強い反撃
魔物の巣が近づいてきたが、その道中で先行していたダンテ達の部隊が巣から飛び出した魔物と既に交戦を始めたという報告を受けた俺達は急いでダンテの救援に向かう為に馬を飛ばした。
「ちきしょう、この間のメイルの時と同じだな」
「ですが、伝令兵は巣から飛び出してきたと申していました、ダンテ達は巣まで再接近していて我々の到着を待つつもりだったのでしょう」
「ああ、だが、俺達が到着する前に巣から魔物が飛び出し、戦う事になった」
「急ぎましょう、ダンテの部隊だけでは巣の魔物は抑えきれないでしょうから」
そうだな、確実に巣の魔物を倒す為に俺達騎士団にパリアの兵を加えたって形だからな。さすがにダンテが相手しているのは巣の魔物の一部だろうけど、それでも持ちこたえるのは難しいかもな。
「ひるむな!団長やジュン様が到着するまで俺達がこの戦線を維持するんだ」
「しかし副団長、数は敵の方が多いです、我らだけで持ちこたえるのは困難かと、ここはいったん後退するのが得策かと」
「俺達が少しでも後ずさりしたらあいつら近くの街や村を襲うぞ、そうさせねえ為にも俺達は踏ん張って、団長達の助けを待つんだ!」
ん?あそこに固まっているのはダンテ達か、どうにかまだ部隊は崩れていないようだ、よし!援護するぞ!
「ジュン様、まずは私にお任せを!」
「ああ、頼むぞ」
メイルが任せて欲しいと懇願してきたので、俺はまず任せる事としてメイルを先行させるとメイルは馬から飛び降りて魔物達に兵と共に斬りかかっていった!
「たああ!」
「!!メイル団長、間に合ってくれましたか!」
「大丈夫?ダンテ、ここからは私達も戦線に加わるわ、ジュン様もいらしている!」
「ジュン様もですか!よっしゃあ、これでこいつらは俺達の敵じゃねえぞ」
ダンテの部隊も俺達が援軍に来たことで士気が上がり、魔物に対して強く反撃に出た。メイルとダンテが頑張ってくれているな。よし俺も行くか!
「メイル!ダンテ!俺も戦線に加わる!待っていろよ!」
「ジュン様!待っていましたよ!」
「ご無理をなさらずに、奴らを倒してもまだ巣の中に魔物はいるはずですから!」
「分かっているよ、だけどここで俺だけ指をくわえているわけにはいかないだろう」
俺も部隊を指揮して突撃を試みる。体力の温存の為にとりあえずエレメントオーラは封印するが、俺達全員でならそれを使うまでもないし、気功スキルの剣技だって、俺は実戦で使えるレベルまで上げているからな。




