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木。  作者: 木之下 朔
7/7

7コ 私からみた。

 私は木 ただの木

太陽が月が沈んで浮かんで朝と夜がなんど

顔を出しても私は変わらない


春が来て夏が来て秋になり冬になり

また春になる


 私は変わらずここにいる


私の赤い実を食べに来てくれる鳥さんも

いつの間にか家族が出来て子供達は巣だって行った

また会えるだろうか

不思議と温かい人間に

あの子供も大きくなっただろうか

あれから私は変わることはなく

“ちから”のこともだんだん忘れていった


 私の世界は変わらない


空に憧れ地面を歩くことを夢に見て

太陽の光を浴び 月の光を眺めて眠る

 たまに鳥さんが私の枝で歌を歌い

あの時の子供そっくりの人間が馬に乗って通り過ぎる



 私は木


どうか 私の穏やかな心が誰かの癒しになりますように

私の知らない誰かが泣いていたら

私のかわりにあなたの心で包んであげて


空は青く澄んでいて空気のように掴めないけど

瞳にうつすことは出来る


夜になると月が出て 淡い光は子守りうたのように


こわくないよ


朝も夜も 生きている全てを照らしてくれる


私は木眠くなったら眠るだけ


おやすみなさい


おやすみ なさい

ありがとうございます

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