12 ジェンダーと家族政策
12 ジェンダーと家族政策
海賊党は、現代のジェンダー政策と家族政策を支持する。それは、私的なことに関する自己決定の原則に基づいており、これはドイツ基本法の第一条に成文化されている。海賊党は、私たちの政治にますます多様化するライフスタイルを尊重してもらいたいと思う。全ての人が、生活の様式と彼らの好む平等な共同生活の種類を自由に選ぶことができなければならない。共同生活のモデルは、個人の搾取や正当化されない個人の利益の追求に基づいてはならない。
12.1 ジェンダーと性的アイデンティティ/志向の自由な自己決定
海賊党は、ジェンダーと性的アイデンティティ/志向の自由な自己決定を尊重し、促進する政策の味方である。他者による特定のジェンダーや性的役割のいかなる割り当ても、私たちは拒否する。ジェンダー、性的役割、性的アイデンティティ/志向に基づく差別は、間違っている。性的役割のモデルの結果である社会構造は、個人の要求に配慮せず、それゆえに克服されなければならない。
・海賊党は、公的機関のジェンダー情報の収集に反対する。過渡的な手法として、政府によって自動的にジェンダーが登録される代わりに、個人が自分自身のジェンダーを選べることが許されなければならない。
・子供に男女どちらかに固有の名前をつけることを親に強制する法律は廃止されなければならない
・半陰陽の子供に対する性割り当ての手術は、これが子供の自己決定権を妨げる場合に許容されなければならない。
12.2 自己決定されたジェンダーあるいは性的アイデンティティと志向の世界的な承認と保護
ジェンダー、性的アイデンティティ、性的志向による迫害は間違っている。そのような迫害が、ある人の出身国で、政府あるいは非政府行為者によって、公式あるいは非公式に支持されているならば、それは政治的避難所を要する正当な理由として認められなければならない。このことは、被害者が自分の性的アイデンティティあるいは志向を証明することを要求しない。性的アイデンティティや志向がその土地の基準から逸脱していれば、人々はそのために差別され、犯罪者扱いされる。このような種類の差別や犯罪者扱いを私たちは拒否する。逸脱したジェンダーあるいは性的アイデンティティや志向は、病気あるいは倒錯として分類されてはならない。
12.3 共同生活の自由な自己決定
海賊は、共同生活のモデルが多数であることを支持する。公的な政策はライフスタイルの多様性に配慮し、共同生活の望ましい形を真に自由に選択することを可能にしなければならない。単に歴史的な構造に基づき選ばれたモデルの優先的な財政的扱いを、私たちは拒否する。
・海賊は、結婚とシビル・ユニオンの完全な法的平等を支持する。
・共同生活のあらゆる形式が、シビル・ユニオンの状態を獲得できなければならない。シビル・ユニオンを、二人より多い人たちの登録された婚姻関係へ拡大するという構想が開発され、実施されなければならない。
・シビル・ユニオンは、フランスのPACSモデルから形作られた、市民の連帯契約の形式をとらなければならない。市民の連帯契約は、権利のより柔軟な移転を容易にし、簡素化され、より安価な離婚手続きを提供しなければならない。婚姻前契約は現在では国家の独占になっているため、これを結ぶ権利を公証人に与えなければならない。
12.4 自由な自己決定と家族への支援
海賊党は、その中で人々が互いに責任を引き受ける、ライフスタイルのモデルが平等に認められることを支持する。選ばれたモデルに関係なく、子供を育て、弱者を支援する共同体は特別な保護を受ける価値がある。私たちの家族政策はそうした共同体に平等な法的地位を与えることを目的とする。
・人々が子供の世話をする平等な機会:子供を持つことが差別や不利益を導いてはならない。ジェンダーあるいは性的アイデンティティ/志向は、より多くあるいはより少なく育児に参加する特権や義務の理由となってはならない。私たち海賊は、本当の自由な個人の意思決定を妨害あるいは複雑なものにする、現行の社会的期待を解消することを支持する。
・結婚した夫婦のための課税分割は廃止されなければならない。個人や共同体に対する財政上の特権は、子供を世話する人や弱者のために与えられなければならない。
・ライフスタイルの選択での自由な自己決定を可能とするための充分な保育サービスがなければならない。出生の時から始まる保育に対する法律上の権利がなければならない。
・子供を持つことは、ジェンダーアイデンティティあるいは志向から独立していなければならない。同性の生活共同体が子供を産み、養子をとり、育てるということが許されなければならない。




