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ドラゴン少女ライフ  作者: 雨竜
異世界転生性転換編
9/21

8話 ドラゴン少女生活(後半)

 元々は家を建てて、暮らすということも考えていた。

 あの最強ドラゴンにとっての隠れ家になればいいけど。

 「ナキちゃん、起きて下さい」

 ん?ルルか。

 そろそろ起きるとしようか。

 そして目を開ける。

 ここは?って異世界か。

 どうやら、寝ていたようだ。

 さてと、今日は何するか。と思っだけど、寝ていたから夕暮れになっている。

 ご飯を作らないとダメなのか?いや待てよ、ルルって作れないのか?

 「ルル?ご飯って作れる?」

 「はい。作れますよ」

 あ、これはラッキーかも。

 「あの、ナキちゃん。やり方を教えてください」

 「あ、そうだったね」

 この家は、オレがいた元の世界にしたから。分からないはずだルルにとって。

 オレはルルに、この家のことを教えた。具体的には、料理の仕方や部屋などを紹介した。

 「なるほど、分かりました」

 料理を待っている暇、簡単にこの家を紹介しようと思う。

 ルルに説明した通りに言う。

 まずこの家は2階建てで、1階はリビングや洗面所などがある。2階は、4つ部屋があってそれぞれ、自分の部屋とルルの部屋がある。2部屋はまだ使っていない。

 そろそろ出来たと思うので、食卓に行く。

 この世界に、オムライスというのがあると分かった。

 「これ、オムライスか?」

 「はい。そうです」

 頂きます。と言い食べる。

 うん。美味しい。

 「ナキちゃん、美味しいですか?」

 「美味しい」

 「それは、良かったです」

 この最強ドラゴンが料理できるなんて⁉︎と驚く。

 「あ、一応言いますけど、100年振りの料理です」

 100年振りの料理をよく、人に食べて貰えると思ったな。

 「まぁ、100年振りでも美味しいけど」

 「ありがとうございます」

 オレは食事を終えて、お風呂に入り寝る。

 ていうかこの家、なんか整え過ぎな気がする。

 水も出るし、火も出る。どこから蓄えているんだろう?魔法なのか?

 考えても、よく分からない。

 まぁ、暮らせるならいいや。

        ※

 朝になった。もう朝だ。

 さてと、やりたい事があったんだった。

 オレはルルを置いて、冒険者ギルド会場に行く事にした。ルルには事前に知らせてある。

 冒険者ギルド会場のクエスト掲示版を見る。

 朝早く、来ないとクエストが無くなるから来た。

 お金がないという訳でも無いが、異世界に来たなら、一度はクエストというのをやろうと思う。

 討伐系で、何かあるか?

 セーフのものは……。

 ウルーガを七匹か。それだと物足りない。

 ゴブリンの群れ1つ討伐でいいか。

 この2つやるか。合計金額は銀貨10枚か。

 取り敢えず、頼むか。

 「この2つのクエストをよろしくお願いします」

 「はい。分かりました。一つお願いがあります。最近、魔物の活性化が進んでいるので気をつけて下さい」

 魔物の活性化か。もしかして、あの最強ドラゴンを解いたからか?

         ※

 オレは森に行く。上位の森だ。

 以前と何か様子がおかしい気がする。

 こんなに凶暴だったか。

 今日のウルーガは、赤い目に黒い毛を纏っていた。

 以前は白いかったのに。

 文句を言っても仕方ないので、倒す。

 剣を装備して、自己流、氷のアイスソードで倒す。

 ん?避けた。

 あれ、おかしい?なぜここまで強くなっている?

 あの、受付嬢が言った通りか?確か、活性化してるって。いや、多分無いと思う。

 ここが、上位の森だから。

 魔術で。オレの魔術と魔法は多分、普通の人よりも早いと思うから。

 「火炎魔術 フレイム」

 よし、当たった。

 一匹倒した。

 何とか、魔術で倒すことで行かないと。

 そしてオレは、クエスト通りウルーガ7匹、ゴブリンの群れを倒した。

 ゴブリンは、そんなに強くなかった。

 冒険者ギルド会場に行って、報酬を貰う。

 飛んで、家に帰る。飛ぶのは遠いからだ。

 家に着く。

 「ただいま」

 「お帰りなさい。ナキちゃん」

 まだ、昼か。


 こうして、オレの女の子生活が始まった。


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