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新たな冒険
森の中を歩きだす。
今日からは街に着くまでの間野宿だ。
少し開けた場所を見つける。
「ここで休むか」
料理を作ると言っても、ここら辺で取れる薬草等の葉っぱや食べれるきのこを使った簡単なスープだ。
「いただきます」
食べ終わるとすぐ眠くなった。
⸻
次の日。
歩き出して少しすると、微かに草むらが揺れた。
「……?」
不思議に思い、草むらを見ると――
「ワゥ!」
狼が飛び出して、人の姿になる。
「セレン!」
「ルク、カイト、ガルド!?」
三人だった。
「セレン、なんでこんな所にいるの?」
「街を出て旅することにしたんだ」
「どこ行くの?」
「まだ決めてないけど」
少し考え、思い出したのは、勇者との旅の時に少しだけ見た海の景色だった。
「海を見たいかな」
三人の目が輝いた。
「海!?」
「いいな!」
「海とか行ったことねぇや」
ルクが笑う。
「その旅、俺たちも一緒に行ってもいい?」
俺は笑った。
「もちろん」
こうして、俺たちは一緒に旅をすることになった。
目指すは海。
新しい旅が始まる。




