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その言葉は…ズルい

 送られてきたダンボールを開けると中には大量のBoxとカードファイルやスリーブ等があり今日から君も立派なカードゲーマーになろう!というありがてぇありがてぇ物でした。なんでぇ…?じいちゃんの方を見ようとしたら顔を反らしました。裏切り物ぉ!?でもこうなったら自分だってそうする誰だってそうする。明日ルナに聞けば良いか



 ―――

 自由時間になりルナにあれは何だと聞くことにする…というか聞かないと心がヤバぁい!ルナは…あ、居た!


「お~い!」


 ぱっと笑顔にならないで?心が痛むからさぁ…そんな事はどうでも良くはないがさっさと聞かなければ!


「フフッ、あの大量のBoxやスリーブは何って聞きたいのね」


「わかってるなら話が早い!あれは何!?」


「あれは全て貴方の物よ、あれで自分だけのデッキを作ってね。そしてまた対戦しましょう!」


 なるほどねぇ…いやまぁ理には適ってますけどね…?だとしてもね?流石に相談ぐらいはしてくれよ…


「それは…ごめんなさいね。貴方と遊ぶのが楽しくて…ね」


 ぐ、ぐぬぬぬ。それを言われると弱いんだがそれでも楽しかったなら良いか…と思っていると足音が聞こえてその方向を振り向くと女子が何人かこっちに向かって来ている。自分なんかした?


「ちょっといい?」


 あぁ、これは駄目だあの目は自分は幾度となく見てきた。あれは己は正しいと思っている目だ。


「……何」


 ルナはとても不機嫌な声で反応したなぁ。まぁ…気持ちは分かるが、流石に大丈夫…だよな?


「私達のグループに入りなさい」


「何で」


「何でって、男とつるんで遊ぶなんて辞めて、私達と遊びなさい」


 何だコイツ、女子至上主義か?でもそれだけじゃないんだろうな。寝たフリをして周囲の話を聞くことがあるが、皆口を揃えて可愛いとか言ってた(多分)そしてルナは殆ど1人で居たから私は一人ぼっちのルナを入れてあげましたよっていう優しさを見せつけ、他の女子グループより私の所を選んだという優越感が得られる。凄いねぇ。


「嫌だ」


「えぇ、これからよろし…え?」


「もう1回言ってあげる、嫌だ。私は貴方のグループには入らない。」


「…なるほど。じゃあ他のグループにも入らないのね?」


 ルナはこくんと頷いた。


「そう、悪かったわね。時間をとらせて。」


 と言って去っていった。ケンカにならなくて良かった。でも


「ルナ!?流石にあれは」


「後悔しない選択をしろってお父さんからよく言われてた。それをしただけ。そして」


 そう言ってルナはこっちを向いて微笑みながら


「彼女のグループに入るより、貴方と遊んだ方が私は楽しいの!」


 その言葉は……ズルいなぁ。顔が熱くなっていくのが良く分かる

遅れてすみませんでした…

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