3-12 返事がニャイ
短いです。すんません。
「こんにちは・・・でいいっすよね」
あの後色々あった。
牢屋のおっさんが精神的に恐怖で崩壊するまで色々続き、分かった事といえば、
1、ビオッチャという盗賊団に入っていること。
2、石盤と勇者の剣が集いしとき、魔王の封印は開かれる!!!
3、ビオッチャ盗賊団は、川上の洞窟でのんびりしちょります。
以上。
んで、このことを王様に報告するとか、しないとかになったんで、厄介ごとは4人に任せて、んで今は暇になって城の中をぶらぶら探検していたら、王様のお母様に出会った。と。
んで、そのままおばあさまの部屋に連行、という過程を行い、今に至っている。
「ええ、もちろん良いわよ」
王の母様(こんな立場をなんて言うかしらん)は床に届きそうな青い髪に青い目で(王族は何かしら高貴な血統らしく、王族同士でしか結婚はしないらしく、みんな青い髪に、青い目らしい)若い頃は綺麗だったんだろうなぁ~。と、いう感じのお方で。
「座ってください」
そう言って進められた所には、白い、装飾が程よくされ、しかしゴチャゴチャはしておらず、調和が保たれている机に、同じく白い椅子。
王の母様の部屋は俺の家のリビング2つぐらいで(俺が見た部屋の中では小さい)、白で統一され、窓からはいつかの川が見える。
川を上の方へ見ていくと、頂上が真っ白な山がある。いくつも。
そんな景色を見ているとき、ドアをノックする音がした。
「アルメルナ様、紅茶です」
「は~い」
王の母様は笑顔で扉を開け、え、自分で開けるのか?トレイみたいのを受け取り、自分で運ぶのか?俺の前に置き、俺も飲むのか?ありがとう、と一声かけ、それがあの人の仕事では?俺の前に座った。
王の母様は紅茶を(なんか色が濃い)を俺の前に差し出した。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
俺はそれを一口すすり、熱っ!!
そのカップを落とした。
「スワイル!」
優しい声が響き、
「こつっ」
カップがテーブルジャストで一瞬止まった。
「クトルス!」
そして、飛び散った紅茶がカップの中に戻る。
「・・・・・・・凄い」
おい、ソウ、勝手にしゃべるな!!
『我じゃない、主人が勝手に言ったのじゃ』
そうか・・・・・
―――無意識に俺はそう呟いていた。
これで、いいんだな。
「ふふっ、魔法には自信があるのよ。この窓から、地面まで魔法が届くぐらい」
「へ~」
「3階から飛び降りた人の着地を助けたり」
「へ~」
「夜の暗闇でも出来るのよ、その後、馬車で連れ去られるのはどうにも出来なかったけど」
「へ、へ、・・・・・へぇ~~~~!!!」
どこか聞いたことのある話だな、と途中から思ってはいたが。
「じゃあ、あれは・・・」
おい、ソウ、勝手に会話を止めるな!
『我は何にもしとらん。』
ん、そうか?
まあいい。
―――俺は驚きのあまり言葉が続かなかった。
これでいいんだな。
『そのとうりじゃ』
「そう、私が。
でも、あなたの魔法はもっと凄いって聞いたわ。
若かったら戦いたかったわ」
だれだ、そんな嘘ついたのは。
おれがそんな魔法を使えるはずがない。
ってか、戦いたいって聞こえた気がするんだが?
「暗黒魔法は100年前の魔王が最後の使い手だと思ってたけど」
ん、おい、ソウ、どんな事を?
『ガ-ガ-、おや、通信が、ガー、悪いようじゃ』
ソウ、ソウ?おい、ソーーーーーウ!!
『返事がニャい、ただの屍のようじゃ』
もういい、しゃべるな。
すぐに医者を呼ぶ、それまで頑張るんだ!!
『主人、大丈夫か』
あ、うん、で、何やったの(ニコッ)
『返事がない。ただのしかば―――」
って、もういいわい!!
「ええ、ゲマから習いました」
「え、ゲマって誰?」
「はい、主人公の父をメラゾーマで焼き殺した悪役で」
「え、・・・・・まあいいわ。それより自己加速を使うなんてよほど魔力があるのね」
「ああ、はい、たぶん、おそらく、もしかしたらそうかも知れません」
「ふふっ、ずいぶん謙虚なのね」
「ありがとうございます」
そこで、王の母様は俺の方を見た。
「かなり黒に近い目ね。バンダナの隙間から見えるのは、黒髪?」
「え、はい、魔王の関係者じゃないんで殺さないで下さい」
「ふふっ、そんな事しないわよ。あなた、勇者様に似てるわね」
「へ、勇者?」
「そう、魔王の戦いの時にいきなり現れて、魔王戦後、いきなり姿を消した。
って言われてるけど違うわね」
「へ?」
「私が封印の石盤を呼び寄せようとしたら、出てきちゃったの」
「はぁ」
俺と同じく悲しい運命を送ったやつが居る。
「今は西の海岸の方でのんびりしてると思うわ」
「へぇ」
「勇者様は火と草と氷と雷と毒を全部使うのよ、でも呪文を唱えてなかったから、フォースかも知れないわね、それに、・・・・・・・・・・・」
さっきから一方的に話されてるよな、俺。
・・・そんなこんなで、夜になるまで話は続くのであった。
「あら、もうこんな時間!?ごめんね、しゃべりすぎちゃったみたいほほほほほ」
質:この国はどうなってんの?
応:もう寝ます。明日聞いてください。
マジすいません、睡眠時間がこれ以上けづられると・・・
とにかく眠いんで寝ます。