ミツキはメロメロを使った・・・その技に攻撃力は無かったはずだが?
魔王城内-クロエside
やっとこさやってきた魔王城。
何やら魔王様の後ろに死神がおりますが気にしない事にして、本来の目的として
「ミツキさん!やっておしまい!」
「んー?」
「ほら。さっきの打ち合わせ通りにお願い。(小声)」
「あー!あ◯ほらさっさー?」
若干気の抜ける声でミツキが分からないながらも返事をした後アリクイの威嚇の様なポーズをとり魔法を使った。
「魅了ー!がおー!」
「っ!シャットアウト・・・あ、クラウンが範囲外だ」
「へ?・・・ぐっ!」
魔王が魔法を喰らうまいと障壁魔法を使いクルリとアーサーを守ったが障壁の範囲からクラウンが外れていた。
「魔王様、あれはわざと?」
「ほら、どの様な効果かを確認しておかないと。」
クルリの疑問に対して笑顔で返答をした。こんなんでも子を持つ親です。
「どこも痛くは無かったが一体・・・っ!」
顔を上げ魔法を使用したミツキの方を見た瞬間クラウンの様子が変わった。
「可愛い。」
「お?」
「今まで見た事が無い程だ、顔つきは無表情ながらも身体全体を使って感情を表現をする所が良い。」
「んー?」
「今も尚続けるその威嚇の様なポーズが最高だ。」
思った事を口に出しながら少しずつミツキの方に進むクラウン
「あぁ、駄目駄目うちの子に近づかないで下さい。」
リリスとクロエが近づかせまいとクラウンを遮る。
「どけぇ!俺はお兄t「違うから。」だぞ!」
何処かで聞いたような発言をクロエが止める・・・あっぶね
「何故俺から愛する人を奪うのだ」
「魅了が効きすぎるなぁ、映像に残しておこうか・・・それにしても随分効果が強いわね?」
「全力で魔力使ったー」
「ふらふらじゃない!ほらマナポーション!」
クロエが振り向くとミツキがふらふらで威嚇のポーズをとっていたので慌てて回復を施す。
「ふぅ、焦ったぁ。・・・取りあえず魅了はもう止めていいよ。」
「わかったー」
魔力が回復したのを確認して魔法を止めさせる。
威嚇のポーズ止めたのは魔法の使用に動作が必要ではないがミツキが魔法を使用する際に熊の時にしていた威嚇のポーズを取り入れただけである。
ただこの威嚇のポーズはミツキの見た目との相乗効果が発生しており、1.5倍の効果が発揮されている。・・・すげぇなおい
「それで、その魔法の効果はどのくらい持続するの?」
一度落ち着いた雰囲気を察知した魔王はクロエに聞いた。
「魔法に掛かった対象が気づくか本人が解除するかかな」
「へぇ、なら暫くこのままでいましょう。その方が何か面白いし・・・で次はアーサーちゃんの番?」
「ひぃ!」
周囲がアーサーの方を振り向くとアーサーが震えていた。
魔王城-リズside
食後に城内を歩いているリズ、クラウンやアーサーを探していたが見つからなかった。
「何処に行ったのかな?いつもは直ぐに見つかるのに」
現在クラウン、アーサー、クルリの3名は魔王様によってお説教中であった。
「ん?」
上空から何かが流星の様に降ってきた。隕石のような衝撃や音は無かったが明らかに魔王城入っていった。
「何だろうなぁ」
リズは良い暇潰しが出来たと思ってワクワクしながらその場所に向かった。




