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獣人の力
森を進んでいると、再び魔物と遭遇した。
今度はスピードタイプの魔物。
「俺が行く」
ルクが前に出た瞬間――
ルクの体が変わる。
耳が伸び、牙が覗く。
爪が鋭くなる。
半分、狼の姿。
「おぉ……」
俺は少し驚いた。
ルクが笑う。
「これが本来の姿」
一瞬で距離を詰める。
速い。
敵が反応できない。
一撃で倒した。
カイトも続く。
「俺も」
同じように獣化する。
ガルドは完全に力型だ。
「これが獣人だ」
三人は元の姿に戻った。
ルクが言う。
「今まであんまり見せてなかったけどね」
「必要な時だけ使うんだ」
「基本は人型か狼かどっちかが多いからね」
俺は頷く。
「なるほどな」
ユキが目を輝かせていた。
「クゥ!」
(かっこいい!)




