2羽
「俺も勝ち組人生!長かったな!」
「うるさい!」スパーン
殴られたよ、殴られた…
「痛いだろうが!って、ユキか」
アベルトハイ国立軍学校の俺の教室で''幼なじみ''である少女に向かって声をかけた。
え?転生のはずなのになんでいきなり超展開…とか思ったが ''知識''にある神によると もし能力を持って生まれたらこう過ごしたという異世界の自分に死んだ元の世界の俺を上書きしたらしい 。
それって、憑依じゃ…と思うが突っ込みはいけないらしい。因みにこの世界の名前はアルトリスというらしい。
「授業中にいきなり叫んだカナタが悪いだろw」
「少しはフォローしてくれよ、ユウキ」
こいつは同じクラスのユウキ、まぁ悪友だ。
「ゆーちゃーん!」
「うわっ、ちょお!止めてくれませんかね…」
このように襲われもするがこれが平常運転である。
因みに襲っている方はアキという
「カナタ!うるさいぞ、席に座らんか」
「えっ?俺だけかよ!」
「黙らんか」ドゴバキッ
くはっ、なんでチョークを投げただけだってのにこんな音がするんだよ…
「ゾーン先生、流石にチョークは痛すぎだって!」
「拳の方がよかったか?」
「いえ!何でもありません!」
無理!拳とか無理!
「カナタが黙った所で、今回の校外授業について説明する」
アルトリスには魔法が存在する
つまりは魔物も出るってことだな。
今回の校外授業は魔物が大量発生したある遺跡にこのクラスの全員で討伐してこいってことらしい
魔物はそんなに強くないらしいけど、このクラスって能力高いけど問題児しか集めて無いから大丈夫かな?そもそも俺戦えないし
「よし、これより校外授業に出発する!班分けは確認したな?行くぞ!」
ちょっ!考えてて何も聞いてないんだけど!
「カナタは私やユウキ達と同じ班よ、どうせ聞いてなかったでしょ? 」
「おっ、サンキュー!流石は俺の幼なじみ!」
「うるさい」スパーン
「鈍感過ぎんなw」
「お前には言われたくないぞ、ユウキ」
「ゆーちゃーん!」
「これ見て何か言えるのかよ…」
好かれて羨ましいじゃねぇの
その後魔物が大量発生したという遺跡にたどり着いた
「おかしい、何かものすごーく嫌な予感がする」
「いっつも守られてるカナタは何もしないじゃない」
「ぐっ、人が気にしてることをグサグサ抉るなよ…」
「まっ、何もしてないのはほんとだけどなw」
ぐっ、言わせて置けば…
「とりあえず、進むか」
「あっ、誤魔化しやがったw」
うるせーと言おうとしたとき
''ポチッ''
「あっ」
「カナタ、下!」
へっ?下?って
「また落ちるのかよ~」
黒い大きな穴が空いていた




