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少し考えたガムルは
「そうだなぁ…… 水中都市では何があるか
わからないからな…… 準備を整えよう!」
と言い、数日、ディオの港町に留まることにした。
数日後。旅支度を整えたガムルらは水中都市の
情報を得ようと町の酒場に立ち寄った。
「水中都市のことを何か、知らないか?」
ガムルらが酒場にいる者らに聞いたが酒場にいる者らは
口々に
「水中都市?…… 冗談だろう?……
あれはおとぎ話に出てくるモノだろう?」
と言い、ガムルらのことを笑った。
『やっぱり、作り話なのか?……』
ガムルらががっくりと肩を落とし、酒場を
後にしようとするとガムルらは店の奥から
視線を感じた。
ガムルらが店の奥に目をやると一人の老人が
怖い顔をし、ガムルらのことを睨み付けていた。
ガムルは恐る恐る、老人に近寄り、
「あの~…… 水中都市のことを何か、
知りませんか?……」
と老人に水中都市のことを聞いた。
老人は怖い顔でガムルらのことを睨み付け、
お酒を飲むだけで何も答えなかった。
『ダメか……』
ガムルらが諦めて、帰ろうとすると老人は小さな声で
「知っているぞ!……」
と呟いた。
一瞬、聞き逃そうになったがガムルは立ち止まり、
老人の方に振り返ると
「知っている?…… 本当ですか?……
お、教えてください! 水中都市のことを……」
老人にそう言った。
老人は飲みかけのお酒を飲みながら
「あんな所に何のようだ?……」
ガムルに聞くとガムルは老人に水中都市に
聖剣の在り処がわかるかもしれないことなどを話した。
「そうか…… あそこに行きたいのか?……」
老人はお酒を飲みながら、ガムルらにそう言うと
「はい!……」
ガムルらは一斉に頷いた。
老人はお酒を飲む手を止め、顔を曇らせながら
「やめておいた方が良い…… 死にに行くようなモノだ!」
ガムルらに水中都市に行くのをやめるように言った。
だが、諦めきれないロンは
「どうしてもこの者達を水中都市に連れて
行ってやりたいんだ! お願いだ! 行き方を教えてくれ!」
老人に水中都市の行き方を聞いた。
老人は暗い顔をしたまま、
「どうしても行くのか?……」
ガムルらに再び、聞くとガムルらは一斉に頷いた。
老人は大きなため息を吐き、飲みかけのお酒を飲み干すと
「よし!わかった!…… わしが水中都市の入り口まで
連れて行ってやろう!…… その代わり、とても危険じゃぞ!
覚悟するんだな……」
ガムルらを水中都市の入り口まで連れて行くことにした。
「危険なのは承知の上だ!……」
ガムルらは酒場で知り合った老人の道案内で水中都市に
向かうことにした。
「出航!……」
ガムルらはロンの海賊船に乗り、水中都市の入り口が
ある場所に向かう為、舵を南に切り、ディオの港を
出航した。




