挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
恋って…何? 作者:み〜さん
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

17/29

ビッチって言うんですね。

「えーッ、最初から言うわね。加賀 琴子だけど怪しい動きは無いと思うの。ただ、やたら生徒会に出入りしてるかなぁ。クラスの中でもチョット浮いてる感じ。女子からはあまり良く思われてないみたいねぇ。男子は羽黒以外は遠巻きって感じかなぁ。あっ、それと前にいた高校だけど、チョット伝手を使って調べたんだけど、そっちでもやらかしてるねぇ。こっちと同じような事をやってたみたいだね。まぁ、向こうでは早々にボロが出て、転校せざるを得なかったようだけど。コッチも時間の問題じゃないかなぁ。」

 メモ帳片手に言う沙樹ちゃん。チョット得意げ?

「ふ〜ん、根っからのビッチなんだ。寂しいネェ。」

 足を組みウンウン頷きながら佐藤くんが言う。

「自分がどう見られるか、分かった行動だね。アレは。時と場所と人を選んでるから、タチが悪い。」

「その張り巡らされた蜘蛛の糸にまんまと絡め取られたと。ウチの生徒会は。」

 瑠美ちゃんが鼻で笑います。だよねェ。

「それも、たかだか2、3週間の間に。情けないねェ。」

 佐藤くん、さっきから言い方にトゲを感じるのですが…。

 隣に座る佐藤くんを上目遣いでチラ見する。

「山田は小さいから、イイの。」

 高い位置からニッコリとされた。

「ハァ?」

 何が?今のはどう解釈するべきなの?分からん。

「あのぉ……。よろしいでしょうかぁ。」

 手をそろそろと上げる宮野くん。

「何か分かった?宮野。」

 瑠美ちゃんがシャーペンで宮野くんを指す。何処のお偉いさん⁈

「あぁぁッ、羽黒君に頑張って近づいて見たんだけど、そのぉ…今やってる実験だとか、加賀さんの話は何時間でも話してくれるけど、噂の事に触れると、口が貝みたいに固くって…。」

 ソファーに座って身体をくねらせる宮野君。何でかな?イライラする。

「えっ?俺聞き出せたけど?」

 と言ったのは、パソコン部の加山くん。なんだかんだ言っても、接触してたんだ。真面目だね。…うん?じゃなくて、瑠美ちゃんが怖いとか?あ〜そっちの方がしっくりくる…かな?

 全員がザッと加山くんに注目した。

 瑠美ちゃんがシャーペンで話の続きを促した。やっぱり偉い人?

「なんかさぁ、交換条件みたいなんだ。」

「交換条件?どんな?」

 瑠美ちゃんの眉間にまたまたシワが。

「加賀さんにプロポーズして振られたんだけど、諦められないって言ったら、じゃぁ噂を流してくれたら、チョットだけ考えてもイイって言われたからって。」

 ああっ、コレはみんなを逆撫でするヤツだ!

「転校生美少女 加賀 琴子‼︎上等だっ!」

 瑠美ちゃんが立ち上がり叫んだ!顔が般若ッ!

「転校生美少女は、何処までも愚かなのだねぇ。」

 沙樹ちゃんの瞳がギラギラと捕食者の目になってる!

「いや〜本能だねェ…あっ、煩悩か?」

 佐藤くん、目が笑ってないよ⁈

「……フッ。」

 黒井くーーん‼︎

 部屋の中が寒いんですが、どなたかクーラーの温度下げました?

「イイッ!何が何でも、かなを守りきるんだ!美少女 転校生、加賀 琴子なんてビッチに負けてられないからねッ!みんな、ここが意地の見せどころだよッ‼︎」

 加賀ちゃんの言葉に、みんなが立ち上がり、部屋を震わせる鬨の声を上げた。団結力が更にパワーアップしてる⁈

「チョット!みんな落ち着いて‼︎」

 私も立ち上がって、叫ぶが、纏まった声には敵わない。

 と、その時、勢いよく部屋の扉が開いた。

「ゴメン、ゴメン。コンビニ寄ってたら遅くなっちゃって。」

「沢山買ってきたから、みんなで食べよ。」

「肉まんに、おでんでしょ、あとフライものと、デザートも買ってあるから!」

 袋を掲げ持ち、大きな声で言う、早川くん、栗田くん、相田くんの柔道部稼ぎ頭トリオ達。

 う〜〜ん……。ナイスタイミング?
ありがとうございます。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ