第十九話『これが戦神の力にゃん!』修正02
第十九話『これが戦神の力にゃん!』
戦神がこんにゃにも弱いものにゃったにゃんて。……いいや、違うにゃ。戦神を動かしているのはウチ。全てはウチが戦神の力を扱い切れていにゃいのが原因にゃ。
……にしてもにゃ。本当にヨモギ団子につられたにゃけで、ウチはこれをやっているのにゃろうか。ひょっとして、自分でも自覚していにゃい、にゃにか他の目的があっての行動にゃのかも。でもにゃ。それにゃら他の目的って? ううん、たとえば、
神さまとにゃって、でもって大活躍をして、ちやほやされたい思いがあったのでは?
『良くやったにゃあ!』と褒められ、頭を撫でてもらいたかったのでは?
『にゃあまん様ぁ!』と敬われ、慕われたかったのでは?
『さすがにゃあ!』と羨望のまなざしで見つめられたかったのでは?
とまぁそんにゃ神の如くの存在ににゃりたかったのでは?
ううん。どれも違うにゃ。ヨモギ団子のあの甘美にゃ味わいは、こういった感情をはるかに凌ぐすごさがあるのにゃ。あの得もいわれん究極のぉ……ええと、究極のぉ……ええと……ほらぁ……あれにゃよ、あれぇっ……にゃんといったけかにゃあ……あともう少しにゃのにぃ…………んにゃことで頭を痛めている場合じゃにゃい!
今こそ、困った時のアドバイザーにゃ。
『パンにゃん! パンにゃん! にゃあまん様がぁ! にゃあまん様がぁ!』
『うるさいのぐし。見苦しいのぐし。ちぃっとは落ち着くのぐし』
『にゃって、にゃって、にゃって、にゃって、にゃって』
『もうどうしようもないのぐし。どれ、しょうがないのぐし』
ひそひそ。ひそひそ。
『にゃんでふたりっきりにゃのに、ひそひそ話にゃんか……………にゃ、にゃんと!』
折しもニャンポにゃんは倒れたにゃあまんの右側、『ネコ耳つきの頭』の直ぐそばに立っていたのにゃ。右手の拳をほぼ真っ直ぐに下ろすようにゃ感じでヨモギ顔へと向け、左手を右肩に乗せているのが目に映る。どう見ても狙いを定めているとしか思えにゃい。
「いよいよ大詰めだねぇ。まっ。ここまで良くやったと思うよ。
ご褒美にこれから起きることを親切心一杯で説明しちゃうね。
今までの仕掛け弾の圧縮弾丸って、ただ貫通するだけだったけど、これはちょっと違うんだ。障害物内部に埋まったのを感知した時点で自爆する。
つまりだよ。たった一発だけで、そのもちもち頭を吹っ飛ばせるってわけ。
判ったぁ?」
本気とも脅し文句ともとれる内容にゃ。ひょっとすると、『ま、待つのにゃ』とかいったようにゃ、びびる、にゃいし、怯えた声が聞こえるのを待っていたのかもしれにゃい。
しかしにゃがら……、
パンにゃんから聴いてしまったからには、知ってしまったからには……、
どうにも笑いがとまらにゃい。
「ぶふふっ。ぶはははっ。ぶわっはははは!」
「ど、どうしたのぉ? 倒れたまま急に大笑いし出すなんてぇ。
ひょっとして、気でも狂っちゃったの?」
ニャンポにゃんにしてみれば、思いもよらにゅ反応にゃったのに違いにゃい。構えを崩して、目を丸くしているのにゃ。
「ぶふふっ。大変申しわけにゃいが、ひとつ、いい忘れていたことがあるのにゃよ」
ということにしたのにゃ。にゃんせ、聴き立ての、ほっかほっか、にゃもん。
「忘れていた? なんなの? それって」
ウチは笑いを押し殺して、極めて厳かに喋ったのにゃ。
「敵の攻撃でケガや痛みを被った場合、にゃあまんには、無意識のうちにそれらを与えた相手へと移す能力があるのにゃ」
「移す? ……ってことはつまりぃ……ええっ!
そ、そんなぁ!」
「間もにゃく始まるのにゃん」
「間もなく………うあっ!」
始まったのにゃん。にゃあまん様の頭を横に傾けてみたことで、ウチはその一部始終を目の当たりにしたのにゃ。
ぶずっ! ぶずっ! ぶずっ!ぶすっ!
「うあっ! うあっ! うあっ!」
にゃあまん様の身体が『オモチ』にゃこともあって、粘着力その他のおかげでにゃんとか身体の体型は維持していたのにゃ。でもにゃ。水玉はそうはいかにゃい。一つ潰れるにゃけで、ぐにゃ、と身体が偏ってくるのにゃ。痛みのせいか、はたまた自分を支え切れにゃくにゃったのか、それとも……怖れのせいか、よたよた、とにゃあまん様から遠のいていく。
「うあっ……ううっ。にゃあまん、これが」
「そうにゃ。
今あんたの身体に生じているケガは、にゃあまんが被ったケガにゃ。
今あんたが感じている痛みは、にゃあまんが被った痛みにゃのにゃん」
ぶずっ! ぶずっ! ぶずっ!ぶずっ!
「うあっ! うあっ! うあっ!」
「にゃにも足さにゃい。にゃにも引かにゃい。たにゃそのままを移すのにゃん」
ぶずっ! ぶずっ! ぶずっ!ぶずっ!
「うあっ! うあっ! うあっ!」
(どうやら、起き上がれそうにゃ)
湖底を力強く踏み締め、ウチは立ち上がったのにゃん。
「うあっ! うあっ! うあっ!
ああっ! とても信じられなぁい。
どうしてぇ。どうして満身創痍だったはずのにゃあまんがぁ……、
あんなに綺麗に、元の、もちもちぃっ、とした身体になっちゃうのよぉっ!」
ウチは言葉を続けることで、答えを返したのにゃん。
「……そしてにゃ。移すと同時に、こちらのケガも痛みも消えてにゃくにゃるのにゃん。
治るんじゃにゃい。ケガをする前に戻るのにゃ。
どうにゃ? にゃあまんには勝てにゃいにゃろう?」
「そ、そんなことが出来ちゃうなんてぇ。
で、でも、甘くみないで。アッチだってメノオラのニャンポだぁい!
こ、この程度の痛みで、た、倒れてたまるもんかぁ!」
(やれやれ。まにゃ続けるつもりにゃん)
こんにゃにムキににゃるところをみると、あの水玉の中に『核』があるのかもしれにゃい。……にしてもにゃ。あんにゃ姿とにゃってはにゃあ。
「にゃあ、ニャンポにゃん。やせ我慢を張っても見苦しいにゃけにゃよ。もっと自分に素直ににゃたらいいじゃにゃいか。負けを認める相手には、ウチも寛大にゃ扱いをするのにゃん」
「うるさぁい! 忘れちゃ困るよ。ここはアッチの体内。こんな身体なんか、何回でも再生出来るんだからねっ!」
言葉が終わるや否や、またもや幾つもの水流の渦が現われる。でもって、潰れに潰れて頭にゃけとにゃったニャンポにゃんを囲い込むかの如く、ぐるっ、と回り始めたのにゃ。
『どうするのにゃ? パンにゃん』
『再生させてはならないのぐし。さぁ。戦神様の切り札を出すのぐし』
『切り札って……、ひょっとして、「アレ」のことにゃん?』
『「アレ」しかないのぐし。
お前さまが自分でいっていたのぐし。
「自分はアホにゃもんで、教えるのは、ちょっとで。それに手短でにゃ」って。
だから教えたことで、あと残っているのは『アレ』しかないのぐし」
『そうにゃった』
「ニャンポにゃん。これがにゃあまんの力にゃ」
無念無想。目を瞑り、心を静めたウチは、両腕を湧湖の空へと伸ばしたのにゃ。
「『気の重くなる光輪』発っ射あ!」
にゃあまん様の霊技を発動させるのに必要にゃ呪の言葉をウチは叫ぶ。光線の名前があまりにも説明っぽい、とは思うのにゃけれども、パンにゃんから、『こういって欲しいのぐし』と頼まれたセリフにゃもんで仕方がにゃい。
ともあれ、これで準備は出来たのにゃ。
(いざ発動にゃあ!)
ぐん!
光輪発射のトリガー。左右の腕を『<>』の字の如くに曲げたのにゃん。ゆっくりと優しく、のアクションにしたのは、思惑あってのことにゃ。
ぴっ……ぴっ……ぴっ……ぴっ……ぴっ!
ウチのお腹から9999万とんで1色の、真ん丸輪っかの光が一つ放たれた……のはいいのにゃけれども。
『あにょぉ、パンにゃん。これ、遅すぎにゃい?』
『心配要らないのぐし。
霊技が発動した時点で、振動波が水の中に拡がり、再生の邪魔をするのぐし』
『すっごいにゃあ。さすがは戦神様にゃん』
『えっへん、のぐし』
『あんたが威張ってどうするのにゃん?』
パンにゃんのいう通りにゃん。
「どうして! どうして再生が進まないんだよぉ!
こんなのおかしいよ。変だよぉ! アッチじゃないよぉっ!」
水流の渦が姿を消したのにゃ。支えるものがにゃくにゃったせいか、ニャンポにゃんはあえにゃく、ばたん。仰向けに倒れてしまったのにゃん。
頭がにゃんともにゃかったのは、にゃあまんの頭を攻撃しにゃかったのが理由にゃろう。あと、『壊れやすいものは、直しやすい』かどうかは別としてにゃ。首から胴体の半分ぐらいまでと、右腕……手の一部も含めてにゃ……が再生されていたのにゃ。霊技を発動する前にウチの目に映っていたという事実が、いかに『直し』が早かったかを物語っている。
まっ。それはそれとしてにゃ。
喚きにゃがらも、ニャンポにゃんは身体をばたばたと動かしているにゃ。その甲斐あってか、うつ伏せから仰向けへと転じたのにゃ。でもにゃ。それ以上はどうしようもにゃいみたいにゃん。
ぴっ……ぴっ……ぴっ……ぴっ……ぴっ!
「……にしても遅いにゃん」
たとえばにゃ。子ネコが寝ぼけまなこでふらふらと歩いてきたとするにゃろ。目の前に来た途端、前足と後ろ足を長く伸ばしての大あくびにゃ。でもって肩や足をぺろぺろなめたあとにまたまた大あくび。終わると、来た時とおんにゃじ寝ぼけまなこのまま、ふらふらと歩いて去っていく。こんにゃ動作をしたとしてもにゃ。余裕でセーフにゃ遅さにゃん。
……ちなみに、ウチがこれをやると十歩歩くか歩かないうちに、ばたり、とおネム。目が覚めた時には精霊の間、棲み家に戻っているのにゃ。道端かどこかで眠りこけているウチを見つけて念動霊波にて連れて帰ってくれるのは、にゃにを隠そう、他ならにゅミーにゃんにゃ。にゃんのかんのといってもにゃ。やっぱり、優しい親友にゃのにゃん。
(にゃらば時間を有効活用にゃ)
ウチはパンにゃんに質問を浴びせまくることにしたのにゃ。
『にゃんで9999万とんで1色にゃの?』
『気の重くなる光輪だからなのぐし。(9でも)割り切れない思い、(1億に)届かない願いを胸に抱えることのもどかしさ、切なさ、やり切れなさが込められているのぐしよ』『ダジャレにゃん。にゃら、手をかざした時の3396万とんで一色は?』
『ご威光だからなのぐし。さんざん苦労(3396万色)しながらも耐えに耐え、乗り越えた(とんで一色)力は、あらゆる者をひれ伏させるだけの威厳が込められているのぐし』
『またまたダジャレにゃん。それに、苦労とはいってもにゃ。ウチは大好きにゃヨモギ団子を食べたにゃけにゃよ』
『口にしていいのはヨモギ団子のぐし。余計なことは口にしないのぐしよ』
『それにゃら、変身する際の1677万とんで1色は?』
『それぐらい、自分で考えるのぐし』
ウチが、『しつこい乙女は嫌われる』と肝に銘じたその時、やっと光輪はニャンポにゃんに届いたのにゃ。
「あ、あ、ああぁぁっ!」
悲鳴にも似た叫びにゃ。
「ア、アッチが、こ、このくらいのことで……ううおおっ!
な、な、なにぃっ! か、か、身体がぁ、おっ、おっ、おっ、重い。重くなって……重……すぎるぉっ!」
「相当、大変そうにゃ」
もがく敵の姿を目の当たりにして、哀れを感じずにはいられにゃい。
霊体とはつまるところ、霊気の塊に他にゃらにゃい。気を重くすることで、身動きが取れにゃくにゃる。『気の重くなる光輪』を食らったが最後、身体は重くにゃる一方にゃ。最悪の場合、『霊体崩壊』すらも招くのにゃ。パンにゃんからこの説明を聞いた時には、『さすがは戦神』と唸ったものにゃん。
『うっうっうっ、のぐし』
『パンにゃん、どうしたのにゃ? にゃにを泣いているのにゃん?』
『戦神さまがぁ……お気の毒のぐし』
『どうしてにゃん?』
『ダメージを移せるとはいっても、のぐし。
それまではこらえなければならないのぐし』
『にゃあるほどにゃあ』
『それもこれもみんな、どこかの「へぼ」が、「へぼ」な真似をしたからのぐし』
『あのにゃあ』
『もっとこなれた「使い手」であれば、こんな目には遭わないのぐし』
『ずいぶんにゃいわれようにゃ。
にゃら、パンにゃん。ちょいと聴くのにゃけれども。
そもそもウチが「にゃあまん」とにゃったきっかけって、にゃんにゃったっけ?
どこかの「へぼ」が「へぼ」な真似をしたからじゃにゃあぁい?』
『はっ! ……いやあ、良くやったのぐし。
戦神様、ばんざぁい!
ついでに、ミアン様も、ばんざぁい!』
『態度が、ころっ、と変わったのにゃん』
『さぁさぁ。ミアン様も一緒にやるのぐし』
『ウチも?』
『戦神様が勝ったのぐし。ここはお祝いをするのが筋というものぐし』
『それもそうにゃん。にゃら、せぇのぉっ!』
『にゃあまん様ぁ! ばんにゃああい!』
ニャンポにゃんがおとなしくにゃった。『どうしたのにゃ?』と尋ねてみたらにゃ。どうやら、じたばた、すればするほど、苦しくにゃると悟ったらしい。それで試しにと、やめてみたら、だいぶ楽ににゃったとのこと。にゃもんで、闘う前とおんにゃじくらい、ウチとの会話もごく自然に交わせるようににゃったのにゃ。
「こうさぁぁん!」
手に小っこい白旗が握られていたのにゃ。ご丁寧にも白地に黒文字で『負』と書かれている。にゃかにゃかもって親切にゃん。
「ずいぶん……、あっさりと負けを認めたもんにゃあ」
「おたくちゃんたちがここに来てから、二回目の敗北だからね。
この期に及んで、ためらいも、見栄を張るつもりもないよ」
「二回目? 一体誰にゃの? 一回目って」
「無気力波ちゃん」
(ミリアにゃん………。にゃあるほろ)
「いやあ、もう大変だったよ」
聴けば、ミリアにゃんの霊体内は、ふわんふわんとした淡い朱色が立ち込める空間で、『居心地が良さそう』と思って喜んでとり憑いたらしいのにゃ。ところがにゃ。『さぁ。仲間の霊力を奪うんだよ』って命令した途端、急に真っ暗ににゃってしまったとか。『一体なにが?』と戸惑う間もにゃく、続いて、黄色光りする『丸や三角が描かれた二重円の図形』が現われてにゃ。こんにゃ話し合いがもたれたそうにゃ。
「驚くには及びません。これはマジックサークル。『マジサ』と呼んで頂いても結構です。
まぁ私の半身と思って下されば」
「なんでもいいよ。で? アッチになにかいいたいことでもあるの?
いっておくけどね。アッチは一度とり憑いたら、めったなことじゃ」
「離れないでいて下さるのですよね? こちらもそれを望んでいます」
「望んでいる? どうしてさ?」
「実は……、恥ずかしながら、あなたは私とすっごく相性のいいことが判りました」
「なにを根拠に? っていうか、ええと、『マジサ』だっけ?
これを通して喋っているおたくちゃんって誰?
この霊体自身? それとも、別な霊体?」
「気にしないで下さい」
「気にしないで、っていわれてもねぇ」
「それはそうと。お互い、似た者同士。気も合うのに違いありません」
「だから、なにを根拠に?」
「どうです? この際、『孤独を愛する会』に入りませんか?」
「こっちのいうことを全然聴きもしないで話を進めているねぇ」
「気にしないで下さい」
「そればっか。追及してもムダってわけだね。しょうがない」
「ご理解感謝致します。
で、どうです? 『孤独を愛する会』に入りませんか?」
「なにそれ?」
「よくぞ聴いて下さいました。お声をかけた甲斐があったというものです」
「し、しまったぁ!」
「ではご希望に応え、説明をさせて頂きます。まぁ早い話が、会長である私の元、友だちの輪を拡げていこうというのです。でもって最終的には、生きとし生けるもの全てを幸せへと導いていくのが目的なのです」
さしものニャンポにゃんも、『まずいな。どうやら変な奴に引っかかちゃったみたいだ』と警戒を始めたらしいのにゃ。とり憑いてるのはあくまでも自分の影。それでも影を伝って本体まで来てしまうかも。そう怖れたというのにゃ。案の定、話が続く中、『マジサ』が、ゆっくりとにゃがらも迫ってくる。『折角、自分から生贄になってくれた霊体。絶ぇっ対に逃がしませんよ』との雰囲気が、ひしひし、と伝わってきたとのこと。にゃもんですぐさま、『こりゃあ、さっさと逃げ出したほうが良さそうだね』との結論に達して、すたこら、とんずらしたのにゃとか。
「……以上のことから、みんながみんな、『孤独でも幸せです』と連呼しながら、往来を歩ける世の中をともに造っていこうではありませんか」
形ある者であれば、一礼して拍手を待つ、といったシーンにゃ。『マジサ』の動きもとまった。『逃げ出せるとしたら、今しかないね』とニャンポにゃんは即断。一目散で逃げ出したというのにゃん。
「いやあ、危なかった。我ながら、良くもまぁ逃げ出せたと思っているよ。
運がついていたんだなぁ」
真上に目を向けながら、しみじみ、といった調子で想い出話を語るニャンポにゃん。視線はやがてウチのほうへ。
「あれは『イケナイ』ものだよ。良ぉくあんなのと一緒に居られるねぇ。
アッチが負けるのも無理はないかなぁ」
(エラいいわれようにゃん)
いつもであれば、『あれでも友にゃちにゃんよ』と返事をしたのに違いにゃい。
ところがにゃ。
「面目にゃい」
知らず知らずのうちに、ウチの口から謝罪の言葉が飛び出していたのにゃん。




