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村娘は騎士になりたい  作者: ほろ苦
3/3

その三

読んで頂きありがとうございます(*^-^*)

 騎士試験会場に着くとガヤガヤと人が沢山おり、試験を受けに来た人や付き添い、職員らしき人、護衛騎士など様々な人が集まっていた。

 私が兄の代わりに受験しに来た時はランク決めの試験だったのに対して、今日は新人のみのようだった。

 受付をしようとキョロキョロ辺りを見回すと小さな人だかりを発見した。

 キャーキャーと黄色い声と若い女性騎士見習い?に囲まれている中心にいる人物は困り歩きにくそうにしている。

 その中心にいる人物が正面を向いた瞬間、ハリスさんだと気が付き私は苦笑いをした。


 大変そうだな…そりゃモテるだろうよハリスさんなら。


 私はお邪魔になってはいけないと思い、こそっとその場を去ろうとしたが、そんな私に気が付いたハリスさんは大きな声で私を呼び止めた。


「レオン!!探していたんだ!」


 若い女性騎士見習いたちはハリスさんの視線の先を追って私を見て顔を歪める。

 そんな彼女らをかき分けハリスさんは私の元に小走りでやってきた。


「なかなか見つからなくて、もしかして会場に来てないのかと心配した」

「ちゃんと試験受けますよ。今、受付どこにあるか探している所です」

「ああ、それならこっちだ」


 そう言ってハリスさんは私の手をつかみ引っ張って行く。

 まわりの小さな悲鳴とコソコソ話が私は気になるが、ハリスさんはお構いなしのようだ。

 受付に着くと一般市民の受付と推薦受付があり、私はハリスさんの手をほどきお礼を言って一般市民の受付に行こうとした。


「レオン、そっちではない。こっち」


 ハリスさんは私の両肩を両手で掴み、グイッと推薦受付の方に向きを変えた。


「第37代魔法騎士隊長ハリス・ロメエルの推薦でレオン・ゲイルだ」


 両肩に手を添えたままハリスさんが受付の人に言うと受付の人は緊張した様子で名簿を確認して受験番号が書いた紙と諸資料を私に差し出す。


「た、確かに承っております!ど、どうぞ!まず、左奥の建物で適性検査を受けて、こちら3番棟の2階の筆記会場にお越し下さい!!」


 カチコチに緊張している受付の人から、やはりハリスさんは凄い人だと認識をした。

 ガルガンさんの宿でフレンドリーな態度をとっていた私は少し反省するべきだろう。

 私は受験番号と資料を受け取り適性検査を受けに行こうとハリスさんの方を向いて肩を掛かっていた手を自然に振り払い一歩下がって頭を下げてお礼を言った。


「なにから何まで、ありがとうございます。もう、大丈夫ですから」


 本心は早くハリスさんと離れて、あの恐ろしく睨んでいる彼女たちから解放されたい…

 このままでは、呪い殺されそうだ。

 ハリスさんは眉を少しあげて残念そうな顔をすると私の耳に顔を近づけた。


「もし、試験が駄目でも俺の所に来ればいいから、気楽にね」


 そう小声で囁き不敵な笑みを浮かべている。

 私はなんだかなーと思い眉間に少ししわを寄せハリスさんに軽く会釈をして適性検査の会場に向かった。

 適性検査は身長、体重、視力、聴力、基礎体力を調べたのち、最後に魔力値の検査がある。

 水が入った銀製のたらい?のような器に片手を入れ、魔力検査専門の術者がそれに魔力を送るとある程度判るらしい。

 基礎体力すべて一般市民レベルでも、この数値が高ければ騎士としての能力ありと判断されるのだ。

 私の前に数名並んでおり、検査を受けてガッカリする人や得意気な顔をする人様々だった。


「次、どうぞ」

「あ、はい」


 順番が回ってきて、私は少し緊張しながら銀の器の前に立った。


「受験番号の紙を出して下さい。」


 紙を手渡すと術者は私をジッと見てファイルに何かを書き込んでいる。

 おそらく能力のオーラ?みたいなのを見ているのであろう。

 私はガルガンさんの薬でそれを隠していたが、もう戻っているのかもしれないが胸はまだ真っ平なままだ。

 そして、片手を水の中に入れるよう言われたので私はゆっくり左手を水の中に入れる。

 水が冷たいかと思っていたが意外と温かい。

 術者が器に両手を備えて小さく呪文を唱えると水の中に小さな光の玉が映りだした。


「…1.2.3…4!5!!そんな馬鹿な…」


 術者は目を見開き身を乗り出して水の中を再確認する。

 どうやらその光の玉が魔力と関係があるようで私もマジマジと覗き込む。

 後ろに並んで待っていた人や職員たちもざわめき私達の方を眺めている。


「普通多くて3なのに対して、あなたの魔力値はS級並みです。さすが、魔法騎士隊長が推薦するだけはありますね」


 そういうと術者は苦笑いを浮かべ受験番号の紙を返してくれた。

 私は手を拭いて受験番号を受け取ると次は筆記試験会場に向かうように言われたので、軽く会釈をして筆記試験会場に向かう事にした。

 約2か月前に兄の代わりに変装して筆記試験を受けた事を懐かしく思い自分の試験番号の席に腰を下ろすとひとりの女性騎士見習い?に話し掛けてきた。。


「ちょっと貴方、ハリス様とはどういう関係ですの?」


 きれいにウエーブがかかった髪と気が強そうな瞳が印象的な彼女の威圧感に私はたじろぎ身を少し引いた。


「どういう関係って…えっと、少し魔力の使い方を教わった…みたいな?」


 正直どういう関係か私もよくわからない。

 師弟関係でもないし、友達…なんて恐れ多いし…ただ困っている私を助けてくれたガルガンさんの弟で、私の珍しい魔力を研究して、たまにケーキを買ってきてくれる…いい人だ!

 私の曖昧な回答に彼女はイラッとした様子で


「ハリス様はちゃんとした許嫁がいますの、貴方みたいな小娘にウロチョロされると迷惑ですわ!ハリス様に関わらないで」


 ハリスさん許嫁がいるのか…まあ、あの性格と歳を考えれば独身なのが不思議なぐらいだし、当然か。

 気の強い彼女に言われ、私はとりあえずこの場を丸く収めようと小さく頷いた。

 彼女はふんっと納得した様子で自分の席に戻ると同時に試験の問題用紙が配り出し、筆記試験が始まった。

 筆記試験を無事に終えて私は精神的疲労感いっぱいで宿に帰る。

 宿の中は静まり返っており、ロビーのカウンターの上に置き手紙が置いてある事に気がついた。


『出掛けてくる。今日は帰らない。ガルガン』


 あまり綺麗ではない字で書かれているメモを見て、私は少しガッカリした。

 明日、大事な騎士実技試験なのにそばにいてくれないのか…。

 確かにガルガンさんにとって、私が試験に受かろうが落ちようが関係ない。

 ないけど…頑張れって言って欲しかった。

 私はひとり、夜ご飯の準備をして食べ、早くお風呂に入って寝る事にした。


 次の日の朝、ガルガンさんは帰ってきてなかった。

 私はなんだかモヤモヤした気持ちで試験会場に向かった。

 実技試験は大きな闘技場で行われる。

 くじ引きで対戦相手を決めて模擬戦闘を行って審査員が採点する仕組みらしい。

 その審査員の中にハリスさんがいることに気が付き、ハリスさんも私にアイコンタクトを送ってきた。

 ハリスさんが居ることで少し安心していると、闘技場待合室の入り口辺りがざわめき出した。

 人がどんどん道を開け私に向かって堂々と歩いてくる騎士が騎士団長キラ様だとすぐに気が付き、私は無意識に逃げようとすると腕を掴まれる。


「…やっと捕まえた」

「あ、あの離して下さい。まわりの目が…」


 どこからかキャーと悲鳴やウーといううなり声やとにかく私にグサグサ刺さるぐらい睨まれていることは間違いなかった。

 キラ様は手をゆっくり離し私を静かに睨む。


「やはり、ガルガンの所にいた者だな」

「す、すみません。諸事情により身を隠しておりました」

「私から逃げるためか」


 ぎくり…


「…ガルガンに何を吹き込まれたか知らないが、悪いようにはしない。お前の兄や叔父の面倒もみてやろう。こんな試験受けず私に保護されなさい」


 確かに保護は監禁のようなものと言ったのはガルガンさんだ。彼の言葉を鵜呑みにして今まで過ごしてきたが、本当の所どうかわからない。

 もしかしたら、キラ様のいうことが本当かもしれない。

 それでも、私は今までガルガンさんに教わった事を試したかったし、ガルガンさんを信じたかったのだ。


「私は自分の力を試してみたい…自分の魔力で何が出来るのか証明して、自由を手に入れたいのです」

「…それなら、お前の模擬戦闘の相手、この私がしよう」


 キラ様の言葉にまわりが大きくざわつく。

 騎士団長はこの国一番の騎士様である。

 そんな彼に敵う者はおらず、ハリスさんさえ魔法騎士隊長なので団長の下の位。

 模擬戦闘だから必ず勝たなくていけないというわけではないが私は絶対敵うハズがないキラ様を相手する事に一瞬ためらった。


「自分より強い者に立ち向かう勇気がない者は騎士には向かない。諦めて私に保護されなさい」

「っ…」


 悔しい…何も言い返えせない。

 私が俯いていると、キラ様の背後から誰か近づいてくる。


「騎士にもなっていない村娘に模擬戦闘挑んで脅すお前もどうかと思うがな」


 その声は間違いなくガルガンさんだと思い、私は顔をあげて声の主を探すとそこには短髪のイケメンが騎士の服を着てズボンのポケットに手を入れて立っている。

 だ、誰?

 私が目をこらしジッと見ているとそのイケメンは少し照れて髪をボリボリとかいた。

 その仕草で私は彼がガルガンさんだと認識した。

 いつもボサボサ頭にボサボサ髭だったので、こんなイケメンな顔をとはわからなかった…


「ガルガン、何しに来た」

「お前との模擬戦闘、俺とレオンふたりで挑む。団長が魔力が殆どなくなった俺を恐れる訳ないよな?」

「ガルガンさん…」


 キラ様は少し考え承諾した。


「ただし、もし負けたらレオンは私がもらう」

「…あぁ、わかった」


 いつの間にか私は景品扱いとなり、勝手にふたりで話が進んでいた。

 私は大丈夫か不安になりながらガルガンさんを見ると、ガルガンさんはいつものようにすればいいと言ってくれたので、何か考えがあるのだろうと思い私も覚悟を決めた。

 闘技場に入り、キラ様対私、ガルガンさんが並ぶと審査席にいたハリスさんが目を丸くして立ち上がっているのが横目で見えた。

 そんな事お構いなしにガルガンさんは剣を構えキラ様に


「さぁ、始めようか」


 と言うとキラ様は腰の聖剣を抜いて構えた。

 始めの合図をする審判もおらず、キラ様が動き出すと同時に戦闘が始まりキラ様とガルガンさんが剣を交える。

 それは互角のようにも見えたが、徐々にガルガンさんがおされ始めた。

 苦しくなったガルガンさんが少し間合いを取るとその隙にキラ様が魔法攻撃を放つ。

 それを待ってましたとガルガンさんが叫ぶ。


「レオン!!」


 私は約2ヶ月ガルガンさんの元で魔法を操る特訓をしてきた、その成果を今発揮する時!

 キラ様が放った魔法はガルガンさんに当たる直前二つに割れて、その二手に分かれた魔法がキラ様に向かって飛ぶ。

 キラ様は一瞬目を見開き驚いたが、冷静に魔法が飛んでくる軌道を読んでさらりと避けた。


「…ならほど、いい魔力だ」


 そう言うと今度は魔法を放たず手に魔法の玉を作ったまま、ガルガンさんと接近戦を始めた。

 魔法を放たれなければ、私の操作は出来ず至近距離で放つ魔法は操る前に当たってしまう…

 ガルガンさんも状況の悪さにしかめっ面をしてキラ様の攻撃を受けていた。


「ぐ…」


 至近距離から放たれるキラ様の魔法がガルガンさんの左脇腹にあたりガルガンさんが少しよろめき片膝を地面に着いた。


「勝負あったようだな?」

「はぁ?まだだ」


 左脇腹を抑えながら額に汗をかき顔色を悪くして立ち上がるガルガンさんに私はどうしたらいいのかわからず見守った。


「左脇腹、骨が折れてるだろう。これ以上やっても無駄な事だ」

「無駄じゃねーよ。俺はレオンを勝たせる為にここにいる。レオンが諦めない限り、俺は戦う。レオン!」


 ガルガンさんが私を見るとそれは合図だとすぐに気が付き両手をガルガンさんに向け魔力を集中させる。

 ガルガンさんは剣に小さな魔法をかけて、渾身の一撃をキラ様に振りかぶるとその魔法は一瞬の間に大きくなり、黒い大きな炎を纏った剣がキラ様の聖剣で受け止められる。

 ゴゥ……ギ、ギギ、パリンっ…

 地鳴りの後に聖剣が折れる音が響いた。

 キラ様は顔を歪ませガルガンさんの黒い炎を纏った剣が自分を切り裂く事を覚悟した。

 キラ様の左肩にあと数ミリで当たる所でガルガンさんの剣が止まりあたりは静まり返る。


「…参った」


 張り詰めた空気の中、キラ様のその一言でざわめきを取り戻しガルガンさんは薄ら笑いを浮かべ、その後左脇腹を手で押さえうずくまる。

 私はガルガンさんに駆け寄り心配そうに見つめるとガルガンさんは大丈夫と言ったが全然大丈夫そうではなかった。

 すぐさま医務班がやってきてガルガンさんは医務室に運ばれ私もついて行くことにした。

 左脇腹の応急処置をしてもらい、痛み止めの薬を飲まされガルガンさんはベッドに横になっている。

 私はそのすぐそばで心配そうに眺めているとガルガンさんは赤面して壁の方に寝返った。

 しばらく沈黙が続き、ガルガンさんは背を向けたまま静かに語り出した。


「…元妻の所に行ってきた。」


 その言葉を聞いた瞬間、私の心がギュッと締め付けられる。

 私の大事な時に元妻の所に…ガルガンさんにとって私はその程度の存在なのだと再認識させられた。


「俺は3年前、魔力を持っている元妻と結婚した。国が決めた結婚だったが、俺はすぐにアイツに惹かれ幸せになれると思っていたんだ。だけど、アイツには好きな男が既にいた。それなのに半無理やり国に保護され、俺と結婚したことを知った時、俺はアイツを諦めた」


 顔は見えないが耳まで真っ赤にして話しているガルガンさんの話を私は静かに聞いていた。

 本当は元奥さんとの話なんて聞きたくないっと心の奥で思っていた…


「俺は魔力を消す研究をして自分の魔力を削り、国にアイツは危険だと警告して離婚してもらった。その後も俺はアイツへの思いは消えなかった…それが恋い焦がれているのか懺悔の気持ちかもわからず…」


 ガルガンさんの声はどんどん小さくなって、大きくため息をついて上半身を起こして私を見つめた。


「こんな情けないおっさんなんか、相手にしたくないのはわかる。でも、それでも俺は…お前のことが…」


 真っ赤な顔をしたガルガンさんの真剣な瞳に私は吸い込まれそうになる。


 これは…もしかして…

 次に出るガルガンさんの言葉に期待してドキドキと心臓がおおきく鳴る。


 その瞬間、バン!!っと医務室の扉が開きハリスさんが慌てて入って来た。


「兄さん!!大丈夫?」


 ガルガンさんは真っ赤な顔をしてバツの悪そうな表情で再び壁の方を向いてベットに横になった。

 私もみるみると顔が赤くなり俯くと、その空気を察したハリスさんは目を細めガルガンさんを軽く睨んでいた。

 ハリスさんが医務室に入って来て、少し経つと今度は騎士団長キラ様がやって来た。

 私はガルガンさんの見舞いに来たのかと思いベットの傍から離れスペースを空けるが、キラ様はガルガンさんに特に何も言わず私の前に立ち、一枚の紙を差し出した。


「レオン・ゲイル。お前は騎士試験不合格だ」


「へ?」


 その紙を受け取り内容を読むと確かに不合格通知だ。

 ガルガンさんは飛び起きて脇腹を押さえながらキラ様に掴みかかる。


「なんでだ!お前倒しただろう!?」


 キラ様を睨むガルガンさんと後ろに控えていたハリスさんも納得がいかないといった表情だ。


「実技試験は合格だ。なんの問題もない、すぐにでも私の元で働いてほしいぐらいだ…が、」


「が…ま、まさか…」


 ガルガンさんはキラ様を掴んでいた手を緩ませギギギと首を私の方に回す。


「筆記試験が最下位だ」


 キラ様は少し呆れたような表情を浮かべ小さくため息を付いた。

 ガルガンさんは私を睨み、ハリスさんは片手を頭にあてて頭痛がするといった素振りだった。


 私はハハハっと苦笑いを浮かべ、小さく縮こまる。


 だって、兄は筆記試験ないようなものだと言ってたから、全く勉強していなかったのだ。

 あとで知った話だが、それは護衛資格取得の所だけで、実際の騎士試験では筆記試験も合格点を取らなくてはいけないのであった…。




 結局、騎士試験に合格できなかった私は国に保護されるのかと思っていたがあまりに貴重な魔力なので、騎士見習いとして次の騎士試験の筆記試験に向けて勉強させられる事になった。

 キラ様が特別に騎士学校で学ぶよう入学の手配をし、私は学校に通うために王都で暮らさなくてはいけなくなった。


「レオン、うちから通えばいい。一番近いし」


 許嫁がいるハリスさんの言葉に甘える訳にはいかず


「そのうち、うちで暮らす様にになるのだから、今のうち慣れておいてもいいだろう」


 まるで将来キラ様のもとに私が嫁ぐのを決定しているかのような話にのるわけにはいかず


「宿の使用人」


 ガルガンさんのその一言で、私はボロ宿から学校に通う事を決めた。

 兄も無事解放され、オジサンのいるロロ村に帰ると、なんとサナが待っており、ふたりはよりを戻して来年結婚する事になった。

 私はガルガンさんとの生活がまた始まり、とりあえず一番大事な事をお願いする。


「ガルガンさん!」


「な…なんだ///」


「胸を戻す薬作ってください!!(必死)」


「…わかった…」


 私とガルガンさんの関係は今はまだ変わらない…

 だけど、将来、ボロ宿屋の女将さんも良いかもしれないと思った今日この頃である。




最後まで読んで頂きありがとうございます!

勢いで書き出したこの小説は実はここまでしか書いていません(;´・ω・)

はっきりスッキリしない事があるので続きは書きたいのですが、いつ出来るのか…

次は『村娘騎士になる』か『村娘宿屋の女将になる』とかにしないといけないかも(笑)

これは未定ですw


ありがとうございました(^^)/

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