表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神の箱庭  作者: 空野 氷菓
不確実の英雄譚
32/37

そうして、始まり


 そうして、世界は始まった。


 神が定めた通りに、ある時、ある瞬間、ある刹那に。

 世界は、蝋燭の火が灯されたようにパッと輪郭を得て浮かび上がり、広がり、時間が流れ始めたのだ。


 そして再び予定通りに、終わりに向かって進んで往く。

 その時、その瞬間、その刹那に。

 世界は終わる、と、神があらかじめ決めた時に向かって。


 けれど。

 勇者達は、その世界にも、その終わりにも、決して納得してはいなかったのだ。


 名も顔も知らぬ誰かのため。

 ただ手の届く場所にいる大切な相手のため。


 その本質は個々に異なれど、世界を救うもの、須らく救世のための機構。

 勇者と、人々が呼ぶもの達。


 神からであろうと、世界を救うその存在。

 ならば、その世界に、その存在がある以上は。


 初め、終わらせようとする神と。

 生まれ、守ろうとする勇者達。

 

 その世界は始まりと共に、神と勇者との戦いの場となった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ