またまたレベルが上がりました!スキルも覚えたよ
スキルを獲得した様です。
早速『ステータス』画面を呼び出し確認をしてみる事にする。
名前:未設定
性別:♀
種族:異界の『玩具』。タイプ:ケモノ/キツネ
年齢:1歳
レベル:03(+1)
経験値:02/040
HP:20/20(+5)
MP:09/09
INT:06(+2)
DEX:08(+3)
VIT:05(+1)
AGE:08(+3)
スキル:共通語Lv.2 自己再生Lv.1 自己進化Lv.0 鑑定Lv.2 吸収Lv.0 立体機動Lv.0
スキル控え:なし
おー。スキルを新たに覚えてるのは良いんじゃが、
『吸収』とか『立体機動』とか一体なんじゃこれ?
早速『鑑定』してみるとするかの。
:吸収
任意の物を身体に吸収する。
:立体機動
狭い場所等でより高度に動き回る事が出来る。何も無い空間は蹴れない。
ふむむ。『吸収』が何故追加されたか獲得条件が分からんのじゃが、
『立体機動』とやらは結構ピョンピョン跳ね跳ね回ってたからじゃろうな。
多分。
てかスキルて何個まで装備出来るんじゃろうかの?気になる。
「ひょっとして全部外せたりするのかの・・・?じゃが今はとりあえず『吸収』を試してみるとするか。」
倒したばかりの魔森鼠に向き直り、念の為に顔をぶっ挿して『魔石』『吸収』と念じてみる。
一度では駄目で何度かぶっ刺しては試しまくってる内に心臓付近をぶっ挿した時にスキルが発現した。
『魔森鼠の魔石を吸収しますか? はい/いいえ』という通知窓がいきなり目の前に立ち上がる。
「ふむ。Lvが低すぎて『魔石』近くでないと『吸収』は出来ないと・・・。」
ここは慎重を期して『はい』を選択する。
うっかり全体を『吸収』して『魔石』を『吸収』出来なくては困るのだ。
「うむ?『魔石」を『吸収』したのに何も起こらんのじゃが?変じゃのう・・・あ。ひょっとして。』
と『ストレージ』欄を呼び出してみる。
「お。あったあった。死骸から『回収』しただけで直接変換はされないんじゃな。これは面白い。』
と『ストレージ』欄に収納されている『魔石』を確認した。
「つー事はこやつ自体を『吸収』するとどうなるのじゃ?」
今度は顔を突っ込まず右前脚を死骸に添えたまま『吸収』と念じてみる。
『魔森鼠を『吸収』しますか? はい/いいえ』と出るのでこちらも迷わず『はい』を選択。
一瞬淡く魔森鼠の死骸が光ったと思ったがそれだけだった。
『魔森鼠を『吸収』し回復と身体強化を試みましたが失敗しました。』
というログ窓だけが空しく目の前に浮かび上がる。
「・・・あーそうじゃろうなぁ。何てったって私『非生物』だし・・・体力とか満タンだしのぅorz」
多分ぶっ壊れかけの時でも無いと意味ないのだろうと今は放置する事にした。
『吸収』を覚えたのは偶然の要素が強く『魔力操作』を観よう見真似で真似しようとしたりした結果だったりしてる様です。




