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違和感の正体は?
森を進む。
だが――
「またいないな」
動物が少ない。
「やっぱりおかしい」
カイトが言う。
「最近ずっとだよ」
ルクも頷く。
「何かいるんだろうな、強いやつが」
ガルドが笑う。
「いいじゃねえか」
「倒せばスッキリするだろ」
俺は頷いた。
「……行くか」
そう言うとユキが俺の服を噛んで引っ張り
「クゥン」
(あっち)
「あっちになんかいるのか?」
ユキの示すほうに向かうと現れたのは――
巨大な魔物。
「ビッグボアか」
突進型で、パワーが高い。
「来るぞ!」
ドドドドッ!!
突進。
「散れ!」
全員が同時に動く。
連携強化が発動している。
「右取る!」
「後ろ回る!」
「任せろ!」
完全に噛み合う。
俺は隙を見て――
「ここだ!」
急所へ一撃。
ザシュッ!
魔物は倒れた。
「……やばいなこれ」
ルクが笑う。
「もう負ける気しない」
俺も同意だった。




