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番外編 (年の始まり)カルフォス王<父>とルー<幼いカルフォス>
父の頬ずりで喜ぶ小さな子ども、
我が子ルー、いたいけなこの子を置いて、
カルフォスは、幾度も戦場を駆け巡る。
せめて今だけは、年が終わり、年が始まる今だけは
愛しいこの子の傍に居てやりたい、
めいいっぱい抱きしめてやりたい
「さあ、ルー、父上のお膝にお乗り、
火の傍は、とても暖かい・・・・冷たいお前の手を温めてあげよう」
抱きしめたこの子は、柔らかい子どもの匂いが
するのに、少しいつも血の匂いがしている。
それは、私も同じ、
でも、
せめて、今だけは、今だけは・・・




