メンバー報告
兄アダムより出撃要請を受けた騎士団は出撃メンバーの人選をしていたが、俺は兄アダムに接近するチャンスだと思い、出撃メンバーに志願し、難色を示す騎士団長のメイルだったが副団長のダンテも俺のメンバー入りに助け舟を出して」、少し悩んだメイルだったが考えがまとまり俺に告げた。
「ジュン様、ジュン様がそこまでおっしゃるならばジュン様を出撃の人員に加えさせていただきます、但しまだ見習いであるので戦闘中は私の指揮に従っていただきます、よろしいですね?」
「ありがとうメイル、分かったそうさせてもらうよ」
「ダンテ、私がジュン様についていくから、今回は留守をお願いするわ」
「仕方ないですね、ジュン様の扱いは俺より団長のほうが分かっていますからね」
メイルがついてくるという事で、ダンテは今回は留守を預かることになり、更にメイルは騎士団の出撃メンバーの選出を終えた。
「以上の者達は今回の出撃に際し、アダム様の指揮下に入る事となる。無論私もだけど」
「はっ!」
「それじゃあ近々出撃命令が下るだろうけど、それまで訓練を怠りなきよう励みなさい!」
そういえばあのパリア、いつ頃出撃するか言ってなかったな、そこは肝心だろう。
「それじゃあ私はアダム様かパリア殿に出撃する人員が決定した事を告げてくるから」
「ああ、頼むぞ、もしかして俺の名前も言うのか?」
「おそらく気にされると思うのでお話しする事になるかと思いますが」
「俺が出撃すると分かると兄上はどういう表情をするんんだ?まさか俺の出撃を取り消そうとはしないだろうかな」
この段階で誰が出撃するかを告げるのか、まあ騎士にはそれぞれ私兵がいるし、騎士によっては多くの兵を連れてこれるからそれが気になるって事なんだろうけど、俺の名前を見てアダムはどう思うかだな。
「まあ、お願いするよメイル」
「はい、それでは行ってまいります」
メイルが兄達の元に今回の出撃メンバーの事を報告しに行っている間俺達は訓練して待っているとメイルが帰って来て俺達に決定事項を伝える為に俺達を1か所に集めた。
「みんな、先程アダム様に直接お会いできて、人員は伝えたわ、我らが兵を集める事を考慮して3日後に出撃する事が決まったわ」
「3日後ですか、それじゃあ早速触れを出さなければなりませんな」
「そうね」
「メイル、俺の事は何か言っていたか?」
「少々驚かれてはいましたが、出撃に反対する事はありませんでした、戦力として期待されているか、自分の力を見せつける機会であるかと考えているかは分かりかねますが」
兄の考えはともかく、これで少し兄に近づく機会ができたな。




