにずっと逃げ続けた。

何とかカメルを捕まえて鬼ごっこを終わった時には私は泣いていた。


「そんなに雑木林に遊びに行きたかったの!?

ごめんね、それじゃあ早く行こう!!」


カメルはそんな私を見て急いで雑木林まで走っていった。




「で、雑木林なんかに来て何するの?」


「前に本で読んだんだけど、

木の下には動物が金を隠してるんだってだからそれを探そう。」


勿論嘘だカメルがしゃがんでる時に後ろから頭を叩くためだ。


「え、本当!?それじゃあ急いで探そう!!」

そう言ってカメルは一心不乱に木の下を探し始めた。


私は楽しそうに木の棒を探しているカメルを後ろから木の棒で殴りつけた。

カメルは失神した。




私はカメルを持って崖の付近まで行った。

見るとカメルの腹にはあの時の傷が酷く残っている。

これも治癒魔法で治してあげよう。

最初に腹に治癒魔法をかけた、最後にあの醜い記憶を消えるに願いながら

頭に治癒魔法をかけた。

そして私は真上に信号弾を打ち上げた。

さぁ後は私が飛び降りるだけだ、これでカメルは死ななくて済む。

最後にカメルの口にキスをして私は崖に走って飛び降りた。





上を見ると空から女の子が落ちて来た

今回で本編のプロローグが終わりましたね、次はカメルの物語のプロローグを書きたいと思います。

読んでくれてありがとうございました

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