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あなたへ 2


 3年ほど前に顕在化した、視神経の異常による視機能の低下も抱えた最中でのことです。


心の傷が一気に表面化しました。 弱い心となり、少しずつ体の不調が出てきました。


世の中年男性が、陥ることのある「中年の危機」 の症状の一つみたいです。



 私自身のことであり、あなたには何の関係もありません。


では、どうしてこの様な、小説を作ったのか、と思われるでしょう。


それは、今私が抱える葛藤を、和らげる・解消できるのは、あなたしかいないからです。


あなたへ、お伝えしたいところですが、私はその術がありません。


そのため、インターネット小説を作り、私の状況を伝えることが出来ればと思いました。


もちろん、可能性は非常に小さく、砂場に落ちた米粒ほどのかけらを探すくらい、難しいとは思います。



 私は、この症状が出てから、心と闘ってきました。


しかし、あなたのことが、心から消えてくれません。


原因は、分かっています。


あの別れの日の出来事を、私の心がうまく処理出来ていないからです。



 本音をいうと、あなたと別れたくないということが、一番です。


28年も経ち、あなたも「合う」人と、家庭を築かれていることと思います。


なので、私の想いは、現実的には叶わないでしょう。


かつて、あなたと、お付き合いし、向かう方向は、同じだったと思っていました。


その中で、私が大きな過ちを犯しました。


私の人生の中で、一番最悪の出来事になりました。 死ぬまで変わらないでしょう。


でも、出来れば、あなたが許してくれたらと、思っていました。


しかし、あなたの方が、別れたいと言った以上、どうすることも出来なかったです。



 なので、せめて、別れの理由を知りたいと、思っています。


今更と思われるでしょう。 あなたには、「そんな事があった?」 程度だと思います。


しかし、私には「今も続く現実」 です。


「私とは合わない」 という言葉では、心が納得できていないからです。


これは、別れの日から、ずっと私の心の中でくすぶってきたことです。


相性が合わないのなら、もっと早くに決断されたと、思われるからです。


付き合っている中での出来事から、あなたが私に真摯に向き合ってくれていたことを感じています。


なので、やはり、3月2日の私の行いが、大きかったと考えてきました。



 別れの日、あなたの剣幕では、それを確認できる状態では、無かったです。


私は、納得できていないまま、あなたとの関係に、幕を引きました。


今思えば、私は色々と未熟でした。 


後々後悔することが、分かっているのに、十分な行動をしていませんでした。


あなたのことを、好きなまま、終わりにしてしまい、私自身に矛盾を抱えたまま、生きていくことになりました。



 3月2日の、産婦人科医院での行いは、私にとって、人生最悪なものでした。


このことで、あなたに非はありません。


その時までの付き合いでは、多分、結婚を決断するには、ボーダーライン程度しかなかったのでしょう。


その中で、3月2日の行いを見て、あなたはやはり無理だと判断されたと、勝手に思っています。


もし、元々、結婚する気が無かったと言われた場合、もっとショックだったとは思います。



 しかし、繰り返しになりますが、別れの理由を知ることにより、私の心の葛藤は、徐々に抑えられると思います。


なので、そのことだけでも、知りたいのです。

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