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好きなものは好き

1~2話目より前のお話。


朝がくる。

制服に着替えて

いつもの時間に家をでれば



少年がそこにいる。



「おはよう!!」

「…おはよう」


少女は無口で

少年はおしゃべりで。

少女は無表情で

少年は常に笑っていて。


性格は真反対だった。


「今日文化祭の役決めだよね」

「そうだけど何か」

「いや、とくにないけど一緒だったらいいなーって」

「バカ」


少年はストレートすぎる。

単純馬鹿だ。

騙されやすいパターンの人間である。


でもそんな少年が



好きです。



性格とか関係ない。

好きなものは好き。

好きとは少年には伝えない。


自己満足。


それでいい。


恥ずかしいし。


ただそれだけ。

それだけ。







_____________








結局文化祭の役は少年とは違うけど。


「最高」

「…は!?」

「だって遠くから頑張ってる姿見れるじゃん」

「変態」


変なやつ。



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