世界設定・その2 フィンダリア皇帝家の系譜
フィンダリア皇帝家の系譜(~十八年前、サリア誕生前~)
先帝マチス・レグランドは、先々帝アレクシオン崩御後に起きた内乱、兄弟の骨肉の帝位継承戦争に勝利した、兄弟殺しの「血の覇王」として知られる。
ではその実態は……
先々帝の父。
つまり兄弟たちの父「ガルボ・レオニダス・クラウディウス」の代を語らなければならない。
①三代前皇帝と、先々帝の系図
※長女(第一皇女):オノリーヌ・フロルデリス・フィンダリア皇女
皇女の中の皇女「プリンセス・ロイヤル」。フィンダリアの聖獣の所有者「真の帝室者」として生涯独身を通した。内乱では「調停者」として異母弟たちの中立ちを務め、また親を失った甥、姪たちの庇護者となった。
※次女(第二皇女):アニシア・ジュヌヴィーヴ・フィンダリア皇女
大華五か国の『東』カルドラ王国に嫁ぐ。カルドラ王妃となり、王との間に一男を授かり血を残す。成人前に婚約が決まっていたことから、聖地巡礼は行われず聖獣を持つことはなかった。
※三女(第三皇女):ミラベル・アストリッド・フィンダリア皇女
大華五か国の『北』シレジア王国に嫁ぐ。シレジア王妃となり、王との間に二男一女を授かり血を残す。成人前に婚約が決まっていたことから、聖地巡礼は行われず聖獣を持つことはなかった。
※次男(第二皇子):マリアン・ロージェ皇子
先々帝たちの異母弟の中でただ一人、内乱に参加せずに早世した皇子。美貌で知られた皇子で、そして兄帝に溺愛された弟。フィンダリアの聖獣の所有者「真の帝室者」で、『剣星』といわれるほどの天才剣士だった。
※先々帝ガルボ・アレクシオンから見て、異母の男兄弟はすべて「異母弟」ですが、先帝マチス・レグランドからみれば、異母の男兄弟は「異母兄」と、「異母弟」になります。一方先々帝ガルボ・アレクシオンと第一皇女は同母姉妹です。先帝マチス・レグランドと、枢相エティエンヌは同母兄弟。
②先帝の系図
先帝マチス・レグランドは、生涯で二人の正妃を持った。
そしてその正妃たちとの間で『五人の息子』が誕生し、二人の息子が成人した。
というのが正史である。
しかし、彼の息子の一人、カスバートには隠された因縁があった。
③マチス・ガルボ三世(~十八年前、サリア誕生前~)の系図




