中二病を治さないから
2021年某日
日本国長野県長野市蒼藍王国大使館本館
大使館と言うからにはあまりに首が痛くなるレベルの超高層ビル。
我らが素っ頓狂集団の拠点である。
が、大使館として機能するのは地上150階まで。じゃあその上は?と言えば、地上2300階までが銀色民族衣装属する素っ頓狂集団随一の情報系大規模企業体3C。その上5100階までがもう一個の情報系大規模企業体LWTC。最後15000階までが日本のありとあらゆるお金大好きな組織をして、「お金怖い。」と言わしめる元凶となった、妖怪金出させろこと超大規模複合横断業種企業体LSNグループが入っている。
あの防衛省をして、「使っても使っても、お金が減らないの。必要な物をそろえて必要な研究を終わっても一桁も変わらないの。むしろ増えていくの。怖いの。もうお金が減って欲しくて職員に特別賞与としてみんなに配ってるけどそうしたら配った金額の10倍が入ってくるの。それに最近はみんなお金よりも仕事をくれと行ってくるの。どうすればいいかわからないの。」と幼児退行を起こさせ、国土交通省をして、「やるべきこと、やりたいことを全てやりきったのに金が残り、さらにどんどん増えていき、途方に暮れる毎日。」と途方に暮れる状態に陥る始末。
とどめに、財務省と日銀では次々と増えていく国庫の額を見て「行こう。此処も時期に金に沈む。」とどこぞの有名なアニメ映画のごとき台詞とともにあきらめさせ、向こう10万年間ありとあらゆる納税義務を停止する措置を執ったのにもかかわらず寄付名目の納税で史実とは逆の意味で日本政府がお金に頭を抱える原因となった、まさに素っ頓狂状態を造った元凶がLSNグループである。
[ひとまず、第二次大戦の様子は概要でまとまりましたね。]
「どうする?ひとまず20世紀後半以降については置いておいて、豊徳政権に至までをまとめようか。」
「好きにしんしゃい。にしても、かなりの大都市やんね。」
どこぞの銀色民族衣装が素っ頓狂集団がある世界の日本列島は長野市に自宅を構えていることもあるせいか、初期に構えた物を除き、基本的に、この素っ頓狂集団は長野県に大使館もLLCもその世界における本拠地を置く。そして、その長野県内各自治体に、天文学的額の納税を行う。そして、還付されたら、そのさらに数倍の額を追加寄付する。
長野県最大の企業体である、信濃交通グループの株式はその8割をLSN-LTS-LTRが保有する。その信濃交通グループは県内4地区をそれぞれ地盤とする4グループに分かれており、一番関連業種が多いのが松本に本社を置き中信地区を地盤とするアルピコグループである。
その次が、北信地区のながでんグループだが、売上高、利益額を含め一番わかりやすい指標である、総資産額は4グループでトップである。
まあ、首都である東京はおろか、大阪、名古屋、長岡にも直通列車を走らせているほか、JRと車両の共通化を行う(行わないと裁けないレベルの沿線人口)ことでの、開発、製造コスト削減を通し純利益額を毎年最高値更新している。
信濃交通グループの株式をLSN-LTS-LTRが大量保有している理由は、単純。
今から2万6千年前に、現在の長野県に相当する地域を影響下においた素っ頓狂集団が、インフラ整備を皆さんおなじみ妖怪金出させろにぶん投げたので、良し無駄遣いの時間だ!とばかりに、多額の資本金を投入して生まれたのが現在の信濃交通グループである。発足時はLSN-LTS-LTRに全株式を押しつけた上で、グループ全体の余剰金を投入しまくって好き勝手やった結果こうなった。
その信濃交通グループ長野電鉄のお膝元、長野市は、現在の人口500万人を超える。史実の旧長野市と呼ばれる、犀川以北でこれである。史実と同じ市域としたら人口は軽く1500万人を超える。
ちなみにこの世界の東京は単体人口3000万人。東京大都市圏全体で5000万人。大阪が単体2000万人。京阪神近畿大都市圏で4500万人。長野松本大都市圏で4000万人となる。そもそも石川県珠洲市を原点とした測量座標上、史実より2~2.5倍大きいとはいえ、この値は異常だが、東条英機氏曰く「建国以来常にどこぞの素っ頓狂集団のせいでベビーラッシュが停まらないのだ。人口はどんどん増えるに決まってる。日本語話者が15億人超?当たり前だ。ムーを日本語化したのはどこぞの素っ頓狂集団だ。その素っ頓狂集団にかかれば、80万平方キロに3億人も詰め込んで史実とやらと同程度の都市展開は造作も無いだろうさ。まあ、どこぞの山の中は、めちゃくちゃな大都市になってるそうだけどな。俺も退任したらいっちょ旅行で行ってみるか。」だそうな。
実際にきたかって?それは後々。
時は1981年
アメリカ西海岸にあった企業のいくつかを日本企業が買収した。後にこれらの企業は本社機能を全て台湾に移転し、アメリカには開発拠点と製造拠点を残す形となったが、その開発拠点が各企業のアメリカ法人へと発展する。
買収された企業は後にGAFAMに数えられる企業の一つも含まれた。
この企業は、日本のオープンソースOS開発プロジェクトである、TPoS(昭和のトロンプロジェクト)において中心的役割を果たした。また、どこぞの素っ頓狂集団からも協力が有り、CLLOSと高い互換性というか、プログラムコードを○ぱくりすることが出来、それにオリジナリティをつけることで、世界を席巻することにつながった。
このOSを動かすハードウェアでも、富士電工通算が買収し、完全子会社とした(でも稼ぎ出す額がでかいため、独立採算となっている。)入ってる会社が作ったCPUが、その完成度に反比例する低価格から、世界中で使われることになる。
アメリカのしぶとく生き残っていたおいらがヒーロー中二病集団が、このままじゃ、アメリカが、半導体、ソフトウェア産業で世界一になれないと勝手に焦り、国務省と商務省が、通商代表部に働きかけ、日本からの半導体、ソフトウェア製品に関して150%というばかげた関税をかけ、他の製品に関しても同様の措置を行ったため、アメリカ国内において、日本企業の部品を使った製品が馬鹿高くなった。
これを受け、アメリカの製造業は、日本の部品を使わないという動きを見せるが、日本の部品を使わないと、製品の質が格段に落ちる。故に売り上げががくんと落ちることになった。なお、西部八州は旧ネイティブアメリカン諸部族連合の領域だったため、連邦政府が出した、この阿呆らしい関税は無視し、輸入を行った。というか、旧ネイティブアメリカン諸部族連合の皆さん、日夢連合と、毎日サバイバルゲームという名の演習をドンパチやっている関係で、一般市民に至るまで下手な州兵より強いという状態のため、西側八州に認められた「連邦政府が出した政策に、正当性が感じられないという判断の場合連邦最高裁への告訴と、一定期間の政策適用無効」という権利をフルに使った。
中部、東部の各製造業からの訴えを受け調査した連邦政府が、このおいらがヒーロー中二病集団が出した政策を知ったのは、1983年のことだった。
速攻で、連邦政府は、おいらがヒーロー中二病集団の持つ各種権限を剥奪して降格。関税を元に戻し、政策を通した三者の責任者を解職し、入れ替えた。
そんな作成したOSが後に世界を席巻する企業ことMicrowere社は、皆さんおなじみ妖怪金出させろのお仲間との連携をやりやすいように、長野県諏訪市に大きな本社を構えた。諏訪に本社を置くIT系の世界的日本企業と言えば他に諏訪精工舎、帝国精工(後にSunyへ改称)、鹿塩製作所がある。いずれもパソコンやスマートフォン、プリンタなどで世界シェア上位に食い込む企業ばかりである。そして、もう一つの顔として、諏訪大社の法人氏子という活動も行っている。
彼らが地元に落とす金と皆さんおなじみ妖怪金出させろが、地元自治体に押しつける莫大という言葉もちゃちに思える天文学的額の金が、諏訪湖と、流入河川の浚渫。天竜川の改修に使われ、40年かけ行われたそれは竣工直後に起きた諏訪豪雨に絶大な効果を発揮した。
そんな諏訪湖に海上自衛隊の施設がある。
「海上自衛隊潜水艦試験研修施設」
人工的とはいえ、この信濃国にあの素っ頓狂集団が拠点を置いて以来、諏訪盆地や伊那谷の洪水対策の一環で底を掘りまくった結果、最も深いところで海抜-700m(諏訪湖の水面は標高759mなので合わせて1400長の深さを持つ)となる日本はおろか、世界で最も水深がある湖になっちゃったこの湖で、海上自衛隊は新たに開発する潜水艦がどれだけ潜れるかを試している。のはいいが、エジプトでピラミッドが造られたあたりから、諏訪湖の最も深い位置の湖底に着底出来て当たり前状態になったので、どれだけ深く潜れるかでは無く、その湖底でどれだけ長く待機出来るかを試験している。
合わせて、実際の海上潜行実習を行う前に、この諏訪湖で潜行という物に慣れさせるための訓練が行われる。
早とちりしやすい頓珍漢が、この訓練を見て、「諏訪湖には怪物が居る。諏訪湖だからスッシーだ。」と大騒ぎして、オカルト雑誌に投稿したが、それ自体無視された。だって、潜行訓練の時間や潜行、浮上地点をわざと公表して、事故の可能性を少しでも減らそうと努力しているぐらいなのだから。
ちなみに1年のうち決まった日に、素っ頓狂集団の戦艦が相次いで、湖面から飛び出す。
飛び出す日は、3月26日、5月19日、7月9日、8月6日と22日、11月13日そして12月15日と20日。
12月15日は素っ頓狂集団の建国記念日。それ以外は、現在素っ頓狂集団を率いる頭目たちの誕生日。
飛び出す船は素っ頓狂集団こと蒼藍王国軍の象徴である、コーウェリア級。早い順に3番艦、4番艦、1番艦、2番艦、5番艦、6番艦だが、12月15日だけは6隻がお行儀よく1列に並んで1から6の順番に飛び出す。ちなみに7月9日と8月6日は飛び出す船が同じで一番艦であり、諏訪の人々は3番艦が飛び出すことで春の訪れを感じ、1番艦の飛び出しを夏の風物詩として楽しみ、6番艦の飛び出しで年の瀬を感じるという一年を過ごす。
この飛び出しは先述の浚渫工事の際にサイズ的にちょうどぴったりだったこのコーウェリア級を地中に開いたゲートから軌道上へ射出し、湖底の岩盤をぶち抜くという実にダイナミックというか脳筋なことをしでかした結果、生まれた。
よくぶっ壊れねえなと思う方、こんなことで壊れるようなら、素っ頓狂集団と言われない。
カタログスペックは最低値を記しており限界がどこなのかはっきり言って開発者もメーカーもいい意味でわからないという訳わかんない状態となっている。
カタログスペックの100や1000倍は当たり前。10倍で調子悪いと言われ、全力運転してもけろっとしている訳わかんない機械の集まりという側面も持つ我らが素っ頓狂集団でした。
話を海自に戻すが、海自は、諏訪湖のこの馬鹿みたいに深い水深を利用して、将兵の潜水遊泳能力向上を行っている。そこへ、陸自と空自も乗っかっているわけだが、此処で潜水訓練を受け、陸自の狙撃部隊へ配属されたとある尉官は、後の湾岸戦争時にティグリス川の水中からサウジ軍の将軍を狙撃し、その後川を泳いで友軍に合流したという阿呆みたいな本当の話がある。
1984年 アメリカ カリフォルニア州 ロサンゼルス
60代以上の方ならご存じロサンゼルスオリンピックが開催された。が、アジアの旧枢軸国家は参加をボイコットした。これは次の88年百済王国首都任那で開催された大会も同じだったが、困るのはこの国からお金をもらっていろいろとやってる人ぐらいで、基本的に日本にはそんな人居ないので困らなかった。
この大会で、水泳のメダルを総なめにしたのは日本選手団だったが、全員海自出身だったのは公然の秘密。