光
そっか。私は死んだのか。尚君に殺されたんだった。別に恨みなどなく彼に殺されたならそれでもいい。当然の報いだよね。だって私は...私だけが出来たのに彼を救えなかった。彼がああ成り果てたのは私のせいだもん。なんで救えなかったんだろう。私が初めて好きになった、関係が深まった数少ない男の子。私を恋愛対象としては見てくれなかったけど、大切な友人でいてくれたこと。かけがえのない大事な人。できることなら.....
会いたい、話がしたい、笑い合いたい、もう一度気持ちを伝えたい、会いたい、会いたい会いたい会いたい会いたい.....もう叶うはずない。死んだはずなのになぜか頰に涙が伝っていた。
「よし、その願い聞き入れようじゃないか。」誰かが冷え切った体に触れた。
「...あ...れ?...私...死んだはずじゃ...」「ああ、死んだよ。」「で...も...なんだろ...この感覚...」「私の力を分け与えたのさ。君が死んだという結果は覆らないけど、もう一度彼...高橋尚治に会える。」「あなたは...?」「いや〜なんか未練を残して死んだ少女の願いが聞こえた気がしてねぇ〜...そうさなあ、大天使とでも名乗っておくか。君の願いに呼び寄せられたんだよ。」「これで...本当に尚君のところに...」「ああ、ただ彼は増大した呪いに囚われている。だから戦って落ち着かせることが必要だ。だから君に剣を授ける。彼を落ち着かせ、浄化しろ。そうすれば会話が交わせる。...最期は君と一緒に旅立つために剣を太陽に向けろ。そこで本当に君たちは死んだことになる。私ができるのはこれだけ。さあ、行ってくるんだ。」「...はい!」
行ったか。私は結局何も救えずに、後悔しか残らず死んでしまったからな。天使となった今でも覚えている。だから大矢美来、お前は尚治を救い、一緒に逝け。私ができなかったことを成し遂げろ、いや必ず成し遂げるか。...なあお前さんよ。
天から差し込んできた一筋の光。舞い降りてきたのは、天使装束の未来だった。しかし尚治に自我はなく、遠慮なく衝撃波を放ってきた。だが今の未来は喰われた尚治に唯一対抗できて唯一救える力を持っている。「はああああああああああああ!!!!!!!!」憎悪は驚く。誰も止められなかった攻撃を切られたからだ。次の攻撃を準備しようとした途端、未来の剣が光を放った。
「尚君は...私が絶対に助ける!!!!!!!!セイクリッド•フォトンストリーーーーーーム!!!!!!」




