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目の異常

 県庁所在地に住んで10年、自分は単身赴任で、隣の県の県庁所在地に移った。


自分の故郷の県であり、仕事は多く、日常生活にも余裕が無く、日々を暮らしていた。


仕事について、ふれていなかったが、就職してからずっと、手を抜かずこだわりを持って仕事をしていた。


結局、出世しなかったが、自分らしく、マイペースに頑張ってきた。



 単身赴任生活3年目、急激に目の異常を強く感じるようになっていた。


パソコンの画面が、非常に見づらいことが多くなっていた。


しかし、もともと強度近視であり、視力低下が進んだのだと、勝手に思い込んでいた。


そして、日常生活にも支障が出るようになった。



 眼科で診断してもらったところ、視神経が極端に細くなっていた。


処置の出来ない視神経のため、視機能の回復は困難であるとの内容であった。


短い時間、かなり手元の画面を見る程度ならば可能だった。


しかし、パソコンを常時使う仕事のため、それでは話にならなかった。


また、外部の機関との関りも多く、出張なども困難であった。


人生の大きな決断を余儀なくされた。


列車で言うと、終着駅が見えてきている中で、途中下車することになった。悔しかった。



 そして、現在は家族の住む県庁所在地で暮らしている。


早期退職となったが、それまでの仕事で得た貯蓄などがあり、なんとか生活している。


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