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妹を殺させない為には全てを懸ける。  作者: 虎ノ介


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本編 プロローグ

妹は殺させないの物語を連載してみました。

「レイ、あの子を殺しなさい。」


母様に呼ばれて部屋に行くとその言葉が耳に入ってきた。

目の前には赤い紅茶が入ったコップが二つある。


【今朝方】

「ねぇ、レイまだ起きてる?」


「うん起きてるよ、どうしたの急にそれに今は勉強の時間だよ?」


隣の部屋にいる双子の妹のカメルが話しかけてきた。


「レイと話したいなって思っただけ、

それに先生がいないから話してもいいでしょ?」


確かに今は先生が母様にテストの結果を伝えに行ってるから

少しくらいなら話しても大丈夫か。


「いいけど......」


「やったぁ~!!レイは将来何になりたい?」


「え、そんなの金持ちの貴族と結婚する事じゃないの?」


私達の将来は母様に決められているはずじゃない?


「母様に決められたことじゃないよ!!

結婚する以外の道もあるなら何になりたいって事!!」




そんな事考えたこと無かったな~。


「それじゃあ、好きなだけ本を読めるようになるとかな?」


「レイはやっぱりそうだよね!!自由時間はいつも本読んでるし。

私はねレイと一日中遊ぶ事かな。」


「私は体力テストの成績悪いから、そんなに長くもたいなよ。」

「大人になったら体力もついて一日中遊べれるようになるよ!!」




二人で話し合っていると廊下から先生の足音が聞こえた。


「二人とも出てきてください、食事のテストです。」


先生がそう言った後、椅子のロックが外れた。

椅子から降り、画面の電源を切って扉に向かった。

すると扉が開いた一度立ち止まってから、私は廊下に出た。


「二人とも立ち止まる時間が少し短いですがいいでしょう。

ついてきてください。」そう言って先生は歩き出した。


遅れないように優雅に足を運んで先生についていく。




何とかミスもなく食堂に着く事が出来た......


「二人とも今回もミスがありませんね、これで連続10回達成ですね。

夜の食事のテストは豪華な物にしてもらいましょう。」


先生は無表情のまま言っているが

声のトーンが少し上がっているので多分喜んでいるのだろう。

食堂の扉を先生が開けて私達は中に入った。




どうやら今日のご飯はパンのようだ、あれは硬いから嫌いなんだけどな。

私達は上座から一個下の位置にある椅子に座る。

手をしっかりとタオルで拭いた、母様が来るまで静かに待つ。

すると前の扉から母様が多くの従者を引き連れながら入ってきた。

二人で同時に椅子を立ち私達二人が右手に何も持ってい事を母様が確認してから挨拶する。


「おはようございます、母様。」


「おはよう、可愛い子供達。」そう言って母様が先に椅子に座った。


母様が先に椅子へ座ったのを確認して私達は椅子に座った。

母様がご飯を食べ始めてから私達はご飯を食べた。




「二人とも勉強の調子はどう?」母様が勉強の進捗を聞いてきた。


先生が全て報告しているからここは正直に話した方がいいだろう。


「私は歴史でスコアが10点上がりました。」


「私は体力テストのスコアが5点上がり、貴婦人のマナー講習が終了しました。」


カメルも貴婦人のマナー講習終わったんだ、後でたくさん褒めてあげよう。

だけどそれをここで言うのは危ないんじゃないの?


「自慢げ言っているけど貴女の姉はそれを一週間前に終わってるわよ?

女性は戦場に出ないんだから体力テストでいい点数を取っても意味が無いわよ。

メター先生に貴女の勉強時間を増やすように言っとくわね。」


やっぱり母様は怒ってしまったようだ。


「それとレイは後で私の部屋に来てね伝える事があるわ。」


母様が自分の部屋に人を呼ぶ何て珍しいな。


「分かりました、食べ終わった後着替えてから行きますね。」

今の格好は食事テストだから服装は雑、だからお茶会用の服に着替えなくては。


「いや、着替えなくていいわ。直ぐに私の部屋に来て。」


「でも今は......」

口答えはしない方がいいか、母様がやらなくていいって言ってるから大丈夫かな。




母様が手を拭いたのでどうやら食事が終わったようだ。


「それじゃあレイはついてきて。」私は立ち上がって母様について行く。


廊下に出るとおかしなことにメイド達が一人もいない。


「最近レイはテストの結果いいみたいね。

貴女歴史のテスト以外にも点数が上がってるでしょ?

さっき言わなかったのはあの子を気遣ったんでしょう。」


気遣ったわけではないがそういう事にしておこう。


「貴女も最近あの子に気遣うの疲れてるでしょう。」


母様が自室の扉を自分で開けながら言う。




母様の自室に入ると机には赤色の紅茶が入ったコップが二つある。


「さぁ座ってちょうだい、今日は貴方に言う事があるの。」


椅子に座るとクッションは柔らかいが下の方に硬い物がある。


「私に言う事とは何ですか?母様。」


母様が少し下手に出ているのが気持ち悪い、悪い予感がする。

その予感は的中してしまった、だが予感よりもはるかに悪い内容だった。




「レイ、あの子を殺しなさい。」


母様の口から恐ろしい言葉が飛び出て来た。


「あの子とはカメルの事でしょうか?」


「ええ、そうよそれ以外に誰かいるの?」


私が、カメルを殺す?そんなの無理だ、断ろう。

そう思ったが無理な事に気付いた、この椅子は多分電気椅子だ。


背もたれには寄りかかってないが多分鉄パイプが中に入っているだろう。

私が断ったら電気を流して私を殺す気だろう。


「理由を聞いてもいいですか?」


「レイはあの子を殺すのね、分かったわ。

理由を話しましょう。」勝手に私が受ける事になっているが母様だから仕方がないか。




「理由は簡単よ、あの子より貴女の方がこの家にメリットがあるからよ。

それに双子の子なんて貰い手が見つからないもの。

私は貴女がいい縁談にこぎつけるようにさっきの提案をしたのよ。」


どうやら母様の脳内では私は自分でカメルを殺すことを選んだみたいだ。


「どうやって殺せばいいんですか?」


「貴女の好きなように殺しなさい、だけど絶対に明日か今日中に殺しなさいね。

それとメイド達に見られては駄目よ。」


嫌だ、絶対にカメルを殺したくない。




カメルを殺さないいい方法を考えないと!!


「母様、今日の勉強の時間を無くしてくれませんか?」


「何で?」母様から猜疑心の視線が向けられる。


「あの子を殺すのに完璧な作戦を立てたいからです。」


今日のうちに何かいい方法を考えよう......


「そうそれなら先生に今日は体調が悪いからやめておいてくれと伝えておくわ。」


「後、魔法は使ってもよろしんでしょうか?」


魔法は使うとその人物特有のにおいがその場に残ってしまう。

他の人にバレてはいけないのなら魔法を使ってはいけないかもしれない。

もし使えないならカメルを殺さない方法が狭まってしまう。


「匂いを気にしてるのね、大丈夫よ好きなだけ使っていいわよ。

後出来るだけ殺す時は血が飛ばないように殺してね。

出来れば事故死に見せかけたいから、それと事故死みたいに殺せたら

この信号弾を打ち上げてね。」


後から色々と条件を追加しないで欲しい。


「分かりました母様できるだけ事故死に見せかけて殺して見せます。」


机の上にあるカップの中身はいつの間にか全て飲み干していた。




母様の部屋から出るといつもなら怒られるから走らないが

廊下を全力で走って自分の勉強部屋に戻った。

すると先生が私を見つけて近づいてきた。


「母様から聞いておりますよ、今日は体調が悪いようですね。

今日は一日中自室で休んでいてください。」そう言われて、私は自室に向かった。




自室の中に入ると少し部屋の中が埃っぽい。

ベットで久しぶりに寝ようかと思ったが、埃をかぶっていたのでやめた。

机と椅子は自由時間に本を読むのに使っていたりしたので埃をかぶっていない。

私は椅子に座ってカメルを殺したように偽装する方法を考え始めた。




まず前提条件を考えてみよう。


前提条件①:メイド達に殺している、殺そうとしているふりをバレてはいけない。

前提条件②:出来るだけ事故死に見せなくちゃいけない。

前提条件③:カメルの精神を傷つけてはいけない。


まず前提条件から考えるにカメルに私が貴女を殺そうとしているのと

教えるのはなしだ、カメルはああ見えて案外精神面は未熟だからね。

そうなるとカメルを家から逃がすという手も考えたけど

これはカメルにこの事を教えるのが前提条件だから不可能だろう。




次にメイド達にバレてはいけないのなら庭や家の中で殺すのは絶対にダメだね。

そうなると血がいっぱい出るのは駄目だよね。

一応血が多く出ても治癒魔法を使えば大丈夫なんだけど......

そうなると血が出てもそれを隠せる所かつメイド達に行為がバレないところ。

それなら裏のの雑木林が手っ取り早いか......




よし作戦を行う場所は決められたけど、まだ作戦を考えていない。

まず絶対にカメルを殺すのは無しだ。

次にカメルを逃がすのは難しい、何故なら先ほど前述したとおり

カメルにこの事を教えのが前提条件だからだ。

だがこの前提条件を回避する方法がある!!

カメルに幻覚魔法を使って家が燃えてるように見せたり、

大量の軍隊が来てるように見せればいい。

だがこの作戦には問題がある、この作戦の前提条件は幻覚魔法が使える事だが

私は幻覚魔法を使う事が出来ない!!


それなら魔法植物など使ったりして

幻覚を見せればいいじゃないかと思うかもしれないが。

私達双子は危険植物耐久テストに合格しているため

毒物や魔法植物などの効果は殆ど受けないのだ!!

変に体が強いせいでめんどくさいな。




となるとカメルをこの家から逃がすのは多分無理だろう。

そうなると私がこの家からいなくなるのが理想的か......

私とカメルは双子だから容姿は凄く似ているだから私とカメルが入れ替わっていても

母様は気付かないレベルにだ。

それなら私が居なくなればカメルが母様にカメルだと知られなければ生きれる。

でも私が居なくなったりすればカメルがそれを母様に話すそうなったら

ほぼ確実にカメルは死ぬ。

カメルが私が居なくなった後でも母様にボロを出さない方法はあるのだろうか?

ここがこの作戦一個目の問題だ。




次にこの作戦にはもう一個問題がある。

この作戦の前提条件は、この家の外に簡単に逃げるれる事が前提条件だ。

この家は大きな谷に囲われている、この家から出る方法は一つしかない。

吊り橋を渡って逃げるか谷を駆け降りるか、この二つだ。

まず吊り橋は絶対に使う事が出来ない。

何故なら吊り橋の前にある門を開くには

母様か先生に開けてもらわなくて行けないからだ。

谷を駆け降りるのは私の身体能力じゃ無理だ。

つまり私はこの家から簡単に逃げる事は出来ない、そう逃げる事は出来ないのだ。




だが前記の作戦では一応逃げなくてもこの作戦を行う事が可能なのである!!

私が谷から飛び降りて死ねばいいのだ。

そうすれば前記の作戦の大事な私が居なくなるという事が実行できる。

だが私はカメルの為に死ねるのか?

もちろん心の中の私は死ねると言っている、

だかいざ死ぬとなればビビって死なないのではないか?

次のエピソードでレイが何故ここまでカメルを大事にしているかを書きたいと思います。

投稿時間は今日の九時ごろにしようと思います。

読んでくれてありがとうございました

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