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猫は、戦乱の中で嘆く

主人公、大ピンチ。

状況は最悪です。

 自分の今の立場を確認しよう。


粉々に砕け欠けている壁に、

身を隠すように座り込んでいる自分。


何故って?


そんなの、壁の向こうから

ひっきりなしに砲弾と銃弾が飛んでくれば誰でも身くらい隠すでしょうが。


もともと、何でここにいたんだっけ?


「腐れ野郎共が!ボスをよくも!」


何か、怒声が聞こえる。

何か、超怒ってる。


「ボスの敵、とらせてもらう!」


ああ、思い出した。

確か何かの調停に来たんだった。


アイツから

ただ居てくれればいい

って言われたから来ただけなのに、


ドガガン!

ガガガガガガッ!

バンバンバン!


なにこれ。

ドユコト?


もうこれ調停じゃあないよね。

殺し合いだよね。

一方的な。


ハハハハ。


今日も、ついてね~。


もとは、結構な屋敷だったよここ。

今じゃ、ほぼ更地だけど。


ボゴンッ!

ゴロゴロッ バリバリッ!

ガガガガンッ!


ああ、ついに相手方。

魔法を此方に向けてきた。

轟音が、倍になったよ。

帰りたい。もう、帰りたい~。


「何だ?この程度か。」


爆撃音の中。妙に凛々しい声がする。


本人。

爆撃の中で、全く見えませんけどね。


「どうした?こんなモノが全力か?」


嫌。だから、全く見えませんから。

巻き上がる砂塵で、視認不可ですから。


「くたばりやがれ。カス共がぁ!

 【祖は紅の中においての漆黒 前門を軋くモノよ 我が敵を喰らえ】

 『紅牙暴炎』」


ぎゃあ~!詠唱呪文だ!

吹っ飛ぶ~!


ボッゴオンッッッッッッ!


今日は、ホントに

ついてね~~~~~~~!


どうなる主人公。

あと、声の主の招待は!

次回、明らかに。

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