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これで完結です。
短いので、前の話と纏めても良かったかも。
私、──樋口さとみ──は屋上にいた。
体育座りをして、空を見つめる。
夕暮れを過ぎて、少しずつ夜が近づいてきている。
そろそろ閉められてしまう。
ギ~、バタン
屋上の扉が開いた。宿直の先生だろうか。
視線を向けると、そこには山城君がいた。
何故・・・?
二人の間を魔法でない風が吹き抜ける。
なんとなく、心に浮かんだ言葉をポツリポツリ吐き出す。
「始めて学校をサボっちゃいました」
「一日中、考えていました」
「なんでこんなにダメなのかな」
「ずっと、一日中ここに?」
イラついている様子の山城君の言葉に首を縦に振る。
「・・・」
昨日から一人で何度も試したが全く反応しない。
何か喋ろうとした私を山城君がさえぎる。
「知ってる。もう、魔法少女は終わった。ゼロにもどったんだ」
「・・・・」
「・・・・」
山城君は黙ったまま私の横にきて、何も言わずに座った。
「・・・・」
「オレが樋口さんのことを好きって言ったらどうする・・・?」
「・・・信じられません」
「オレも信じられない」
彼はそう言って苦笑いする。
でも、そう言って山城君は話始めた。ーー今までの数日間と、これからを。
大昔に書いた小説なので、ぶっ続けて、投稿しました。
これを書いた頃は、今の様なバトルものの魔法少女アニメはなかったと思います。
練習を兼ねて投稿しましたが、どうだったでしょうか。




