魔物が現れた!(VS魔森鼠)
自業自得の結果ですが
調子に乗って狩りまくってたら周辺が蟲やら鼠やらの血の匂いしまくり状態じゃった・・・反省。
いやこっちは打撃中心じゃから自身で切り裂くのは不得意なんじゃが
木や石なんかに叩き付けたりしてるとどうしても血が飛び散ってのぅ;
本来なら『証拠隠滅』とかして新たな敵を呼び込むのを阻止するんじゃろうが。
小さい移動範囲内で手っ取り早く荒稼ぎするにはこれしか無かったんじゃ・・・南無南無。
無論一箇所での殲滅はさけて移動しては狩り移動しては狩りしとるん心算じゃったんだが、
少々やり過ぎたのか妙な雰囲気のする動物が向こうから現れたのじゃ。
なんというか独得の雰囲気がする気配が私の屠った連中の死骸の方からしてるとは思ったんじゃが、
時間経過と共に強大になっていくというか・・・不穏な空気が伝わって来たので
こっちもビビッて狩りを中止し倒したばかりのムカデ(中)の死骸を囮に近くの木の後ろに潜伏中。
程なくして独特な雰囲気のする奴が目の前のムカデの死骸を喰いに現れたので早速『鑑定』する。
:魔森鼠(肥大) HP35/35 (状態:飢餓)
食べまくって魔力操作を覚えた森鼠。纏った魔力で身体を強化しており森鼠(大)より巨大化した。
身体維持の為の魔力操作の効率が悪く魔力を補充する為に慢性的な空腹感を抱えておりかなり攻撃的。
って、もしかしなくてもこやつを強化しちゃったのって私かよっ!
あ。鼻をヒクヒクしてこっちを窺っておる。こっちは『非生物』じゃからバレにくいとは思うが・・・
ギロッ。と赤い目がこちらを見透かす様に向き、そやつはたちまち戦闘態勢に入って突進して来た。
「む。気配でバレたかっ?」っとこちらも木の後ろから飛び出て防御体制に入る。
丸々としている割には敏捷も高いらしく、突進をかわされても直ぐにこちらに向き直る。
涎を垂らしもはや目に付いた物は何でも齧り付きそうな兇悪な顔をしているソレの目は濁っている。
「喰い気優先か。半ば私の撒いた種じゃ。きっちり狩り取ってやらんと他に迷惑じゃな。」
と全身をバネにして再びの突進を避けつつ回避ついでに尻尾を叩き付ける。「ドカッ」
「なんか硬っ!魔力を帯びてる分硬い様じゃの。お?」
とこっちをそっちのけで足元のムカデの死骸を食べ始めた。流石喰い気優先である。「ムシャムシャ。」
「・・・いや、あれは喰い気というより『魔力変換』じゃな。やっかいじゃの。」
と喰べた分だけ増大した『魔力』に警戒する。
「しかし他者に対してあれだけ『魔力』が漏れて観えてるというのはかなり効率悪過ぎじゃろ。」
と駄々漏れに近いだろう可視出来る『魔力』の流れに突っ込みを入れる。
「こちらはまだ『魔力』がどういうモノか知らんかったがお陰で助かったわぃ。感謝せねばな。」
と観よう見真似で『魔力操作』が出来ないかやってみる。
「ギャルオゥ!」そんな事にはお構いなしに魔森鼠はまたこちらに突っ込んで来た。
ひらりとかわしたその先には木の根元があった。「ドッシーーーン!!」と思いっきり激突する。
「成る程。魔力酔いだか何だか知らんがもはやマトモに思考も出来んか。こうなると哀れじゃの。」
:魔森鼠(肥大) HP32/35 (状態:混乱) ・・・
フラフラになりながらも立ち上がって来た魔森鼠を挑発し再び自爆を誘う。「ドッシーン!」
「っち。まだ『魔力操作』を身に付けられるだけの余裕は無いかっ。ほれほれこっちじゃこっち!」
とピョンピョン飛び跳ね周りながらも自爆を誘っていく。「ドッシーーン!」「ドッシーーン!!」
「グ。ギャガァ・・・」と何度目かの突進から2脚で立ち上がった魔森鼠はついに仰向けに倒れ付した。
用心しながら近づくとピクピクと泡を吹きながらもまだ息の根がある。
:魔森鼠(肥大) HP03/35 (状態:瀕死) ・・・
「すまんの。私にはあれ以外にお主を屠れる術が無かったのじゃ。苦しませて悪かったの。」
と侘びを入れつつ尻尾でビタンと止めを刺してやる。前両脚で首コキでも良かったかも知れないが。
「さて・・・。『魔物』の類いである以上は『魔石』がある筈じゃがどうしようかの?」
と魔森鼠の死骸を前に考えようとした時、例のファンファーレが鳴ってレベルアップが告げられた。
まともに倒せないなら地形も利用するのも手ですよねー(棒
魔森鼠が魔力酔いしてたのは必然でしたが毎回こうは旨く行かないと思う




