第11話〜デッドシンフォニー
書かせていただきます。こんにちはをお届けいたします。イントロ 男の関係が次第に明らかになっていきます。そして脱出は可能なのでしょうか?病棟 手術棟は既に爆破処理されています。ポル どころから煙が立ち上り、瓦礫の山が広がっています。次なる展開は?乞うご期待!
無機質なアラートが響く中、燈は優雅に踵を返し、出口へと歩き出した。その唇から、爆破のカウントダウンに合わせるように、不気味で美しいクラシックの旋律がハミングで零れ落ちる。
「急げ、銀。お前が流す血の音は、僕の傑作に欠かせない前奏曲だ」
背後で何かが爆ぜる轟音を、男はまるで極上のオーケストラを聴くように、恍惚とした表情で浴びていた。
鼓膜を揺らす爆風が、銀の視界を真っ赤に染め上げた。容赦なく降り注ぐ瓦礫を紙一重でかわしながら、銀は痛む脇腹を押さえ、冷徹な主人の背中を追う。
「……相変わらず、悪趣味な指揮者だ」
血の混じった悪態をつきながらも、銀の足は止まらない。燈が描く凄惨なシナリオの結末を、特等席で見届けることだけが、今の自分の存在理由だと知っているからだ。
背後の炎が2人の影を長く引き延ばす中、燈は一度も振り返ることなく、暗闇の奥へと消えていった。
もう一度いただきましたが本当にありがとうございました。謎の解明を進めていきます 辺りをどうかお楽しみくださいませ。




