猫は、銀色を見る
仕事がかさむ~。書く時間が~。とはいえ、書きました。お仲間の登場です。
すざましい爆撃だった。
その証明に、俺が隠れている壁を唯一残し、
辺り一面、焼け野原になっちゃった。
どうすんのこれ?
俺は知らないよ。
吹き上がる砂塵の中、何も残っていないはずなんだけど、
悲しいかな。
ここには、一人では来ていない。
「うむ。詠唱呪文か。威力としては中程度。些か火力不足だな。」
砂塵が晴れていくなか、この原因を作ってくれた同僚が何か言ってる。
そんなこと、誰も聞いてない。
「さて。どうするか。」
首を傾げる姿は普通にかわいいんだけど、あんたがそれ言っちゃいかんでしょ。
装飾品の様に輝く銀髪
それと同色の瞳が、小さく整った顔に煌めく
スレンダーで、モデルの様な体型
黙ってりゃ、万人が美人と宣うであろう
そんな女が、
「なあ。猫殿。どのようにすればいい?」
と、何か俺に聞いてくる。
「知らねぇよ!お前が、そうしちゃったんだろうがよ!」
全力での返答。
俺を巻き込むな!
「しかし、瞳殿は了解意外の返答を相手がした場合、その場の指揮官を殺せ。という指示をしていたのだぞ。」
そんな、純粋な目を俺に向けてくるなよ。
俺、悪いことしてる?
って、指示?
「あの神眼野郎!なんちゅう指示をしてやがる!くそがぁ~!」
俺、その場で髪を掻き毟る。
「その後のことは、猫に聞けば大丈夫だから。と、瞳殿は私に言ったのだ。なので、私は猫殿に聞くしかないのだ。」
野郎。故意に巻き込みやがった。
「なっ?!何でだ!?」
そこで、忘れていた後ろから声がする。
「何で?!無傷なんだよ!」
ああ。そりゃそうだ。
普通のマフィアの感覚じゃ
驚くよね。
コイツにゃ、こんなのでは
傷一つつかん。
「ばっ…化け…」
「煩い。」
ズンッ
マフィアの一番若いのが何かを叫ぶ前に、
同僚がその若いのの頭を吹き飛ばす。
自分の右手の銃で。
おっと。勘違いをしてはいけない。
同僚が、銃を持ってた訳じゃない。
同僚の右腕が、銃に変わったんだ。
一瞬で。
瞬く間に。
ちゃっちな拳銃じゃないよ。
対戦車でも一発で吹き飛んじゃう様な大口径
薬莢が、人間の手首位太い。
なにそれ。
打たれた若い奴の頭は、もともと存在したのも疑わしいくらい跡形もなく。
頭がもぎれた部分から、大量に血液が吹き出す。
辺りは一面。血の雨に。
身体は、ギッミクのような痙攣を刻み、
ゆっくりと倒れる。
ワーオ。
超凄惨。
「人が話をしているんだ。静かにしろ。」
銃口から煙を上げ、静かに言う同僚。
相手の帰り血を浴びて、淡々と語る姿。
味方でも、マジビビります。はい。
「それで。どうするのだ?」
たった今、サクッと人を殺した同僚が
俺に聞く。
小首を傾げ、かわいい仕草で、
ホントに困ったようすで
「猫殿。コイツら一体どうする?」
俺に指示をあおいでくる。
嗚呼。
あーあ。
何で、俺に決定権。
今日も、本当についてねぇ~。
余り進みませんで、すみません。次回、戦闘に入ります。




